旅の日程とルート

タイ旅行記2 バンコクからハジャイへVIPバスの旅


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2日目 バンコク・ハジャイ(ハートヤイ)


昨日、ハジャイ行きの鉄道、バスの両方ともチケット購入を失敗しました。(詳しくはこちらをクリック)

今日朝一番でサイタイマイ(バンコク南バスターミナル)へ行って当日券の購入に賭けてみる
はたして、ハジャイ行きのバスチケットは購入できるのか?


僕はこの時知らなかったんですが、タイ国内の長距離バスを事前に日本からインターネットで予約する方法があったんです。(詳しくはこちらをクリック)
もっと早く知ってればなぁ。こんなに慌てなくてもすんだのに



朝4時に起床。すぐに準備し、今回泊まったプロムラチャダーホテルをチェックアウト
ホテル近くのラチャダーピセーク通りまで歩いて行ってタクシーを拾い、サイタイマイへ



あいかわらず、バンコクのタクシーは猛スピードで走る。怖い
特に、今は朝早いので、道は空いている

バンコクを東西に分けるチャオプラヤー川を渡り、バンコクの西側エリアへ

チャオプラヤー川


ラチャダーピセークからサイタイマイバスターミナルまでは20km以上はあるはずなのだが、20分弱でサイタイマイに到着


さっそくサイタイマイ・バスターミナルビル2階のチケット売り場へ
ハジャイ(ハートヤイ)行きのチケット窓口はすでに開いていた
空席があった。なんとかバンコクを脱出できる。ひと安心

バンコクからハジャイまでのVIPバスは一人1100バーツ。高い

ファーストクラスバスは800バーツくらい
バンコクからハジャイまではVIPでもファーストクラスでも、どちらも12時間もかかるらしいので、少しでも快適な方がいいと判断し、VIPバスのチケットを購入してみた

このハジャイ行きVIPバスは午前7時に出発
まだ2時間くらいあるので、朝食を食べたりして時間をつぶす


7時少し前、バスが来た
早速乗り込むと、横に3席。前の席との距離もある
リクライニングも十分可能
なんとシートにはマッサージがついている





E君(タイ人の友達。今回のタイ・マレーシア旅行のパートナー。詳細はこちら)も満足そう
VIPバスにして正解でした

まもなくバスは出発
約12時間のバスの旅が始まった


バスには飛行機で言うところのキャビンアテンダントの女性が一人いて、制服を着ている

バスが動き出してすぐ、その女性が、水と食事やお菓子の入った箱を配りに来る

食事はご飯に肉と野菜を炒めたものが乗った、いわゆるぶっかけご飯だが、味はまあまあ

それより、お菓子がいっぱい。ちょっと多すぎ



あとは、ひたすら到着を待つのみ
12時間はやっぱり長い
途中で何回か休憩で止まる

でも車内ではやることがない
朝4時起きだったので、何時間か寝たが、やっぱり暇
持ってきたiPod Touchで音楽を聴いたり、ゲームをしたりして時間をつぶしました




夕方6時過ぎ、バスはバンコク以来もっとも大きな街に入ってきた
ハジャイの街の中に来たようだ

バスはしばらくしてバスがいっぱい停まっているところに到着
E君に他の人にタイ語で聞いてもらうと、終点のハジャイ・バスターミナルに着いたらしい



さっそく下車
ここからが問題
E君が言うには、タイ南部は治安が良くないらしい

地球の歩き方を見ると、タイ国鉄ハジャイ駅前に安宿が多い
マレーシアのペナン島行きミニバスも、ハジャイ駅前から出ているらしいので、その辺りに向かうことにした

E君は僕に英語を話すなという
外人と分かると、ボッタクリに会うかもしれないからだと
僕は了承し、話をするときは、E君の耳元で小さな声で話した

E君が周りの人にタイ語でハジャイ駅に行く方法を聞いてくれた
ソンテウ(小型トラックの荷台に屋根と座席をつけたもの。一人10バーツ)に乗っていくと行けるらしい

ソンテウ


ソンテウに乗車
辺りは暗くなり始めている
20分くらい乗車後、運転手がここで降りろという
この先を歩いていくと駅があるらしい

地球の歩き方の地図を見ながら駅の方向へ歩いていく
人通りはそれほど多くない


E君が現地の男性にタイ語で、この辺りにホテルがあるかと尋ねると、 この辺りにホテルはない。郊外にはあるので連れてってやるとのこと

どうやらこの男性は、タクシーの運転手だったようだ
E君はこの男性の言うことを信じて、連れて行ってもらおうと言う


これはやばい。タイ人がタイ人をだまそうとしている


もしかして、僕が外人だということがばれたのかも
一応、僕は中国系タイ人のふりをしていたつもりだったんだが...


E君にもう少し歩けばホテルはいっぱいあるので、タクシーを断るように説得した

E君はちょっと不満そうだったが、やっぱり地球の歩き方の地図のとおり、もう少し歩いたら、安宿がいっぱいある地区に入ってきた

こういったことは、旅の経験を重ねてきた僕の方が、正しい判断ができる。E君はちょっと勉強になったみたいだ



中国系のホテル(旅社ともいう。看板に漢字で○○飯店と書いてある)に適当に決めて、チェックイン。500バーツ先払い
部屋は、昨日泊まったバンコクのプロムラチャダーホテルに比べるとあまり良くないが、一泊だけなのでOKとした


ハジャイ駅前あたりは、中国華僑の人が多いようで、漢字の看板のお店がたくさんある
そして、バンコクとの大きな違いは、マレーシアの国境に近いからか、ムスリム(イスラム教徒)が多い
ヒジャブ(髪を隠すためのもの)をかぶっている女性が多い


仏教徒、ムスリム、中華系、いろんな人がいるが、うまく暮らしているようだ

実は、1ヶ月ちょっと前の2012年3月31日、僕たちが宿泊しているホテルからすぐ近くのリーガーデンズ・プラザ・ホテルの地下駐車場で自動車爆発テロが起こっていた
爆発による建物火災で3名死亡、300人以上が負傷した
やっぱり、ハジャイは危ないなあ



早速、夕食を食べるためハジャイの街へ

タイ料理の食堂に入った。やっぱりタイ料理はうまい
一応、明日は国境を越え、マレーシアに入国し、ペナン島に行く予定だから、当分タイ料理は食べられない



ホテルに戻り、フロントの女性にペナン島への行き方を尋ねてみた
1ブロック先のキャセイゲストハウスの前からペナン島行きミニバスが出ている
3時間でペナン島に行けるらしい


今日はバスの長旅、かなり疲れました
ホテルに戻り就寝


明日は、タイとお別れ
国境を越えてマレーシアに入国。マレーシア北部のリゾートの島、ペナン島へ

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