旅の日程とルート

エジプト旅行記1 激安のエミレーツ航空券をゲット


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2007年4月24日から5月8日までの15日間、エジプトに行ってきました
古代エジプト文明の発祥の地。雄大なナイル川に5000年以上の歴史
ピラミッド、スフィンクス、ルクソール神殿、アブシンベル神殿など世界的に有名な遺跡の数々

ピラミッド


絶対に行きたかったエジプトに、とうとう行けるチャンスがやってきました

ゴールデンウイークを挟んで半月、エジプト1カ国のみ。じっくりとエジプトを堪能

エジプト旅行の最大の問題はエジプト人。インド人に次ぐウソつきが多いと、たくさんの旅行者に聞いてきました。またまたインド旅行のときのようにトラブル続きの日々が待っているんでしょうか?




旅の準備


航空券
エミレーツ航空を選びました。昨年行ってきたトルコ旅行でもエミレーツ航空を利用したので、今回は2回目
セントレア空港からドバイ直行便を利用します(残念ながら、2009年3月にエミレーツ航空のセントレア-ドバイ便は廃止されました)

セントレアのエミレーツ航空の広告


この時期、エミレーツ航空はセントレア発激安セール開催中でした
ゴールデンウイークの少し前に出発すると、セントレア発ドバイ経由中東各都市行きのエコノミークラス往復航空券が、5万8千円(燃油サーチャージなどを含めると約8万円)
しかも東京名古屋間の新幹線往復チケット込み(僕はセントレアまで新幹線を使わないので関係なかったんですが)

たぶん、エミレーツ航空のセントレア-ドバイ便の利用率がかなり悪かったんでしょうね


最初は名古屋-カイロ単純往復にしようとしました
しかし、往路のカイロ行きはドバイでの乗継がかなり悪い
往路はドバイでの乗継が良い地中海沿岸にあるのエジプト第2の都市、アレキサンドリア行きにしました。(セントレアからのドバイ到着時間が午前4時、カイロ行きのドバイ出発時間が午後2時。アレキサンドリア行きのドバイ出発時間が午前8時)
復路の便はカイロ発(ドバイ乗り継ぎが約4時間)にしました

2007年4月24日 セントレア-ドバイ(翌日早朝着)
2007年4月25日 ドバイ-アレキサンドリア
2007年5月7日 カイロ-ドバイ
2007年5月8日 ドバイ-セントレア
すべてエミレーツ航空のエコノミークラスです



ビザ
エジプトはビザが必要ですが、到着空港でアライバルビザを取得できます。今回僕はアレキサンドリアでビザを取得する予定です

経由地のドバイはアラブ首長国連邦なので、ビザ不要です
ただし、今回のエジプト旅行は往復とも乗継時間が短いので空港内に留まる予定です

前回のトルコ旅行でドバイの街を少しだけ観光したので、今回はパス



お金
エジプトの通貨はエジプトポンドです
旅行当時のレートは、1エジプトポンド=約20円
日本円も現地でエジプトポンドに両替できるので日本円現金、万が一のためにアメリカドル現金、そしてクレジットカードを持って行きました




アラビア語の数字の勉強
アラビア数字と一般的に言われるのはこちら

0123456789

しかし、実際にエジプトをはじめ、アラブ諸国で使われている数字は

٠١٢٣٤٥٦٧٨٩

 (この上に表示されていなかったら、すみません)

僕は旅行前にこれらの「アラビア語の数字」を覚えました
実際にエジプトに滞在中はかなり役に立ちました

エジプトの街に書かれている数字はほとんど後者(アラビア語の数字)です
路線バスの番号、駅の時刻表、食堂の料理の値段
これからエジプトに限らずアラブ諸国へ行く予定の方は絶対に覚えたほうが良いです

エジプトの自動車のナンバープレート

アラビア語は右から左へ読んでいきます
しかし数字の並び方は日本やその他の国と同じです
一番右が一の位、右から二番目が十の位、右から3番目が百の位...

