旅の日程とルート

ペルー ボリビア旅行記1 ダラスとマイアミで乗継


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ペルー・ボリビア旅行スタート


2006年3月に2週間のペルー・ボリビア旅行へ行ってきました

最大の目的はペルーのアンデス山脈にある空中都市、マチュピチュ遺跡を訪れること
マチュピチュ遺跡は行ってよかった世界遺産の調査ランキングで、いつも第1位
謎に包まれた世界一美しい遺跡。感動しました

マチュピチュ遺跡


ただし、ペルーとボリビアは日本から見て、地球の反対側
むちゃくちゃ遠いです。
飛行機の移動だけでも、片道24時間以上かかりました
でも、それだけの時間をかけても行く価値は十分にありました

それでは、ペルー・ボリビア旅行記スタート




旅の準備


いつもどおりのバックパッカー一人旅
持ち物はいたってシンプルです

航空券

往路
名古屋-成田(全日空)
成田-ダラスフォートワース-マイアミ-リマ(アメリカン航空)
リマ-クスコ(LANペルー航空)

復路
リマ-マイアミ-ダラスフォートワース-成田(アメリカン航空)
成田-名古屋(全日空)

メインはアメリカン航空の成田-リマ往復。これに1万円の追加料金で全日空の名古屋-成田往復を追加で買いました
リマ-クスコの片道航空券はLANペルー航空のウエブサイトで旅行出発前に購入しました。現地リマ空港でも購入可能のようです


ビザ
ペルー、ボリビア、経由地のアメリカの3カ国とも日本パスポートをもっている方はビザ不要です


お金
現金のほとんどをアメリカドルで持って行きました


その他
バックパック 40リッターのグレゴリー
サブバック、衣類、カメラ、パスポート、地球の歩き方ペルーボリビア編など

そして、今回、初めて持って行ったのが、旅の指差し会話帳
いろんな種類がある中、選んだのはペルー・スペイン語編
ペルーでは英語がほとんど通じないらしい
この本を買って、現地で使うことはもちろん、旅行前に、スペイン語を少し勉強しました

挨拶、はい、いいえ、数字、買い物、トイレなど、旅に必要と思われる単語
実は、大学生の時、第二外国語でフランス語を少し勉強してて、同じラテン系言語であるスペイン語は似ているところがある程度あったため、ちょっとだけ覚えやすかったです




1日目 セントレア~成田~ダラスフォートワース~マイアミ


朝1番のセントレアから全日空国内線で成田空港へ。約1時間。あっという間に着きました
実は、成田からダラス行きのアメリカン航空は、夕方発
6時間以上、やることがないので、成田空港からJR成田線で15分くらいの佐倉駅の前のサウナで時間つぶししました

出発2時間半前。成田空港に戻り、アメリカン航空カウンターでチェックインしようとすると、僕の好きな通路側の席がないとのこと。窓側もない
みんな、事前にネットとかで席を確保しているらしい
やばい、13時間もある今回の旅で最長区間の航空機が中央の席なんて(もちろんエコノミー)

成田空港のアメリカン航空機


午後7時、成田空港を出発
搭乗してみると、たぶん搭乗率90%以上
この飛行機はボーイング777型機で、座席の配置は横に2-5-2
僕の席は横5席の真ん中だったが、最終的に両端と真ん中の僕で、5人席を3人で
さらに、一番後ろの席だったので、後ろを気にせずリクライニングはいつでもOK
ほかの席はほとんど埋まっていたので、両側の人たち(たぶんアメリカ人)と俺たちはラッキーだなと話してました

初めて乗ったアメリカン航空。サービスは言われていたほど悪くはないし、ちゃんと各座席に液晶ディスプレイがついてるし、両側が空席だったのもあって、思ってたよりも快適な空の旅でした


一晩越えて、13時間後、ダラスフォートワース空港に到着

ダラス・フォートワース空港のトラム


アメリカ合衆国に入国手続きし、3時間ほどの空港に滞在しマイアミ行きのアメリカン航空国内線に乗り換え
ボーイング737型機で満席

マイアミ空港到着
乗継時間4時間ほどで、あっという間のアメリカ合衆国を出国し、リマ行きのアメリカン航空のボーイング737型機に搭乗
また満席。マイアミ~リマ間は約6時間だが、こちらは通路側の席を確保できた

時差の関係で、ここまで、セントレアを出発した日と同日
深夜12時過ぎ、ペルーの首都、リマ空港行きアメリカン航空機はマイアミ国際空港を出発した


明日は、リマ到着、そして、一気に標高3400mのクスコへ


いよいよ行き当たりばったりのバックパッカー旅行スタート
いきなり富士山の山頂より高いところへ行って高山病は大丈夫なのか?
いったいどんな旅になるんでしょうか?

