旅の日程とルート

旅の秘訣6 海外旅行のトラブル・空港タクシー編


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今回から僕が海外で経験したり、旅行者から聞いた海外旅行のトラブルについて紹介していきます
海外旅行に出発する前に、他の旅行者がどんなトラブルに会ってきたかを知っておくだけで、トラブルから回避する可能性が高まります
ぜひ、楽しい海外旅行のために知っておいてくださいね


1回目は空港タクシーです

空港のタクシー
日本から海外旅行へ行くと飛行機で行く場合がほとんどです
そして、最初に到着するのが空港です

旅のスタートは空港から街への移動なんですが、空港鉄道や空港バスがある場合はそれを使えばいいんですが、公共交通機関がない空港も海外には結構あります

公共交通機関がない空港は、タクシーで空港から出発する場合がほとんどなんですが、この空港タクシー、国や地域にもよりますが、危険な場合があります

初めてその国に到着した旅行者は、その国の物価を知りません。それをいいことに空港タクシーの運転手は乗客に法外な値段を請求することがあります

そのほかにも、旅行者は目的地までの道路を知らないので、遠回りをしたり、タクシーの運転手がバックマージンをもらえるホテルやお土産屋、旅行代理店へ連れて行ってしまいます


ここで、空港タクシーの極悪空港ランキングを紹介します
ランキングに登場するのは僕が経験したものと、旅行者から聞いたものだけです。もっとひどい空港があるかもしれません

順位は被害額で決定しました。実際の被害額と精神的ダメージの額の合計です。精神的ダメージは僕の独断と偏見です

それでは、ランキングスタート



1位 インディラ・ガンディー国際空港 (インド・デリー空港)

被害額15万円 (実際の被害額5万円+精神的ダメージ10万円。被害にあった日本人バックパッカー談)
インディラ・ガンディー国際空港


ほとんどのバックパッカーが世界最悪と指差すインディラ・ガンディー国際空港。いわゆるデリー空港です
悪名高い空港に名前が付いているインディラ・ガンジーが可哀そうです

デリー空港のタクシーに乗ると、90%以上の確率で運転手に伝えた目的地に到着しません。タクシー運転手とコネがある旅行代理店に連れて行かれます

旅行代理店で不法な値段のツアーを契約させられます
契約しないと言うと、態度が変わります。特に事前にパスポートを預けてしまうと、パスポートを返して欲しかったら100USドル支払えと脅します

身の危険を感じたら、言うことを聞きましょう。命が一番大切です

デリー空港でだまされた日本人旅行者のエピソードはこちら


現在、デリー空港は空港鉄道が開通しています
デリー空港からデリー市内へは鉄道を利用しましょう

デリー空港への到着便は深夜が多いです。空港鉄道がまだ走っていない場合は空港内で朝まで待ちましょう
極力空港タクシーは使わないことが一番です。旅行の最初からいやな思いをしたくないですよね





2位 トリブバン国際空港 (ネパール・カトマンズ空港)

被害額3万円 (実際の被害額0円+精神的ダメージ3万円)
カトマンズ

カトマンズ空港のタクシーを利用したことがある方は、えっ? 特に問題がなかったよ、と思われるかもしれませんが、僕のネパール旅行でカトマンズ・トリブバン国際空港に到着したのは深夜12時。正規のタクシーを使えばよかったんですが、僕は白タクに捕まってしまいました



僕が伝えた行き先はカトマンズ中心のタメル地区にあるホーリーランドゲストハウス
空港を出発後、途中でホーリーランドゲストハウスの場所を知らないので、別のホテルへ連れて行くと言い出しました

かなりひどかったです
無事にホーリーランドゲストハウスに辿り着けたかどうかは、次の旅行記をごらんください


カトマンズ空港で白タクに乗ってだまされたエピソードはこちら


ネパールのカトマンズ・トリブバン空港では、白タクの誘いをきっぱり断りましょう
正規のタクシー窓口があります。そこでタクシーを頼めば、かなりの確率でトラブルを回避できるはずです





3位 スワンナプーム国際空港(タイ・バンコク国際空港)

被害額1300円 (実際の被害額300円+精神的ダメージ1000円)

バンコク・スワンナプーム空港
多くの日本人旅行者が利用するバンコク・スワンナプーム国際空港
正規の窓口で正規のタクシーを利用すれば、まず大丈夫です

しかし、悪質なタクシードライバーがまれにいます

僕がスワンナプーム空港の正規のタクシー乗場からタクシーに乗ってバンコク中心部のシーロムに行った時の話です
以前に同じルートを乗ったときは高速道路代金を除いて300バーツ(約900円)弱だったのに、この時は同じ高速道路を使って、渋滞の状況もほぼ同じで約400バーツでした

遠回りされたのかもしれないし、タクシーメーターが高額請求になるように改造されていたのかもしれません

タクシーの運転手の態度も悪かったです
スワンナプーム空港の正規の窓口でタクシーに乗ると紙をもらえます
これは、ハガキで、タクシー乗車中に問題があった場合はこれに苦情を書いて、申告することができます
このハガキにはタクシーのドライバー番号が記入されています

悪質タクシードライバーはこのハガキを乗客から取り上げようとします
まさに今回のタクシードライバーが僕からこのハガキを取り上げました

しかも、バンコクのタクシーでは遭遇したことのないくらい態度が悪かったです

スワンナプーム空港でタクシーに乗るときはタクシードライバーにハガキを取り上げられないように気をつけましょう
問題があった場合は、ハガキを投函しましょう


こんなトラブルを避けたいという方は、スワンナプーム国際空港からエアポートリンクという鉄道が走っています。電車を利用したほうが絶対に安心です

スワンナプーム国際空港・エアポートリンクの詳細はこちらへ





空港タクシーに乗ってトラブルがなかった空港

僕が空港からタクシーを利用したことがあり、まったく問題がなかったのは次の空港ですです


ラフィク・ハリリ国際空港(レバノン・ベイルート)

  レバノン・シリア旅行記はこちらへ


ヤンゴン国際空港(ミャンマー・ヤンゴン)

  ミャンマー旅行記はこちらへ


アレハンドロ・ベラスコ・アステーテ国際空港(ペルー・クスコ)

  ペルー・ボリビア旅行記はこちらへ


ルアンパバーン国際空港(ラオス・ルアンパバーン)

  ラオス旅行記はこちらへ

※ルアンパバン空港には乗用車型タクシーはありませんでした。トゥクトゥクのタクシーだけでした

ラオスのトゥクトゥク


ネタジ・スバス・チャンドラ・ボース国際空港(インド・コルカタ)

コルカタ空港は同じインドでもデリー空港とはまったく違います
ぜんぜん、問題ありませんでした
コルカタ空港からサダルストリートまで、正規の料金でちゃんと到着することができました




まとめ

世界各国のほとんどの空港では、正規の空港タクシーを使えばちゃんと目的地に正規の料金で到着できます
※ただし、インドのデリー空港は正規の窓口でも目的地に到着できません

カトマンズ空港については、白タクにつかまらなければ、ほぼ大丈夫でしょう


トラブルを避けるため、空港から鉄道やバスが出発している場合はそちらを利用したほうが安心です


旅の始まりの空港タクシー
この記事を参考にして、楽しい旅行に出かけましょうね


次は、旅のトラブル2回目。またまたタクシーです
今度は、市内を走るタクシーのトラブルについて紹介します

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