たとえば、1065(千六十五)は
١٠٦٥
です(表示されていない場合は、上の自動車のナンバープレートの写真右下4文字をご覧ください)

アラビア語の数字の5はアラビア数字の0と、アラビア語の数字の6はアラビア数字の7と似ていますので、間違えないように気をつけてください




その他
いつもの旅行のようにバックパックに必要最低限の荷物を入れて準備完了


それでは、エジプト旅行スタート

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エジプト旅行記2 エミレーツ航空でドバイ経由アレキサンドリアへ


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1~2日目


今日はエジプト旅行出発の日です
エミレーツ航空でセントレアからドバイ、ドバイからアレキサンドリアへ向かいます

アレキサンドリアはエジプト北部の地中海に面したエジプト第2の都市です。地中海を挟んで北はギリシャやトルコです。カイロへは列車で南へ4時間


エミレーツ航空のセントレア出発時間は夜10時。仕事が終わってからでも十分間に合います
夜8時、名鉄電車で中部国際空港・セントレア到着

エミレーツ航空はセントレアの最終出発便、空港内はお客さんがほとんどいなくて、閑散としています

チェックインと出国手続き後、出発フロアに行くと、さらに静かでした
セントレア出発フロア

エミレーツ航空の搭乗ゲート前だけにぎわってました
意外に人が多い。エミレーツ航空の激安航空券販売の効果かも

今回のエジプト往復航空券は希望すれば東京-名古屋の往復新幹線チケットがもらえるキャンペーンをやってました(僕は不要でしたが)

東京からの人が多いかも



夜10時、定刻どおり名古屋セントレア空港出発

ほぼ満席でした。こんな平日の深夜にドバイに行く人がこんなにいるなんて
エミレーツ航空の機内

僕はエミレーツ航空を利用するのは2回目
前回は、昨年トルコに行ったときに利用
セントレア-ドバイ-イスタンブールの往復でした


トルコ旅行の時と同じく、エコノミークラスでも各座席にある液晶モニターで映画やゲームもできます。すばらしい

機内食もとってもおいしかったです


名古屋からドバイまで約10時間
ほとんど寝てました


アラブ首長国連邦時間の午前4時、無事ドバイ国際空港に到着しました

ドバイ国際空港到着

次に乗るドバイ発アレキサンドリア行きは午前8時出発
昨年ドバイ空港を利用したときのイスタンブール行きは午後2時出発だったのでアラブ首長国連邦に入国してドバイ市内観光へ出かけたんですが、今回は乗継時間がそれほどないので、ドバイ空港内で待機することにしました

ドバイ空港内のジュメイラホテルの広告

ドバイ国際空港はエミレーツ航空のハブ空港
午前4時頃は日本だけではなく、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界中からエミレーツ航空が人を運んできます
そして、午前8時ころ、中東各都市やヨーロッパに向けて出発します

そのため、この朝4時過ぎという時間なのに、ドバイ空港は大混雑

ドバイ国際空港の出発フロア

とっても広いドバイ空港。お店もいっぱいあるし、4時間の乗継時間はそれほど退屈せずに過ごせました


午前7時半、エミレーツ航空アレキサンドリア行き搭乗ゲートへ
航空機までバスで移動。セントレア-ドバイ間の航空機に比べかなり小さい

エミレーツ航空アレキサンドリア行き航空機

搭乗率はかなり低い。30%未満
アレキサンドリアという比較的マイナーな街への航空便なので利用者が少ないのか?


午前8時、エミレーツ航空ドバイ発アレキサンドリア行き出発


ドバイからアレキサンドリアは約3時間
機内サービスはセントレア-ドバイ間と同じ。両隣が空いているのでとっても快適

今回のフライト中もほとんど寝てしまいました


アレキサンドリアには2つの空港があります
アレキサンドリア(エルヌーザ)国際空港とボルグ・エル・アラブ空港です
今回のエミレーツ航空はボルグ・エル・アラブ空港行きです


航空機は着陸態勢に。まもなくアレキサンドリア・ボルグエルアラブ空港に到着
この空港ではエミレーツ航空の乗客だけのためにすばらしいサービスが!?

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エジプト旅行記3 エミレーツ航空の無料バスで市街へ


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2日目 つづき


ドバイ国際空港を出発したエミレーツ航空機は、地中海沿いにあるエジプト第2の都市アレキサンドリアのボルグエルアラブ空港に到着しました

初めてのアフリカ大陸に上陸
アレキサンドリア・ボルグエルアラブ空港

ボルグエルアラブ空港のターミナルビルは、ドバイ空港に比べてかなり小さい。1階建てのビル

バスでターミナルビルに移動し、入国手続きへ
日本のパスポートを持っている人がエジプトに入国するには、ビザが必要です
エジプトでは空港でアライバルビザが入手可能なはずので、ビザ手続きができるところを探す