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ペルー ボリビア旅行記2 リマからLANペルーでクスコへ


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2日目 クスコ到着


深夜12時過ぎにマイアミ空港を出発したアメリカン航空機は、2回目の夜を過ごし、朝6時、ペルーの首都、リマ空港に到着

ここから、さらに4時間の空港滞在の後、今度はLANペルー航空でクスコ空港へ
いままで飛行機に乗ってきた時間に比べると、あっという間の約1時間
LAN航空はそんなに込んでなかったし、機材も新しいようで快適でした

セントレア空港を出発してから約30時間、クスコ空港に到着しました

クスコ空港のLANペルー航空機


これからが旅の本番。いざ、スタート


覚悟はしていたのだが、やはり空気が薄い
ここは標高約3400メートル。高山病に気をつけないと

空港からタクシーに乗ってクスコの中心、アルマス広場へ
ここから本日泊まる予定のペンシオン八幡に歩いて向かう

クスコのアルマス広場

アルマス広場からペンシオン八幡までは、階段を昇らなければならず、タクシーは入れない
歩き方の地図で見るとたった約300m
ほとんど階段の昇りなのだが、これがむちゃくちゃきつい

角度はそれほど急なわけでもないのだが、空気の薄さのため、少し歩いただけで、息が激しくなる
途中、2回ほど休憩をとり、やっとのことでペンシオン八幡の入り口へ
たった300m でも今までで一番きつかった300mだった

ペンシオン八幡の近くの階段


ペンシオン八幡の中に入ると、オーナーの日本人、八幡さんが迎えてくれた
もちろん予約はしていないが、余裕でドミトリーにチェックインできた
同じ部屋にはもう一人、Kさんが滞在
Kさんは明日、マチュピチュに行くとのことで、僕も便乗することに
一緒に列車のチケットを買いに行くことにしました

Kさんは南米一周旅行中
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスを出発し、最南端ウシュアイアへ行き、南極ツアーにも参加したそうだ


それから、ボリビアに入り、ウユニ塩湖に行き、ラパスからチチカカ湖・プーノを経由し、クスコに到着した

ラパスはボリビアの首都
南アメリカ大陸の中央部で、あまりヨーロッパに侵食されていない、本当の南米が見られるとのこと
いろいろボリビアのことを聞いていると、行きたくなってきた

実は、僕は出発前、今回の旅行はペルー国内のみの旅行を考えていた
休暇はたったの2週間。ボリビアに行ける余裕はあるのか?

2人でアルマス広場からタクシーに乗ってマチュピチュ行き列車のチケット売り場へ
かなり込んでいて、やっと順番が回ってきた
明日の列車に乗りたいというと、クスコからの列車は満席とのこと

がーん そんなに混んでいるとは...
3日後ならあるとのことだが、僕たちは時間がない

それなら、クスコとマチュピチュの中間の駅、オリャンタイタンボからマチュピチュに行く列車なら明日乗れるよ。クスコからオリャンタイタンボまでは、路線バスで行けばいい とチケット売り場の人が言う

結局、明日、夕方5時オリャンタイタンボ~アグアスカリエンテス(マチュピチュの山の麓にある街)あさって午後3時アグアスカリエンテス~オリャンタイタンボのバックパッカークラスの往復チケットをGET

この後、クスコの街を散策
クスコは昔、インカ帝国の首都だった街
街並みはスペインによりヨーロッパ風になってしまったが、その土台には、インカ文化の独特な石積みが残されていて、古代の建築技術の高度な技が今でもあちこちに見られる
古代インカと中世ヨーロッパの雰囲気が融合して、とてもきれいな街だ

クスコの街並

ただし、ここクスコでもスリや強盗が多く、特に人のいない裏道では発生率が高く、十分気をつけなければならない

今晩の夕食は、アルマス広場近くのレストランに、Kさんとペンシオン八幡に宿泊していた日本人女性Sさんと3人でペルー料理を食べに行きました

アルマス広場はクスコの観光の中心なのに、英語が通じない
Sさんはスペイン語を話すことができ、お店選びや注文まで全部おまかせしてしまいました
Sさん、どうもありがとう

いろいろなペルー料理を注文し、みんなでシェア
そこでペルーで特徴的なのが、チリと呼ばれるたまねぎやピーマンなどの野菜と唐辛子を酢漬けにした、辛い調味料
かならずどこのレストランでも付いてきました
辛いものが大好きな僕には最高の調味料でした

初めてのペルー料理、とてもおいしかったです

夜のアルマス広場を少し散歩してから、ペンシオン八幡に戻り、ペルー滞在1日目終了


明日は、マチュピチュの山麓の町、アグアスカリエンテスへ向けて出発

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ペルー旅行記3 クスコからマチュピチュ遺跡へ


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3日目 クスコからバスでオリャンタイタンボへ オリャンタイタンボで列車に乗換えアグアスカリエンテスへ



今日は、宿が一緒だったKさんと一緒にクスコからマチュピチュの山麓の街、アグアスカリエンテスに向かいます

昼過ぎ、まだまだ時間があるが、何が起こるか分からないバックパッカー旅行
余裕を持ってクスコのオリャンタイタンボ行きバス乗場へ
明日の夜、またクスコに戻り、ペンシオン八幡に泊まるので、大きな荷物は宿に預け、身軽な1泊2日のショートトリップ

