ペルー ボリビア旅行記2 リマからLANペルーでクスコへ

2日目 クスコ到着


深夜12時過ぎにマイアミ空港を出発したアメリカン航空機は、2回目の夜を過ごし、朝6時、ペルーの首都、リマ空港に到着

ここから、さらに4時間の空港滞在の後、今度はLANペルー航空でクスコ空港へ
いままで飛行機に乗ってきた時間に比べると、あっという間の約1時間
LAN航空はそんなに込んでなかったし、機材も新しいようで快適でした

セントレア空港を出発してから約30時間、クスコ空港に到着しました

クスコ空港のLANペルー航空機


これからが旅の本番。いざ、スタート


覚悟はしていたのだが、やはり空気が薄い
ここは標高約3400メートル。高山病に気をつけないと

空港からタクシーに乗ってクスコの中心、アルマス広場へ
ここから本日泊まる予定のペンシオン八幡に歩いて向かう

クスコのアルマス広場

アルマス広場からペンシオン八幡までは、階段を昇らなければならず、タクシーは入れない
歩き方の地図で見るとたった約300m
ほとんど階段の昇りなのだが、これがむちゃくちゃきつい

角度はそれほど急なわけでもないのだが、空気の薄さのため、少し歩いただけで、息が激しくなる
途中、2回ほど休憩をとり、やっとのことでペンシオン八幡の入り口へ
たった300m でも今までで一番きつかった300mだった

ペンシオン八幡の近くの階段


ペンシオン八幡の中に入ると、オーナーの日本人、八幡さんが迎えてくれた
もちろん予約はしていないが、余裕でドミトリーにチェックインできた
同じ部屋にはもう一人、Kさんが滞在
Kさんは明日、マチュピチュに行くとのことで、僕も便乗することに
一緒に列車のチケットを買いに行くことにしました

Kさんは南米一周旅行中
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスを出発し、最南端ウシュアイアへ行き、南極ツアーにも参加したそうだ


それから、ボリビアに入り、ウユニ塩湖に行き、ラパスからチチカカ湖・プーノを経由し、クスコに到着した

ラパスはボリビアの首都
南アメリカ大陸の中央部で、あまりヨーロッパに侵食されていない、本当の南米が見られるとのこと
いろいろボリビアのことを聞いていると、行きたくなってきた

実は、僕は出発前、今回の旅行はペルー国内のみの旅行を考えていた
休暇はたったの2週間。ボリビアに行ける余裕はあるのか?

2人でアルマス広場からタクシーに乗ってマチュピチュ行き列車のチケット売り場へ
かなり込んでいて、やっと順番が回ってきた
明日の列車に乗りたいというと、クスコからの列車は満席とのこと

がーん そんなに混んでいるとは...
3日後ならあるとのことだが、僕たちは時間がない

それなら、クスコとマチュピチュの中間の駅、オリャンタイタンボからマチュピチュに行く列車なら明日乗れるよ。クスコからオリャンタイタンボまでは、路線バスで行けばいい とチケット売り場の人が言う

結局、明日、夕方5時オリャンタイタンボ~アグアスカリエンテス(マチュピチュの山の麓にある街)あさって午後3時アグアスカリエンテス~オリャンタイタンボのバックパッカークラスの往復チケットをGET

この後、クスコの街を散策
クスコは昔、インカ帝国の首都だった街
街並みはスペインによりヨーロッパ風になってしまったが、その土台には、インカ文化の独特な石積みが残されていて、古代の建築技術の高度な技が今でもあちこちに見られる
古代インカと中世ヨーロッパの雰囲気が融合して、とてもきれいな街だ

クスコの街並

ただし、ここクスコでもスリや強盗が多く、特に人のいない裏道では発生率が高く、十分気をつけなければならない

今晩の夕食は、アルマス広場近くのレストランに、Kさんとペンシオン八幡に宿泊していた日本人女性Sさんと3人でペルー料理を食べに行きました

アルマス広場はクスコの観光の中心なのに、英語が通じない
Sさんはスペイン語を話すことができ、お店選びや注文まで全部おまかせしてしまいました
Sさん、どうもありがとう

いろいろなペルー料理を注文し、みんなでシェア
そこでペルーで特徴的なのが、チリと呼ばれるたまねぎやピーマンなどの野菜と唐辛子を酢漬けにした、辛い調味料
かならずどこのレストランでも付いてきました
辛いものが大好きな僕には最高の調味料でした

初めてのペルー料理、とてもおいしかったです

夜のアルマス広場を少し散歩してから、ペンシオン八幡に戻り、ペルー滞在1日目終了


明日は、マチュピチュの山麓の町、アグアスカリエンテスへ向けて出発


スポンサーリンク