外国人らしき人たちが並んでいる列があったので、列の最後尾の人にアライバルビザの列かどうか聞いてみると、多分そうだと言われる

今の時間、僕の乗ってきたガラガラのエミレーツ航空の乗客だけなので、20人ほどしか並んでいない
一応列に並んででみる

実はこの列、銀行でした
といっても、銀行員の男性が1人、国際便の到着時間だけここにやってきて、小さな窓口で一時的にオープンしているだけ
外貨からエジプトポンドの両替と、日本でいう収入印紙を売っている

僕の順番が来た
50USドル札1枚を差し出すと、収入印紙を2枚(5エジプトポンドと27.2エジプトポンド)とエジプトポンドの現金が帰ってきた

並んでいた人全員の印紙販売と両替が終了すると、銀行員は店じまいして、帰っていった
ここ、ボルグエルアラブ空港内には他に両替するところがなかったので、このときに両替しておいて良かったです


次に入国審査へ
さきほど購入した印紙をパスポートの見開き2ページ未使用のところに貼り、航空機内で記入した入国カードとパスポートを入国審査官に渡す
2枚の印紙に掛かるように入国スタンプを押されたパスポートが帰ってきた
あっという間に入国完了

関税での手荷物検査もなし
1日に数えるほどしか国際便が到着しないボルグエルアラブ空港だからこんなに早く入国できたのかも
カイロ空港ではこんなに早く入国できないらしい


空港ターミナルビルの外に出ると、かなり暑い
ここボルグエルアラブ空港は、アレキサンドリアの街から40km離れた砂漠の中にある空港なのだ

ボルグエルアラブ空港とエミレーツ旅客機

ここからどうやってアレキサンドリア市街へ行くかというと、なんとエミレーツ航空がバスで無料で送ってくれるのだ

ボルグエルアラブ空港からアレキサンドリア市街へは路線バスはなく、タクシーで行くしかないようなので、無料送迎はありがたい


小さな空港なのでエミレーツ空港のバスはすぐ見つかった
エミレーツ航空のアレキサンドリア市街への送迎バス

バスの車内は冷房が効いてて涼しい
なかなか出発しない。結局乗車してから30分ほどで出発
乗客は15人ほど。エミレーツ航空で到着した乗客のうちこのバスを利用しているのは4分の1以下
エミレーツ航空を利用してきたかどうかのチェックもしない
かなり適当


バスはボルグエルアラブ空港を離れ、砂漠の中の道を走っていく

バス車内から途中で油田が見えた。塔の一番上で火がオレンジ色に燃えている
今まで油田を実際に見たことがなかったので感動しました

ただ、なぜ塔の上で火を燃やし続けるんだろう?
石油がもったいないような気がする
それとも石油をくみ上げるにはガスを燃やさなければいけないのか?

バスの中から油田の写真を撮ったんですが、分かりにくくてすみません
アレキサンドリアの油田

バスはアレキサンドリアの街の中に入ってきました
大型ショッピングセンターのカルフールが見えた
アレキサンドリアのカルフール

エジプトもやっぱり他の国と同じで、外資系のスーパーマーケットが進出してきているようだ
カルフールはフランス資本だが、エジプトはフランスから近いので仕方がないのか?

ボルグエルアラブ空港を出発して約45分。エミレーツ航空のバスは終点に到着

到着した場所は地中海に面したとっても美しい海岸沿いの道路

アレキサンドリアの地中海

バスを降りたところで、エミレーツ航空の管轄は終了


ところで、ここはどこ?

僕の本格的なエジプト旅行は、アレキサンドリアの地中海沿いにあるまったく不明な場所からスタート

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エジプト旅行記4 路面電車でアレキサンドリアの安宿街へ


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2日目 つづき


エミレーツ航空でドバイからエジプト北部の都市、アレキサンドリアに到着し、エミレーツ航空の無料バスでアレキサンドリア・ボルグエルアラブ空港からアレキサンドリア市内に送迎してもらった
しかし、地中海沿いの訳のわからない場所でバスから下ろされた

いったいここはどこ?