オリャンタイタンボ行きバス乗場


バス乗場に到着したが、あと30分くらい出発まで時間があるので、腹ごしらえやおやつを買ったり、バス乗場周辺をぶらぶらして時間をつぶす
そして、バスに乗り込み出発
約2時間、ペルーの郊外の風景を初めて見ながら、オリャンタイタンボに到着

オリャンタイタンボは小さな村、鉄道の駅を中心に街が構成されている
そして、オリャンタイタンボにも遺跡がある
しかし、今回はあまり時間がないのと、そこへ行くのに急な昇り階段があって、とても無理だと判断し、やめておきました

駅周辺で時間をつぶして、午後6時、駅のホームに列車が到着し、旅行者は一斉に乗り込みいよいよ、アグアスカリエンテスに向けて、出発進行


アグアスカリエンテス行きバックパッカーズクラス列車


約2時間の列車の旅。暗くて周りは見えない
帰りの列車は明るい時間なので、車窓からの眺めは明日、帰りの列車で楽しむことにしよう

マチュピチュの山麓の村、アグアスカリエンテス到着
アグアスは水、カリエンテスは熱い  つまり「熱い水」
なんとここは温泉の町だったのだ

駅には宿の勧誘にたくさんの人が集まっている
Kさんと相談し、一人の宿についていくことに決定
宿には温泉からのシャワーがでるとのこと

アグアスカリエンテスはホテルが供給過剰で競争が激しいらしく、クスコに比べ宿代が激安。シングルで5USドルだった
Kさんと僕はそれぞれシングルにチェックイン
もう、夜9時、早速温泉シャワーを浴びよう
でも、あまり温かくない
当然バスタブもない
まあ、この値段なのでしかたないか
あまり、日本の温泉みたいなところを期待しないほうが良いかも

明日、朝早くからマチュピチュに行くため、今晩は早めに就寝



明日は夢にまで見たマチュピチュ遺跡へ

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ペルー旅行記4 マチュピチュ遺跡観光


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4日目 マチュピチュ遺跡



今日はいよいよマチュピチュ遺跡へ

朝6時にホテルをチェックアウト。アグアスカリエンテスの街中にある入場券売り場へ
そして、朝食としてサンドイッチを買い、また、雨が少し降っていたので、簡易レインコート(ポンチョと地元の人は言っていた)も購入し、マチュピチュ行きのバス乗場に到着

ここからマチュピチュまでは、日光のいろは坂のようなクネクネした山道をバスで昇り15分ほどで辿り着く
朝早いのか、あまりお客さんは乗ってない
それでも出発し、あこがれのマチュピチュへ

このとき雨は止んでいたが、すごい霧
前がほとんど見えない
それでも、マチュピチュへ入場

細い歩行者専用の道を少し行くと、マチュピチュ遺跡内に入った
やはり、霧であまり見えない
仕方ないので、少し高台に昇り、しばらく待っていると...

霧が晴れてきた
見えてきたー あの写真やテレビで見たあの光景が


マチュピチュ遺跡


一番向こうにワイナピチュの山、そして縦に細長く、マチュピチュ全体の見える最も絶好のポイント
霧が、右から左へ移動し、その隙間から、あの光景が繰り返し見えてくる
霧の合間から見えるマチュピチュは、神秘的ですばらしかった

人工的、かつ、計画的に作られた石造りの街並み、その周りを黄緑色の芝や低木が囲む
このコントラストが、世界ナンバーワンの世界遺産に最もふさわしい雰囲気を作り出している

高台から降りて、遺跡の中心部の太陽の神殿へ向かう
建物は屋根がなくなっているが、石を積み上げた壁が残っている
そう、クスコで見たあのインカ帝国の石積みの技術がここでも生かされている
きっちりと積み上げられ、カミソリ一枚も通さない精密な技がここでも見られる

太陽の神殿


街の中心広場には、日時計があり、これにより時間はもちろんのこと、影の長さなどにより、カレンダーとしての役割もあったとのこと

日時計


この街の特徴のもうひとつ、水道
今日は雨が降ったこともあって、水の流れがよくわかる
上流から下流へ、地球の重力を利用し、町中に水が流れるようになっている
これが、今現在でも機能しているとは驚きだ


さらに奥に進み、一番先にあるのがワイナピチュという名の小さな山
本当はここに登って、先ほどとは逆の方向から見たマチュピチュ遺跡を見たかったのだが、残念ながら、工事中で進入禁止。残念

朝7時から12時頃まで、マチュピチュ遺跡の隅々まで歩いて、すばらしさを堪能しました

段々畑


段々畑




住宅街
 



住宅街


リャマ



遺跡からの風景。川と列車が見えた

これからマチュピチュへ行こうとしている方にアドバイスがあります
先に他の世界遺産を見てから、できるなら最後にマチュピチュを見たほうがいいです

理由は先にマチュピチュを見てしまうと、どうしても他の遺跡がショボく見えてしまうからです。
それほど、マチュピチュは感動です
やはり、一生に一度は行くべき遺跡に推薦できます

