タイ旅行記3 ハジャイからペナン島ミニバスで国境越え

3日目 マレーシア入国


今日は、ハジャイからミニバスでブキッ・カユ・ヒタム国境を通過し、ペナン島へ

朝、7時、目覚まし時計(iPod Touch と 携帯電話)が鳴った
E君は朝の目覚めが良い。僕の方がなかなか起きられない
昨日のバンコクの朝4時起きもE君主導だった
旅の友としては、心強い

朝食を食べに、ハジャイの街へ
昨日の到着が夜だったので、今朝が始めて明るい時間に見るハジャイの街並みだ

夜は静かだったが、朝はとても活気がある
結局、昨日の夕食と同じ食堂でタイ料理を食べる


すこし散歩した後、ホテルに戻り、荷物をまとめてチェックアウト
ペナン島行きミニバスは、キャセイゲストハウスの前から出発する
すぐキャセイゲストハウスが見つかった

チケットはキャセイゲストハウスのフロントで買えた。一人350バーツ

キャセイゲストハウスのロビーで30分ほど待つと、ミニバス(10人乗りのワゴン車)が到着


早速乗車。乗ったのは、僕たち二人のほかにヨーロッパ系男性2人
全部で4人だけ
この時期は旅行者は少ないのか


出発。すこし走ると、旅行代理店らしきところの前で停車
旅行代理店から人が出てきてパスポートをくれと言う

地球の歩き方には、入国書類の代筆料金としてお金を取られる場合があるので、パスポートを渡さないようにと書いてある(後で気付いたのだが)

みんな手渡していたので僕も手渡した

5分くらいでマレーシア入国用の記入用紙を挟んだパスポートが帰ってきた
お金は請求されなかった

多分、正規にタイに入国しているか、マレーシアにビザなしで入国できるかをチェックしていただけのようだ
マレーシア入国用の記入用紙は、自分で記入する必要がありました

ということで、2012年5月時点では、ハジャイのキャセイゲストハウス前から出ているペナン島行きミニバスは、パスポートを回収されても問題ありませんでした


約1時間で国境に到着
運転手からここで降りて、タイ出国手続きをするように言われる
イミグレーションを超えたところで待っているとのこと


4人でミニバスを降りてみると、イミグレーション前は大行列
スワンナプーム空港もイミグレーションはいつも混んでいるが、ここは屋外。かなり暑い

仕方ないので列に並んでひたすら待つことに
20分くらい並んでなんとか出国手続きが終わりました


ミニバスが待っていたのですぐに乗車
エアコンが効いてて涼しい

5分くらいで今度はマレーシアのイミグレーションに到着
国境はどこにあったかよくわかりませんでした


マレーシアの入国手続きは建物の中
エアコンが効いていて涼しい

それに、タイ側と違って、ぜんぜん並んでいない。あっという間のマレーシア入国手続き終了
E君も無事に入国完了
E君のパスポートを見せてもらうと、有効期間が30日
僕は90日。タイパスポートと日本パスポートではマレーシアに滞在できる期間が違うらしい
少し得した気分。でもそんなに長く滞在するわけではないので、あまり関係ないんだけれど

さきほどと同じようにミニバスが待っていてくれて、乗車
ここからは、ひたすらペナン島を目指すことに

ペナン島まで、あと1時間
ただし、タイとマレーシアの間には1時間の時差がある
時計を1時間進めた


アロースターを越えて、まもなく大きな街に入ってきた
ペナン島の対岸の街、バタワースだ
もし、バンコクから寝台列車で来ていたら、ちょうど今頃バタワース駅に到着していただろう


バスで来たことによって、ハジャイにも滞在できたし、まあ、良しとしよう


バタワースとペナン島の間には、とても大きな橋が架かっている
その大きな橋を渡り、しばらく走り、街の一角でミニバスは止まった

運転手は到着したと言う
ここはどこ?と尋ねると、ジョージタウンのチュリア通りだとのこと


ジョージタウンはペナン島の最大の街
チュリア通りはジョージタウンの中でも安宿が集まっている地域
このあたりに泊まろうと考えていたので丁度よかった

ヨーロッパ人男性2人もペナン島は初めてだという
2人とはお別れし、僕とE君は宿さがし


まず両替
マレーシアの通貨はリンギッド(RM)。1万円で380RMだった
タイバーツが1万円で3800バーツなので、RMはバーツから0を一つ削ればよい。とても分かりやすい