アレキサンドリアの地中海沿いの公園

地球の歩き方エジプト編の地図を見ると、アレキサンドリアの地中海岸に沿ってトラム(路面電車)が走っている

内陸側に5分ほど歩いていくと、予想は的中
道路と道路の間の低いところにトラム(路面電車)と駅を発見

アレキサンドリアのトラム(路面電車)

今日、宿泊しようとしているのはトラムのラムル駅近くの安宿街
道路から階段を下りていって、駅のプラットホームに到着
僕以外に待っている人はいない。もちろん無人駅
行き先の看板に、アルファベットでEl Raml と書かれていることを確認して電車を待っていると、数分で電車到着

電車に乗るとそれほど込んでいない
1人の男性に「エル・ラムル?」と聞いてみると、大丈夫のようなジェスチャー
なんとか、ラムル駅に到着できそうだ

15分ほどの乗車でラムル駅に到着。このトラムの終点。乗客全員が降りていく

アレキサンドリア・トラムのラムル駅

ここから歩いてサアド・ザグルール広場近くの安宿街へ

ザアド・ザグルール広場

ラムル駅から安宿街まで地図で見ると300mくらいだが、自動車が多く横断歩道もない。道を渡るのが大変
結局10分ほど歩いて安宿街到着

地球の歩き方によると、ザアド・ザグルール広場に面したセシルホテルの裏にあるいくつかのビルに安宿がたくさん入居しているようだ

4つの宿(Normandi, Gamil, Victoria, New Welcome House)が入居しているビルへ向かう

ビル1階の入り口に黒装束の女性と男の子がいたので、女性に「ホテル・ガミール?」と尋ねると、ここだという。宿まで連れて行ってくれるという。どうやら客引きだったらしい

ビルの中に入ると、らせん階段の真ん中に古めかしいエスカレータがある
らせん階段とエスカレータ

上からみるとこんな感じ

エスカレータを上から見たところ

エスカレータのカゴをロープで吊るしているだけで、かなり危なさそう
とりあえず、客引きの女性と一緒にエスカレータに乗って5階へ

ホテル・ガミールのフロントで今日泊まれるか尋ねるとOKとのこと
部屋を見せてもらう

ホテル・ガミールの客室

テレビも一応あった
ホテル・ガミールの客室

窓からはビルの隙間から地中海が見えた
ホテル・ガミールから見た地中海

ホテルの人もいつも笑顔でいい感じの人だし、宿代もそれほど高くないので、ここホテルガミールに宿泊決定

今日はこの後、明日のカイロ行きの切符を買いにアレキサンドリア・マスル駅へ
その後、アレキサンドリア市内観光へ

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エジプト旅行記5 マスル駅で切符購入と地中海沿岸を散歩


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2日目 つづき


今日はドバイからエミレーツ航空でエジプトの地中海沿岸の都市アレキサンドリアに到着し、路面電車のラムル駅近くの安宿街にあるホテル・ガミールにチェックイン


アレキサンドリアは1泊のみ。明日エジプトの首都カイロに列車で向かうため、 アレキサンドリアのターミナル駅であるマスル駅へ乗車券を買いに行きます

地球の歩き方エジプト編の地図によると、 地中海沿いにあるホテル・ガミールからマスル駅までは南へ1kmくらい
アレキサンドリアの街の風景を楽しみながら歩いていくことにしました
アレキサンドリアの街並

アレキサンドリアはエジプト第2の都市
交通量も多く、街はとてもにぎわってました

裏通りに入ると自動車の交通量が少なく、とっても静かで歩きやすい
アレキサンドリアの裏通り

20分くらい歩いてマスル駅に到着
アレキサンドリア・マスル駅

いろんな人に聞いて、カイロ行き指定席急行の切符売り場に到着
窓口の人も親切で、無事明日のマスル駅発カイロ・ラムセス駅行き2等指定席乗車券をGET

実は、今回のエジプト旅行中、エジプト国鉄の乗車券をこんなに簡単に買えたのはここアレキサンドリア・マスル駅だけでした
これからのエジプト旅行で国鉄の切符を買うのに毎回苦労することになるとは、この時まったく分かりませんでした


ここからは、アレキサンドリア観光へ
地図を見るとマスル駅の近くにローマ円形劇場があるようなので行ってみました

歩いて5分ほどで到着
アレキサンドリアのローマ円形劇場

入場料を払えば中に入れるが、道路から円形劇場が良く見える
他の都市でも円形劇場を何回も見て来たののでここは道端から眺めるだけで終了

ここから北へ歩いて地中海に向かいます
途中、アレキサンドリア・トラム(路面電車)の線路を渡ります

アレキサンドリアのトラム(路面電車)