マチュピチュ観光は終了
バスに乗ってアグアスカリエンテスへ
そしたら、いましたグッバイボーイが
ネットとかでは、勉強の妨げになるとかで中止されたとか見たんだけど、ちょうど学校の休み期間(南半球だから秋休み?)らしく、見ることができました

小学生くらいの一人の男の子が民族衣装を着て、クネクネ降りていくバスの車窓から、何度も手を振っていました

道の構造を知っているので、単に男の子がショートカットしているのは分かっているが、数分ごとに何度も同じ男の子が現れるのは、不思議な感じがする

同じバスに乗っていた日本人ツアーの現地ガイドの人が一人1USドルづつチップあげてください。と言っていた
僕はそのツアーに参加しているわけじゃないけど、バスを降りたところで待っていた彼に1USドル渡してしまった
たぶん、今回のバスだけで20ドル以上の収入。小学生であることと、現地の物価を考えると、ちょっと多すぎのような気もした

まだ、列車の出発まで2時間ほどあるので、食事と、お土産屋さんを覗いたりした
アグアスカリエンテスの駅の前は巨大なお土産屋さん市場
無数のお店があるが、今お土産を買ってしまうと、旅の終了まで荷物が重くなってしまうのでここはガマン
この旅、最後の都市、リマまでお土産の購入は控えておこう

アグアスカリエンテス駅前のお土産屋

午後3時、列車に乗り込み、アグアスカリエンテスを後に
昨日の列車は夜だったが、今日は明るい昼なので、窓からの景色が見られる
アンデスの山の中を走り抜ける列車の車窓は、日本の列車の風景とはまた違い、新鮮でした

約2時間でオリャンタイタンボに到着
ここで、バスに乗り換え
バスの中では疲れがピークに達して、ほとんど寝てました
バスはいつの間にかクスコ市内へ
うまくアルマス広場の近くで降りることができ、無事ペンシオン八幡に着くことができました

ペンシオン八幡には、おとといよりも宿泊者が増えていて、合計6人で夕食に
おとといのメンバーのほかに、アルゼンチンのブエノスアイレスから1ヶ月かけてここまで辿り着いた女性二人組みと、札幌から来た大学生T君。彼とは後日再会することに

女性二人組みはすでにスペイン語がかなり話せるようになっている。僕もスペイン語が話せるようになりたいなあ

みんなといろいろ旅行の話をしていると、やはりボリビアはすばらしいらしい
特に、今の季節、雨季のウユニ塩湖は、塩の上に1cm弱の水が一面に溜まっていて、全体が鏡のようになっていたとか
本当に行きたくなったが、今回の日程では絶対に無理

ボリビアの首都ラパスだけでも行ったほうがよさそうなので、急遽ボリビアに足を踏み入れることを決定
それでも日程がきついので、明日、チチカカ湖の湖畔にある町、プーノに向けて出発することにした

さっそく宿に帰って、明日の準備をして就寝
明日は、プーノに向けて出発

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ペルー旅行記5 クスコからプーノ間でバスが故障


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5日目 クスコ プーノ


今日は、クスコを出発し、チチカカ湖の街、プーノへバスで向かいます

朝10時、クスコのペンシオン八幡をチェックアウトし、宿のオーナー八幡さんと宿泊者にお別れを告げ、プーノに向けて一人旅を再開
アルマス広場からタクシーを拾い、バスターミナルへ

クスコのバスターミナル


プーノ行きの時間を確認すると、あと30分ほどで出発するバスがあるとのことなので、そのチケットを購入

バスは50人くらい乗れる大型
見た目は、比較的きれいで、地球の歩き方によく故障すると書いてあるが、このバスなら大丈夫だろう、とこのときは思った


午前11時、ほぼ満席でクスコのバスターミナルを出発
最初のうちは、クスコ市内を走り、建物が多いが、しばらくすると郊外へと進み、アンデスの自然がいっぱいの光景が目に入ってくる

バスからの風景 道路と平行して線路が走っている

さすがに標高3400メートルを越す場所を走っているので、風景は日本のものとは、かなり異なる
あまり高い木はなく、低い木が多いので見晴らしが良い


さらに2時間ほど走ると、クスコ-プーノの間で最も高い場所、なんと標高4000メートルを超える場所にさしかかる
一面に広がる緑色の草、ここには木はない
そしてさらに遠くに全く木の生えていない山が見える
こんな、とてもきれいな場所をバスは走っていった

しかし、ここでアクシデント

バスがだんだんスピードを落としてきて、大丈夫かなと思っていると、とうとう道端でストップ
故障したらしい

故障したバス


バスの運転手と、もう一人バス会社の人が車体の下にもぐりこみ、修理しているみたいだ

僕も海外で何回かバスの故障を経験してて、いつも、しばらく修理をすると、故障が直り、出発していた
今回も大丈夫だろうと思っていた
他の乗客も、バスの外に出たりして、のんびりしてたので、比較的安心していた

