旅の日程とルート

ペルー旅行記4 マチュピチュ遺跡観光


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4日目 マチュピチュ遺跡



今日はいよいよマチュピチュ遺跡へ

朝6時にホテルをチェックアウト。アグアスカリエンテスの街中にある入場券売り場へ
そして、朝食としてサンドイッチを買い、また、雨が少し降っていたので、簡易レインコート(ポンチョと地元の人は言っていた)も購入し、マチュピチュ行きのバス乗場に到着

ここからマチュピチュまでは、日光のいろは坂のようなクネクネした山道をバスで昇り15分ほどで辿り着く
朝早いのか、あまりお客さんは乗ってない
それでも出発し、あこがれのマチュピチュへ

このとき雨は止んでいたが、すごい霧
前がほとんど見えない
それでも、マチュピチュへ入場

細い歩行者専用の道を少し行くと、マチュピチュ遺跡内に入った
やはり、霧であまり見えない
仕方ないので、少し高台に昇り、しばらく待っていると...

霧が晴れてきた
見えてきたー あの写真やテレビで見たあの光景が


マチュピチュ遺跡


一番向こうにワイナピチュの山、そして縦に細長く、マチュピチュ全体の見える最も絶好のポイント
霧が、右から左へ移動し、その隙間から、あの光景が繰り返し見えてくる
霧の合間から見えるマチュピチュは、神秘的ですばらしかった

人工的、かつ、計画的に作られた石造りの街並み、その周りを黄緑色の芝や低木が囲む
このコントラストが、世界ナンバーワンの世界遺産に最もふさわしい雰囲気を作り出している

高台から降りて、遺跡の中心部の太陽の神殿へ向かう
建物は屋根がなくなっているが、石を積み上げた壁が残っている
そう、クスコで見たあのインカ帝国の石積みの技術がここでも生かされている
きっちりと積み上げられ、カミソリ一枚も通さない精密な技がここでも見られる

太陽の神殿


街の中心広場には、日時計があり、これにより時間はもちろんのこと、影の長さなどにより、カレンダーとしての役割もあったとのこと

日時計


この街の特徴のもうひとつ、水道
今日は雨が降ったこともあって、水の流れがよくわかる
上流から下流へ、地球の重力を利用し、町中に水が流れるようになっている
これが、今現在でも機能しているとは驚きだ


さらに奥に進み、一番先にあるのがワイナピチュという名の小さな山
本当はここに登って、先ほどとは逆の方向から見たマチュピチュ遺跡を見たかったのだが、残念ながら、工事中で進入禁止。残念

朝7時から12時頃まで、マチュピチュ遺跡の隅々まで歩いて、すばらしさを堪能しました

段々畑


段々畑




住宅街
 



住宅街


リャマ



遺跡からの風景。川と列車が見えた

これからマチュピチュへ行こうとしている方にアドバイスがあります
先に他の世界遺産を見てから、できるなら最後にマチュピチュを見たほうがいいです

理由は先にマチュピチュを見てしまうと、どうしても他の遺跡がショボく見えてしまうからです。
それほど、マチュピチュは感動です
やはり、一生に一度は行くべき遺跡に推薦できます

マチュピチュ観光は終了
バスに乗ってアグアスカリエンテスへ
そしたら、いましたグッバイボーイが
ネットとかでは、勉強の妨げになるとかで中止されたとか見たんだけど、ちょうど学校の休み期間(南半球だから秋休み?)らしく、見ることができました

小学生くらいの一人の男の子が民族衣装を着て、クネクネ降りていくバスの車窓から、何度も手を振っていました

道の構造を知っているので、単に男の子がショートカットしているのは分かっているが、数分ごとに何度も同じ男の子が現れるのは、不思議な感じがする

同じバスに乗っていた日本人ツアーの現地ガイドの人が一人1USドルづつチップあげてください。と言っていた
僕はそのツアーに参加しているわけじゃないけど、バスを降りたところで待っていた彼に1USドル渡してしまった
たぶん、今回のバスだけで20ドル以上の収入。小学生であることと、現地の物価を考えると、ちょっと多すぎのような気もした

まだ、列車の出発まで2時間ほどあるので、食事と、お土産屋さんを覗いたりした
アグアスカリエンテスの駅の前は巨大なお土産屋さん市場
無数のお店があるが、今お土産を買ってしまうと、旅の終了まで荷物が重くなってしまうのでここはガマン
この旅、最後の都市、リマまでお土産の購入は控えておこう

アグアスカリエンテス駅前のお土産屋

午後3時、列車に乗り込み、アグアスカリエンテスを後に
昨日の列車は夜だったが、今日は明るい昼なので、窓からの景色が見られる
アンデスの山の中を走り抜ける列車の車窓は、日本の列車の風景とはまた違い、新鮮でした

約2時間でオリャンタイタンボに到着
ここで、バスに乗り換え
バスの中では疲れがピークに達して、ほとんど寝てました
バスはいつの間にかクスコ市内へ
うまくアルマス広場の近くで降りることができ、無事ペンシオン八幡に着くことができました

ペンシオン八幡には、おとといよりも宿泊者が増えていて、合計6人で夕食に
おとといのメンバーのほかに、アルゼンチンのブエノスアイレスから1ヶ月かけてここまで辿り着いた女性二人組みと、札幌から来た大学生T君。彼とは後日再会することに

女性二人組みはすでにスペイン語がかなり話せるようになっている。僕もスペイン語が話せるようになりたいなあ

みんなといろいろ旅行の話をしていると、やはりボリビアはすばらしいらしい
特に、今の季節、雨季のウユニ塩湖は、塩の上に1cm弱の水が一面に溜まっていて、全体が鏡のようになっていたとか
本当に行きたくなったが、今回の日程では絶対に無理

ボリビアの首都ラパスだけでも行ったほうがよさそうなので、急遽ボリビアに足を踏み入れることを決定
それでも日程がきついので、明日、チチカカ湖の湖畔にある町、プーノに向けて出発することにした

さっそく宿に帰って、明日の準備をして就寝
明日は、プーノに向けて出発

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