とにかく暑い。E君はタイ人なのに、暑さに弱い。僕よりも暑い暑いと言っている


近くにあるオリエンタルホテル(東方飯店とも書いてある)に入ってみた
一泊85RMとのこと
部屋を見せてもらうと、意外にきれいで、8階なので、眺めも良い
もちろんエアコンつき

ここに決定。チェックインしてから、ご飯を食べに外に行こうと誘っても、E君はエアコンの効いた部屋から出て行きたくないと言う
うーん。E君はやっぱりバックパッカーにはなれないのか

オリエンタルホテルからの眺め



しばらく涼んで、腹もへってきたので、E君とご飯を食べに行くことにした
このホテルの近くに中華街があるようなので行ってみた


やっぱり中華料理のお店が多い
E君が積極的にお店の人に料理のことなどを尋ねている
もちろん彼はマレー語も中国語も話せないので英語で

今朝までタイにいるときは、E君が僕以外の人と話す時は、ほとんどタイ語を話していたが、ここマレーシアに入国してからは、E君は英語しか話していない
あたりまえのことなんだけど、なんとなく、彼が旅人として少し成長したような感じがした

適当に食堂に入って、中華料理とマレー料理を何品か注文して食べた
僕は比較的、何でも食べれる方なんだけど、E君はやっぱりタイ料理が好きなようで、この食堂の料理はいまいちだと言う


食事後、中華街を少し散策したが、やっぱり暑い
ホテルの近くにあるセブンイレブンで飲み物を調達し、部屋に戻った


事前の調査不足で、ペナン島で何が面白いのか分からなかった
地球の歩き方を見ていると、島の中央部にペナンヒルという山があり、一人4RMでケーブルカーで登れるらしい
そして、その山の上からの景色がとてもきれいと書いてある

ここに行こうと提案すると、E君は外は暑いといいながらもしぶしぶOKした


ロビーの人に尋ねると、ジョージタウンで一番高い建物であるKomtaからペナンヒル行きの路線バスが出ているらしい
早速出発
Komtaへはこのホテルから歩いて10分くらい


少し道に迷いながらも、何とかバスターミナルに到着
路線バスは一人片道2RM。約30分ほど乗ると、このバスの終点ペナンヒルの麓に到着

辺りは少し暗くなり始めていた
ケーブルカーのチケット売り場に行くと、ななななんと、料金が一人35RMになっているではないか
地球の歩き方に書いてある4RMはなんだったのか

さすがのE君もそんな本捨ててしまえと怒っている
山は雲がかかっていて、登ったとしても、景色は見れなさそう

二人で相談して、登るのをやめました


ペナンヒルに行くことを提案した僕はE君に謝ると、やさしいE君は許してくれました
結局、同じバスでジョージタウンへ帰ることに

夕方の渋滞で、往路よりもさらに時間がかかって、45分くらいで終点に到着
ところが、ここはKomtaではない

港がすぐ近くにある
地球の歩き方の地図で確かめると、バタワース行きフェリー乗場の前のバスターミナルだった

ホテルまで歩いて帰ることにした
途中からチュリア通りに入ると、とっても賑やか
昼は暑すぎて、人通りが少ないけれど、涼しくなってきたこの時間帯は、子どもも大人も集まってきている


明日、クアラルンプールに向かうため、旅行代理店を探した
すぐに見つかった
ペナン島からクアラルンプールまでのバスは、一人37RM
明日の朝7:30に、この旅行代理店に集合、約5時間でクアラルンプールに着く


この後、夕食はインド料理のお店に行きました
E君は、カレーは大丈夫みたいだ

昼の暑いときは、ホテルの外に出るのを嫌がってたE君。夜、涼しくなると、とっても元気。よかった、よかった
でも、これが本来の人間の行動なのかも
暑い昼間でもせかせかと観光する日本人の方が異常のような気がしてきた

ということで、今日のペナン島は、これといって何をしたというわけでもなく、終了


明日は、バスでクアラルンプールへ


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