ところが、1時間くらい経っても直る気配がない

まだ直らないバス


そして、バス会社の人がスペイン語で何か言っている
残念ながら、乗客は地元の人ばかりのようで、英語の分かる人はいなさそう
そして、乗客たちは、通過するほかの路線バスに乗っていくではないか

これはもしかして、完全にバスが故障したので、これ以上進めないと言っていたのではないか
やばい。ここはアンデス山脈でも最も高いところで、しかも回りに街はない
こんな所では、夜を明かすことはできない

路線バスの小型バスがたまに走ってくるが、僕の乗ってきたバスの乗客が数人乗るとすぐ満員

近くにいたペルー人の男性が、話しかけてきてくれたが、英語は通じない
もちろん僕はスペイン語が話せず、とりあえず、「プーノ プーノ」と言ってみたらたら、プーノに行きたいということを、理解してくれたみたいで、一緒に次にくる路線バスを待つことに

標高4000メートル超でアクシデント


そして、 小型の路線バスがやってきた
すでにこのマイクロバスは立ち席も含めて満席に近い状態だったが、男性が僕を強引にバスの中に引き込んでくれ、なんとか乗車できた
まだ、クスコからの大型バスで一緒だった人のうち、残っている人はかなりの人数だ

立ちっぱなしで約2時間くらい、マイクロバスは、比較的大きな町に到着した。ここがこのバスの終点のようだ
後で地図を確認したのだが、たぶんプーノ手前のフリアカという街だと思う

このマイクロバスが止まった場所と、ここからプーノへ行くバスの乗場は異なるようで、僕を誘導してくれた男性は、市内を走るタイでいうトゥクトゥクみたいな乗り物で僕を別のバスターミナルへ連れてっいてくれた


5分ほどでバスターミナル到着
料金は男性が払ってくれたみたいだった
お金を渡そうとするといらないとポーズするので、ここはお言葉に甘えてお礼を言った

さらに、プーノ行きのバスをいろんな人に聞いて、見つけてくれて、このバスに乗ればよいという感じで、乗場まで連れて行ってくれた
僕にはお礼を言うしかなかった
そして彼は去っていった

彼がそもそもこのバスターミナルに来る必要があったのか、僕だけのためにここに来たのか、まったく分からない
ほんとに助かりました。どうもありがとう
グラシアス ムーチョ


バスはプーノに向けて出発

1時間半ほどで、プーノのバスターミナルに到着

すでに夜7時
外は真っ暗。プーノはクスコよりさらに治安が悪いらしい

タクシーに乗り、Kさんが泊まったところで、おすすめだという、プーノ中心部のホテル、カパック・インへ
ホテルのフロントの男性は、なかなかいい人で、いろいろ相談に乗ってくれる
日本人大好きみたいで、歓迎してくれた。もちろん英語はOK
ただ、今の季節はオフシーズンらしく、6台くらいのベッドがあるドミトリーに宿泊したが、僕一人だけ。貸しきり状態

食事と飲み物を買いに行きたいとフロントの男性に言うと、やっぱり夜は危ないとのこと
ホテル前の大通りからあまり離れないほうが良いらしい

もう、お店はほとんど閉まっていて、人通りも少ない
テイクアウトのサンドイッチと飲み物を買ってホテルに戻った

チチカカ湖のツアーがあるかと尋ねると、ここで予約できるらしい
明日の1日ツアーもまだ大丈夫みたいで早速予約

明日は朝から夕方まで、ボートに乗ってチチカカ湖ツアー
今日は本当に疲れました

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ペルー旅行記6 チチカカ湖ボートツアーでウロス島へ


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6日目 チチカカ湖


今日はボートにのってチチカカ湖1日ツアー

朝早く起きて、ホテルの周りを少し散歩

プーノのカパックインホテル前の通り


昨日は夜、プーノに着いたので町の景色が見えなかったが、明るくなってからプーノの街を見てみると、ビルも多く、お店もかなりあって、思ってたより大きな街であることがわかる

朝8時頃、ホテルにチチカカ湖ツアーへのピックアップバンが到着し、港まで乗せていってもらう
港には20人ほどが集まった
僕以外はヨーロッパ系の人ばかり

ボートに乗り込み、チチカカ湖ツアーに出発

今日は、曇りがちの天気


ボートには座席のある部屋になっている部分と、階段を昇って、甲板部分と座席のある部屋の上に登ることができる
さっそく、部屋の上に登り、外を眺めた

遠ざかるプーノの街


だんだん遠くなっていく、プーノの港と街、そして、その反対側は、何も遮るものがないチチカカ湖の水平線
風がとても気持ちいい。今は3月だが、南半球では秋
暑くもなく、寒くもなく、最高の季節に来ることができたようだ

ここチチカカ湖は、海抜3890mの場所に、琵琶湖の約12倍(8300平方メートル)の広さがある
ボートに乗っていると海の上にいるような感じがする
しかし、ここは富士山より高いところにある湖なのだ

このチチカカ湖には、国境線がある。ほぼ真ん中を南北に国境が走り、西側がペルー、東側がボリビアだ
今回はペルー側の町であるプーノから出発したので、ペルー側の西半分の範囲内のツアーである