地中海に到着しました
地中海沿いの公園

ここから西へ歩いて昔は世界最大だったというアレキサンドリア図書館へ行くことにしました

アレキサンドリアの地中海沿いはきれいな公園として整備されていて、歩いていてもとても気持ちいい

公園の向こうに路面電車 手前に女の子

地中海沿いにシッタ・ウ・アシュリーン・ヨリヨ通りが走っています
シッタ・ウ・アシュリーン・ヨリヨ通り

地中海の向こう側には世界の7不思議のひとつ、カーイトゥベーイの要塞が見えました
カーイトゥベーイの要塞

遠くに半球の物体が
どうやらアレキサンドリア図書館に到着したようです
アレキサンドリア図書館の半球オブジェ

次は元世界最大の図書館、アレキサンドリア図書館に潜入です

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エジプト旅行記6 アレキサンドリア図書館とシーフード


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2日目 つづき


今日はエジプト第2の都市・アレキサンドリアを観光しています
地中海沿いを歩いてきて、昔は世界最大の図書館だった、アレキサンドリア図書館に到着しました

とっても新しい建物です。写真のように入り口の壁には古代の文字や記号が描かれています
アレキサンドリア図書館

アレキサンドリア図書館は地中海沿いに建てられていて、建物の外からはアレキサンドリアの街並や、青く美しい地中海を眺めることができます
アレキサンドリア図書館からの眺め

さっそく、中に入ろうとすると入場券を買えと言われる
なんと、このアレキサンドリア図書館は入場料が必要だったのだ

チケット売り場で10エジプトポンド(約200円)の入場券を購入

さっそくアレキサンドリア図書館へ突入

アレキサンドリア図書館の中

とっても広い。図書館のフロアーが何階にも斜めに広がっていて、本の所蔵もかなり多そうだ
一番上のフロアーへ昇ってみた
最上階から見たアレキサンドリア図書館

利用しているのは観光客よりも大学生と思われる人が多い
席もたくさん用意されているし、パソコンでインターネットも自由に使える。とっても贅沢な図書館だ

アレキサンドリア図書館のパソコン
 
ただし、入場料がかかるので何度も訪れるのは困難なのでは?
もしかして、割引の年間パスポートのようなものが発行されているのかも?

本棚もかなりたくさんある。しかしまだまだ空いている部分も多い
これから所蔵を増やしていくんだろう

日本語の本の棚を見つけました。といっても日本語という言語を解説した本です
日本語コーナー

図書館の奥のほうへ入っていくと、図書館の歴史やアレキサンドリアやエジプトの歴史の展示がありました
アレキサンドリアの歴史画

エジプト古代の棺桶

豪華な図書室

アレキサンドリアの歴史コーナー

エジプト古代の装飾品コーナー


かなり展示物が多い
全部周るにはかなり時間がかかりそう

ここアレキサンドリア図書館は単なる図書館ではなく、図書館の博物館でもあり、エジプトの歴史博物館でもありました
これだけの設備を維持していくには入場料を得るのも仕方がないかもしれません

10ポンド払う価値はあったかもしれません


アレキサンドリア図書館から外に出ると、日が沈みかけていました
アレキサンドリア図書館から見た夕日

せっかくなので地中海に沈む夕日を見ようと、急いで地中海まで走っていきました
アレキサンドリアの地中海に沈む夕日

とってもきれいな夕日でした
これがエジプト旅行で見る最後の地中海です。明日からはナイル川をさかのぼり、エジプトの内陸に入っていきます


辺りは暗くなってしまったのでタクシーでホテル・ガミールへ戻りました

宿泊しているホテル・ガミールは路面電車ラムル駅の近くでアレキサンドリアの中心部。夜遅くまでとってもにぎわってました


夕食の時間
アレキサンドリアと言えば地中海の豊富な魚介類で有名
ラムルの街にはシーフードレストランがいっぱい並んでいます

地球の歩き方に載っている安くて人気のあるレストランは大混雑
レストランの前に並んでいる魚介類を自分で選んで持っていって料理してもらうようだ

アレキサンドリアは観光客がほとんどいない街
英語が通じない
料理の選び方や注文の仕方が分からないので人気のあるレストランはあきらめ、普通のオーダーを取りに来てくれる食堂に入りました

