旅の日程とルート

ペルー旅行記6 チチカカ湖ボートツアーでウロス島へ


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6日目 チチカカ湖


今日はボートにのってチチカカ湖1日ツアー

朝早く起きて、ホテルの周りを少し散歩

プーノのカパックインホテル前の通り


昨日は夜、プーノに着いたので町の景色が見えなかったが、明るくなってからプーノの街を見てみると、ビルも多く、お店もかなりあって、思ってたより大きな街であることがわかる

朝8時頃、ホテルにチチカカ湖ツアーへのピックアップバンが到着し、港まで乗せていってもらう
港には20人ほどが集まった
僕以外はヨーロッパ系の人ばかり

ボートに乗り込み、チチカカ湖ツアーに出発

今日は、曇りがちの天気


ボートには座席のある部屋になっている部分と、階段を昇って、甲板部分と座席のある部屋の上に登ることができる
さっそく、部屋の上に登り、外を眺めた

遠ざかるプーノの街


だんだん遠くなっていく、プーノの港と街、そして、その反対側は、何も遮るものがないチチカカ湖の水平線
風がとても気持ちいい。今は3月だが、南半球では秋
暑くもなく、寒くもなく、最高の季節に来ることができたようだ

ここチチカカ湖は、海抜3890mの場所に、琵琶湖の約12倍(8300平方メートル)の広さがある
ボートに乗っていると海の上にいるような感じがする
しかし、ここは富士山より高いところにある湖なのだ

このチチカカ湖には、国境線がある。ほぼ真ん中を南北に国境が走り、西側がペルー、東側がボリビアだ
今回はペルー側の町であるプーノから出発したので、ペルー側の西半分の範囲内のツアーである

最初に到着したのは、ウロス島
ウロス島といっても、ひとつではなく、無数に島が点在している

そして、これらの島はなんと浮島なのだ
チチカカ湖に生えているトトラという植物、日本の葦に似ている植物を積み重ね、島にして、その上に家を建てて、そこで暮らしている

さっそく、上陸してみる

ウロス島


かなり下の方までトトラが積み重なっているらしく、ほとんど揺れることはない
歩く部分は、水面から50cmくらい上で、湖水がしみてくることはない
もちろん、地面に相当するところは、トトラという葦を横にして重ねてあるだけなので、やわらかいが、足を取られるようなことはない

トトラ

家は木でできていて、軽くしなければならないようで、それほど大きくない。島の上に置いてあるだけのようだ

ひとつの島の広さは150から200平方メートルくらい
ここに一家族6から10人ほど暮らしているらしい
家畜(にわとり)も飼っている
そのほかに魚を捕ったり、プーノなどの街へ働きに行ったり、僕たちのような観光客にみやげ物を売って生計をたてているようだ

川や湖などの水底に柱を立てて、固定させ、家を作って生活しているところは、他の国で何箇所か見てきたが、完全に浮いて生活しているのを見るのは初めてだ。とても興味深い


そして、この島を後にして、次に学校のある島へ葦船(5ソル)で移動した

葦船


さすがに学校は建物が大きく、湖の底から柱を立てているようだ
しかし、建物以外の部分、例えば校庭は、トトラを重ね合わせた浮島だ

ウロス島の学校


もちろん、他の島に比べたら、広いが、日本の小学校の校庭に比べたら、かなり狭い
あいにく、学校は休みのようで、子どもはいなかった

このウロス島、とても興味深く、そして楽しく観光ができた


ボートに再び乗り込み、ここからさらに2時間ほどの船旅
タキーレ島へ向かった
タキーレ島は、プーノから45kmほど離れており、結構時間がかかる

そして、やっと到着。天気はかなり良くなってきた

タキーレ島の港

かなり大きな島で、中央には山がある
下船後、みんなで山の上に向かって、ハイキング

なだらかな登り坂で、ゆっくり歩けば、息が激しくなることもない
ただし、やはり標高3900メートルを超える場所であるため、高山病に注意しながら、何度も休憩をとりながら、ゆっくりゆっくりと進んだ

歩道の両側は畑や原野が広がる

タキーレ島の道と畑


ヤギを何頭も連れている女性や農作業をしている男性など、みんなオーラと挨拶してくれる。こちらからもオーラと挨拶を返す

眼下に真っ青なチチカカ湖が見えてきて、とっても気持ちいい

タキーレ島から見たチチカカ湖


30分ほど歩いて、山の上にある町の中心部に到着した
ここで食事をとり、みやげ物やを覗いたりしてしばし休憩

街の真ん中には広場、そして教会や伝統的な建物が囲んでいる

タキーレ島の中心市街

東京まで16,335キロメートル


ここから、別ルートを通り、ボートの留まっている場所を目指す
今度は下り道

山の反対側からの眺めも、最高

タキーレ島の門


30分くらいでボート乗場に到着
滞在約2時間のタキーレ島だったが、チチカカ湖と山と豊かな自然を十分満喫できました


ボートはプーノに向かって戻っていきます
みんな疲れたのか、座席で寝てしまっている人が多数
僕もしばし、睡眠

帰りにもう一箇所ウロス島に寄っていきました

ウロス島の展望台からの眺め


僕は一度島に降りたが、すぐにボートに戻って、睡眠
かなり疲れてました


夕方5時過ぎ、僕たちを乗せたボートはプーノの港へ到着
みなさんお疲れ様でした

プーノの桟橋


ここで、ツアーで一緒だった人たちに別れを告げ、それぞれの宿泊場所へバンに乗って帰っていきました

プーノに来たら、ぜひチチカカ湖へ
とってもお勧めです



明日はボリビアのラパスへ行くので、バスチケットをさがしに街へ
ホテルからそれほど遠くない旅行代理店ですぐに買えました

それからボリビアの入国にはパスポートのコピーがいるそうなので、写真屋さんで1枚コピーをとりました

街の市場にも行ってみました
見たことのない野菜や果物、とても楽しかったです

適当にレストランに入り、メニューと呼ばれる、チチカカ湖の魚(マスだと思う)の定食を食べたら、日が沈みかけていました
夜のプーノはとても治安が悪いというので、急いでホテルへ帰り、まったりと過ごしました

明日は、とうとうボリビアに入国。そしてボリビアの首都ラパスへ

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