最初に到着したのは、ウロス島
ウロス島といっても、ひとつではなく、無数に島が点在している

そして、これらの島はなんと浮島なのだ
チチカカ湖に生えているトトラという植物、日本の葦に似ている植物を積み重ね、島にして、その上に家を建てて、そこで暮らしている

さっそく、上陸してみる

ウロス島


かなり下の方までトトラが積み重なっているらしく、ほとんど揺れることはない
歩く部分は、水面から50cmくらい上で、湖水がしみてくることはない
もちろん、地面に相当するところは、トトラという葦を横にして重ねてあるだけなので、やわらかいが、足を取られるようなことはない

トトラ

家は木でできていて、軽くしなければならないようで、それほど大きくない。島の上に置いてあるだけのようだ

ひとつの島の広さは150から200平方メートルくらい
ここに一家族6から10人ほど暮らしているらしい
家畜(にわとり)も飼っている
そのほかに魚を捕ったり、プーノなどの街へ働きに行ったり、僕たちのような観光客にみやげ物を売って生計をたてているようだ

川や湖などの水底に柱を立てて、固定させ、家を作って生活しているところは、他の国で何箇所か見てきたが、完全に浮いて生活しているのを見るのは初めてだ。とても興味深い


そして、この島を後にして、次に学校のある島へ葦船(5ソル)で移動した

葦船


さすがに学校は建物が大きく、湖の底から柱を立てているようだ
しかし、建物以外の部分、例えば校庭は、トトラを重ね合わせた浮島だ

ウロス島の学校


もちろん、他の島に比べたら、広いが、日本の小学校の校庭に比べたら、かなり狭い
あいにく、学校は休みのようで、子どもはいなかった

このウロス島、とても興味深く、そして楽しく観光ができた


ボートに再び乗り込み、ここからさらに2時間ほどの船旅
タキーレ島へ向かった
タキーレ島は、プーノから45kmほど離れており、結構時間がかかる

そして、やっと到着。天気はかなり良くなってきた

タキーレ島の港

かなり大きな島で、中央には山がある
下船後、みんなで山の上に向かって、ハイキング

なだらかな登り坂で、ゆっくり歩けば、息が激しくなることもない
ただし、やはり標高3900メートルを超える場所であるため、高山病に注意しながら、何度も休憩をとりながら、ゆっくりゆっくりと進んだ

歩道の両側は畑や原野が広がる

タキーレ島の道と畑


ヤギを何頭も連れている女性や農作業をしている男性など、みんなオーラと挨拶してくれる。こちらからもオーラと挨拶を返す

眼下に真っ青なチチカカ湖が見えてきて、とっても気持ちいい

タキーレ島から見たチチカカ湖


30分ほど歩いて、山の上にある町の中心部に到着した
ここで食事をとり、みやげ物やを覗いたりしてしばし休憩

街の真ん中には広場、そして教会や伝統的な建物が囲んでいる

タキーレ島の中心市街

東京まで16,335キロメートル


ここから、別ルートを通り、ボートの留まっている場所を目指す
今度は下り道

山の反対側からの眺めも、最高

タキーレ島の門


30分くらいでボート乗場に到着
滞在約2時間のタキーレ島だったが、チチカカ湖と山と豊かな自然を十分満喫できました


ボートはプーノに向かって戻っていきます
みんな疲れたのか、座席で寝てしまっている人が多数
僕もしばし、睡眠

帰りにもう一箇所ウロス島に寄っていきました

ウロス島の展望台からの眺め


僕は一度島に降りたが、すぐにボートに戻って、睡眠
かなり疲れてました


夕方5時過ぎ、僕たちを乗せたボートはプーノの港へ到着
みなさんお疲れ様でした

プーノの桟橋


ここで、ツアーで一緒だった人たちに別れを告げ、それぞれの宿泊場所へバンに乗って帰っていきました

プーノに来たら、ぜひチチカカ湖へ
とってもお勧めです



明日はボリビアのラパスへ行くので、バスチケットをさがしに街へ
ホテルからそれほど遠くない旅行代理店ですぐに買えました

それからボリビアの入国にはパスポートのコピーがいるそうなので、写真屋さんで1枚コピーをとりました

街の市場にも行ってみました
見たことのない野菜や果物、とても楽しかったです

適当にレストランに入り、メニューと呼ばれる、チチカカ湖の魚(マスだと思う)の定食を食べたら、日が沈みかけていました
夜のプーノはとても治安が悪いというので、急いでホテルへ帰り、まったりと過ごしました

明日は、とうとうボリビアに入国。そしてボリビアの首都ラパスへ

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ペルー ボリビア旅行記7 プーノからラパスへ国境超え


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7日目 プーノ ラパス


朝7時、プーノのカパックイン・ホテルをチェックアウト
昨日予約した旅行代理店へ行き、そこからボリビアの首都ラパス行きのバス乗場まで連れて行ってもらう
今回のバスは50人ほど乗れる大型バス
乗客は外国人ばかりで、路線バスではなく、ツーリストバスのようだ