テーブルに案内され席に座る。やっぱり英語が通じない
近くに男性が1人で食事をしていたのであれと同じというジェスチャーをすると理解してくれたようだ

そして、出てきた料理が次の写真
アレキサンドリアで食べたシーフード

かなり豪華。大きな焼き魚(すずき?たら?)、シーフードサラダ、ポテトとバジルとオリーブオイルをあえたもの、ゴマペースト、アエーシ(エジプトのパン)、そしてサヤディーヤ(味の付いたごはん)

フォークとスプーンでどうやって焼き魚を食べようか悩んでいると、1人で食事していた男性がこっちにやってきて食べ方を教えてくれた

手で焼き魚をつかんで、するするっと、魚の身と骨を分離してくれた
そして、手を使って食べろというジェスチャー

僕はお礼を言って、焼き魚を食べました
魚は焼き立てでホクホクしていてとってもおいしい
エジプト人の男性も僕の満足した顔を見て喜んでいました

これだけ豪華な料理で20ポンド(約400円)
アレキサンドリアのシーフードは最高です

夜のアレキサンドリアの街歩きした後、ホテル・ガミールへ戻りました

ホテル・ガミールの窓から見た夜景

エジプト滞在1日目が終了
明日は、アレキサンドリアから列車に乗ってエジプトの首都、カイロへ移動です

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エジプト旅行記7 カイロの超有名な日本人宿サファリへ


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3日目


昨日ドバイからエジプトの地中海沿岸の都市アレキサンドリアに到着
今日はエジプト国鉄の急行列車でエジプトの首都カイロに向かいます

昨日のうちに今日午前10時アレキサンドリア・マスル駅発の2等指定席券を購入しておいたので急がなくても大丈夫

午前8時半、宿泊していた路面電車ラムル駅近くのホテル・ガミールをチェックアウト
いつも笑顔のホテルのおじさんとお別れ。どうもありがとう。さようなら。お元気で


荷物を持って国鉄マスル駅まで歩いていきます
途中、銀行に寄って両替をしたり、食堂で朝食を食べたりしながら約1kmの道のりをゆっくり歩いていきます

午前9時半、マスル駅に到着。プラットホームへ
エジプト国鉄マスル駅のホーム

カイロ行きの列車はここマスル駅が始発
すでに列車がホームに到着していたので、乗車
カイロ行き急行列車の車内

車内は思っていたよりもきれい
定刻の午前10時、ほとんどお客さんが乗っていないまま、カイロ行き急行列車は出発しました


車窓から見えるアレキサンドリアの街並は...あまりきれいではない
列車からアレキサンドリアの街並

地中海沿いは観光客のためなのか、とってもきれいに整備されているが、列車から見える街並は古いビルが立ち並び、再開発が遅れているようだ

しばらくすると、列車はアレキサンドリアの郊外へ出た
アレキサンドリアとカイロの間はナイル川のデルタ地帯で、水が豊富
エジプトでもこのあたりは穀倉地帯で、周辺は青々とした畑が続く


アレキサンドリア・マスル駅を出発して約3時間後の午後1時
急行列車は、カイロの中央駅・ラムセス駅に到着
カイロ・ラムセス駅

ラムセス駅はエジプト国内でも最大の駅
アレキサンドリアのマスル駅と比べてもとっても大きい
利用客もかなり多い

今日、宿泊しようとしているのは、バックパッカーの間で有名な安宿、サファリ

ここラムセス駅からは地下鉄で移動
ラムセス駅前の地下鉄ムバラク駅から2駅区間を乗車
地下鉄・ナーセル駅へ

カイロ地下鉄ナーセル駅前

ナーセル駅から徒歩5分くらいでサファリ・ゲストハウスのあるビルに到着

サファリはビルの最上階(5階?)
らせん階段の中央にエレベータの設備はあるが、故障中

らせん階段を昇っていくと、途中のフロアーにサファリと同じく有名な安宿、スルタンとベニスがあった
でも、一番人気のあるらしいサファリに行ってみることにしました


最上階のサファリ到着
フロントのエジプト人従業員にベッドが空いているか尋ねるとOKとのこと
部屋の中に入ると日本人がいっぱい
典型的な日本人宿だ

ベッドは。。。きたない
まあ、安いし、エジプト旅行のいろんな情報が得られるから、まぁいいかな

ドミトリールームにチェックインして、いろんな日本人の旅行者からエジプト旅行の情報をもらった
ここサファリは長期滞在者が多い。かなりディープな情報まで得ることができました

普通のエジプト旅行では体験できない情報を聞きたい方は、ぜひサファリへ行ってみてください

今日は、このあとカイロ市内観光へ

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