朝8時、ツーリストバスは出発
バスはチチカカ湖の湖畔を南へと走る


2時間ほどでユングーヨの国境に到着
バスを降りて、ペルー側のイミグレーションの建物へ
出国スタンプを押され、建物を出て、そのまま歩いてボリビアへ

ペルー・ボリビア国境(多分)

ここの国境は、道路の両側にお店がびっしりと並んでいて、どこがボリビアのイミグレーションなのか分かりにくい


5分も歩かないうちに、外国人がいっぱい入っていく建物があった
ここがボリビア側のイミグレーションの建物らしい

隣にトイレもあった。なぜかスペイン語(Bano)、英語(Toilet)に加え、日本語で「トイレ」と書いてあった
日本人が多いのか? それとも間違える人が多いのか?

イミグレーションとトイレ


パスポートと昨日用意したコピーを渡すと、パスポートにスタンプを押され、あっという間に入国手続き終了
再び同じバスに乗り込み、30分ほどで、ボリビア側最初の街、コパカバーナへ到着
バスはツアーバス事務所の前に止まり、ここでお昼休憩

コパカバーナのツアーバス事務所前


荷物をバス事務所の倉庫に預ける
どうやら、バスの乗換があるらしい
午後1時に出発とのこと
現在午前11時なので、2時間もある。しかしこの考えが甘かったのだ

バスが止まった場所は町の中心で、目の前に大きな教会があった

コパカバーナの教会


少し歩くとチチカカ湖が見える

コパカバーナの港


湖畔に小さなレストランがあった
ここでチチカカ湖を見ながら食事をとった
たぶんこれが最後のチチカカ湖だろう

食事終了。まだまだ1時間以上ある
とりあえす、旅行代理店に戻ると、あれっ?
みんなバスに乗り始めている

そう、ペルーとボリビアには時差が1時間あったのだ
ペルー時間では、現在午前11時55分
ボリビア時間では、現在午後0時55分
クスコで急遽決めたボリビア行き
事前の勉強不足のため、時差のことを全然知らなかったのだ

急いで荷物を受け取り、ラパス行きのバスかどうかを確かめ、乗車
なんとか間に合った

そして、時計をボリビア時間にセット

今度乗ったバスはボリビアのバス
午前、プーノとラパスからそれぞれのバスがここコパカバーナに集まり、午後、それぞれ元の場所に戻っていくようだ
つまり、ジョイントチケットだったのだ



しばらくバスが山の中を走ると、再びチチカカ湖に出た
ここで行き止まり。この先に道はない
湖の向こう側500mほど先に陸が見えるが、橋はない

ここでは、バスが平らな船にのり、湖の向こう側へ渡るのだ
バス以外にも、トラックや乗用車が次々に両側から出港している

でも、なぜか人はバスから降ろされ、別の小型旅客船で渡らなければならないらしい
小型旅客船の料金を払い、5分もかからずに向こう側の港へ

人はこちらのボートで

バスはなかなか到着せず、港の周りをぶらぶら
湖の上をバスがゆっくり走ってくる。なんとも不思議な光景だ

湖の上を船で渡るバス


やっとバスが到着し、再び乗車
一路、ラパスへ
チチカカ湖とはここでお別れ

バスは高原を走り続ける
バスからの景色は、植物があまり生えていなく、サボテンくらいしかない。一面砂漠のようだ

ボリビアの高原

3時間くらい走ると、街が見えてきた

ラパスだ

ラパスの街


ラパスは、平らな高原の中にすり鉢のように窪んだ場所にある
半径およそ20kmくらいの巨大なすり鉢
その一番底の部分が街の中心部で、商業施設や行政機関が集まっている

バスはラパスの中心に向かって、坂を下っていく
すり鉢の内側の壁には建物がぎっしりと建っている
一番低いところにはお金持ちが住んでいて、上の方に行けば行くほど、貧しい人が住んでいるとのこと
そして、すり鉢の範囲を超えた部分にも人がどんどん住み始め、ラパスの街は、どんどん広がり続けているそうだ

そして、これまでいろんな旅行者に聞いてきたが、ラパスはかなり治安が悪いらしい
強盗やスリが昼間でもあるらしい
僕がいままでいろんな国に旅してきたなかでも最も危なさそう



夕方5時、バスはラパスの街の中心に到着

ここからクスコであったKさんのお勧めの宿、Alujamient Santa Cruz(アルハミエント・サンタクルス)へ向かう
地球の歩き方の地図で、行き方を確認し、できる限り人の多い道を選び、何かあった場合に、人々に助けてもらえるように、細心の注意を払って、 宿へ歩いていく

ここラパスは、ヨーロッパからの住民が少なく、伝統的なラテンアメリカ人が多い
服装も民族的て、色鮮やかである
また、伝統的な帽子をかぶっている人が多いのも特徴だ


徒歩10分くらいで、Alujamient Santa Cruz に無事到着
このゲストハウスのオーナーは30歳くらいの女性で、子どもが3人いる
この子どもたちは、とても人懐っこい
宿泊客は、ほとんど日本人。典型的な日本人宿だ

残念ながら、今日は満室だった

明日は大丈夫とのことで、2ブロック下ったところにある El Solario というゲストハウスに移動
ここではすぐにチェックインできた

El Solarioは大規模なゲストハウスで、世界各国からバックパッカーが集まっている
でも、日本人はいなさそう

とりあえず、アルハミエント・サンタクルスへ戻ってみると、これから夕食に行く日本人の男性が二人いて、一緒に行くことになった
二人ともラパスに1ヶ月ほど滞在している
おいしくて安いレストランもよく知っているので、とてもラッキーだった

いろいろラパスのことを聞いてみると、とにかく、何も持たないのが一番安全とのこと
バッグを持つのは絶対だめ。ポケットを膨らませておくのもやばいらしい
とにかく、俺を襲っても何もないぞとアピールすることが大事らしい

ポケットに少しのお金を忍ばせて、街を歩くのが丁度いいらしい
カメラはやばいとのこと
奪われる可能性が高い
あまりここラパスでは写真が撮れないなあ、残念

でも、ラパスの良いところもいっぱい聞きました

食事が終わり、レストランの外に出るともう夜
夜景がとてもきれい
香港や神戸などの100万ドルの夜景とはまた違っている

ここラパスのすり鉢の底から見ると、地平線がかなり上の方になる
その高さまで、180度、びっしりと詰まった建物の明かりが無数に見える
世界的にも、ここでしか見られない、すばらしい夜景だと感じました

ラパスの夜の街をぶらぶらし、僕は El Solarioへ到着

こうしてボリビア1日目が終了。明日はとっても居心地の良いアルハミエント・サンタクルスへ宿を移動
そして、ラパス観光へ

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ボリビア旅行記8 ボリビアの首都 ラパス観光


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8日目 ラパス


ボリビア2日目、El Solario ゲストハウスを朝8時にチェックアウト
そのまま荷物を持って、2ブロック坂を登ったところにある Santa Cruz サンタクルス・ゲストハウスに移動し、チェックイン
ここはこじんまりしていて居心地が良い


さっそく外出
カメラを持っていることがバレると、強盗に会うかもしれないと忠告をもらっている
でも、写真も撮りたいので、コンパクトカメラを首からぶらさげ、服の中に入れて外から見えないようにし、ポケットに取られても問題ない程度のお金を忍ばせ、恐る恐るゲストハウスを出た

ボリビアの通貨単位はボリビアーノ
1ドル=8ボリビアーノで交換できた

ラパスの街


ラパスのこの宿の辺りは、通りごとに同じ業種のお店が集まっている
家電屋さん通り、床屋さん通り、果物屋さん通り、靴屋さん通りなどなど

そして、おもしろい通りがあった
なんど占いグッズ屋さん通り
不思議なものがいっぱい
魔よけに使うようなものもたくさんあった


ラパスの中心にあるサンフランシスコ寺院に行ってみた
寺院前の広場には、なぜか警察官がたくさん
これなら、少し安全かも

サンフランシスコ寺院前の広場

次は、歩いてムリリョ広場に
このあたりは、中心から少し坂を登ったところで、国会議事堂や大統領官邸もあり、日本の霞ヶ関や永田町といった官庁街っぽい雰囲気

ムリリョ広場(左が国会議事堂 右が大統領官邸)

ムリリョ広場(左が大統領官邸 右がカテドラル)

このあたりは、警察官が多いので、安心して写真を撮ることができる

この後、ラパスの中心市街を歩き回ったが、やっぱり強盗が怖いので、写真はほとんど撮りませんでした


ペルーボリビア旅行も後半に入った。そろそろ今後の予定を考えなければならない
本当はウユニ塩湖へ行きたいのだが、日程的に無理
明日の夕方発の夜行バスで一気に国境を越えペルーに入り、ナスカに行くことにした

ラパスのバスターミナルへチケットを買いに行くと、明日の夕方発のペルーのリマ行き国際バスがあるとのこと
途中のナスカで降りられる
ただし、ラパスからナスカまでなんと20時間
こんな長い時間バスには乗ったことがない

体力的に心配なので、ちょっと奮発して一番高級なバスにした
実際には、この間のクスコからプーノ間のような故障が怖かったのだ

無事、ナスカまでのバスチケットを購入
バスの出発の明日夕方まで、ボリビアを楽しむぞ

夜は、サンタクルスゲストハウスの日本人の2人と一緒に、歩いて15分ほどのところにある韓国料理のお店に行きました
ラパス在住の韓国人の方が経営しているお店で、本格的な韓国料理をお安く食べることができました

帰り道は、もう真っ暗
でも、夜景は最高

自分の立っているところから、かなり高いところが地平線で、そこまでが住宅の明かりで、その上に夜空の星の光
とっても、きれいでした

こうやって、一日ラパスの街を堪能しました
明日はあっという間のボリビア滞在最終日

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