旅の日程とルート

タイ マレーシア旅行記1 列車満席でバンコク脱出失敗


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タイ マレーシア旅行スタート


2012年5月3日から13日までの11日間、タイとマレーシアに行ってきました
クアラルンプールの夜景

今回はタイ人の友達、E君との二人旅
以前、バンコクに行ったとき、大変お世話になったE君
ある日、E君からメールが。「パスポートを作ったよ」
パスポートを作った理由は特にないようだ

僕は「じゃあ、どっか行こうよ」と返事すると
E君は「マレーシアに行きたい。あと、昔、住んでいたタイ南部にも行きたい。アドベンチャーしたい(冒険がしたい、って意味だと思う」


ということで、マレーシアとタイ南部へ一緒にバックパッカー旅行をすることになりました


はたして、タイ人青年のE君は、バックパッカーになれるのか???



旅の準備

 

航空券は僕の日本~バンコク往復航空券のみ用意しました
やっぱり、ゴールデンウイークなので、高い
しかも、帰りのバンコクから名古屋行きが見つからず、タイ航空のセントレアからバンコク、バンコクから関西空港という航空券になってしまいました

あと、最初の日のバンコクの宿泊だけ予約しました
場所は、MRT地下鉄のThailand Cultural Center駅近くのProm Ratchada Residence and Spa(プロムラチャダホテル)
このホテルでE君と待ち合わせすることにしました

あとは、地球の歩き方のマレーシア編を新たに購入。タイ編は以前購入済み
そして、プラグ変換機。マレーシアはほとんどBFタイプなので、通常の日本のAタイプのプラグは使えません
タイはAタイプが多いので、日本電化製品はそのままでOKです



1日目 名古屋~バンコク

 

朝9時、名鉄電車でセントレアへ
今日はゴールデンウィーク後半の初日。空港は大混雑

タイ航空便もほぼ満席でした
午前11時、バンコクに向けて出発

さすがタイ航空、サービスは最高
機内食もGOOD

約6時間後、現地時間の午後3時頃、バンコクのスワンナプーム空港に到着

スワンナプーム空港

早速、E君に電話をかけると、もうプロムラチャダホテルにチェックインしているとのこと

エアポートリンクの各駅停車でマッカサン駅へ、そして地下鉄MRTペッチャブリ駅まで徒歩で乗り換え
始めてこの乗り換えをしたんですが、徒歩で10分以上かかる
バンコクは猛暑
一応、接続駅となっているが、この距離、なんとかならないのだろうか

地下鉄でペッチャブリ駅からタイ文化センター駅へ
タイ文化センター駅を出て、5分くらい歩くとBig Cショッピングセンターがあります
その中を通り抜けて、反対側の出口を出ると、すぐ前にプロムラチャダホテルがあります

電話すると、E君はホテルのロビーまで迎えに来てくれました
久しぶりの再会。E君はとっても元気そうでした

ホテルはとってもきれい。部屋もそれほど広くは無いが、かなり清潔
これで980バーツだったので、かなりお得でした


ちなみに、E君と僕の会話は全部英語です。E君は日本語が話せません。僕はタイ語を話せません
英会話は、E君の方が上手です。僕の方が下手です
僕ももっと英語が話せるようになりたい


早速、部屋でシャワーを浴びてから、今後の作戦会議と夕食のため、E君とホテルのすぐ前のBig Cショッピングセンターへ

Big Cショッピングセンターにあるタイスキの食べ放題のレストランShabuShi(シャブシ)に入りました

回転寿司のコンベアにタイスキの具がお皿に乗って周ってくる
野菜、肉、えび、イカ、さかな、練り物など
食べ放題なので、どれだけ取っても値段は変わりません
一人一人にタイスキの鍋があり、そこに入れて食べます

飲み物、ご飯、デザートなどは、別のカウンターに取りに行きます
これで一人260バーツ。お客さんは、ほとんどタイ人
かなり混んでました

日本でもこんなお店ができたら結構、はやるんじゃないかな


明日からの旅行の計画
僕は、明日の午後、タイ国鉄のフアランポーン駅(バンコク中央駅)発の夜行列車に乗って、あさっての昼頃、マレーシアに入りペナン島の対岸にあるバタワース駅に行く方法を提案した

E君は列車は危ないと言う。バスの方が安全だと
この辺りの感覚は僕にはよくわからない
僕は寝台列車の方が広いし、そんなに危なくないよって言ったら、E君はしぶしぶOKした



食事後、タイ文化センター駅から地下鉄に乗ってフアランポーン駅へ

フアランポーン駅

フアランポーン駅も大混雑
長距離列車チケット売り場にも長蛇の列が

早速長距離チケット売り場に並び、僕たちの順番がきた
もちろんタイ語の話せるE君に窓口の人に希望のチケットを伝えてもらった

すると、明日のバタワース行きの寝台は満席とのこと
タイ最南部の最大都市、Hat Yai (ハジャイ)駅までの寝台あるかと聞いたが、こちらも満席とのこと

残念。でも、E君はちょっとうれしそう


仕方ないので、明日、長距離バスに乗ってタイ南部に向かおうということになった

タイ南部行きの長距離バスは、バンコク南バスターミナル「サイタイマイ」から出ている

明日のバスも満席だとまずいので、今日中にチケットを確保するため、フアランポーン駅からサイタイマイまでタクシーで移動


サイタイマイは、かなり大きなバスターミナル
ショッピングセンターとバスターミナルが一体なっている建物で、2階がバスチケット売り場

サイタイマイ・バスターミナル


しかし、もう夜遅いからなのか、チケット売り場は半分以上閉まっている
マレーシアまで直接行く国際バスは無いようなので、タイ南部最大都市、ハジャイ行きのチケット売り場を探す

E君にいろんな人に聞いてもらったが、ハジャイ行きのバス売り場はすでに全部閉まっているとのこと
空いている窓口(ハジャイ行きではない)の人に尋ねると、明日朝7時発にハジャイ行きの便がある、明日の朝早くここに来れば買えるから、また明日来いと

タイ人のいいかげんさを知っている僕は、本当に明日の朝、バスチケットを買えるのか半信半疑
また、満席だったら困ると思いながらも、もうどうしようもない

早くバンコクを抜け出して旅を進めたい
とりあえず、E君と話し合って、明日の朝4時にホテルをチェックアウトし、タクシーで5時までにサイタイマイに来て、バスのチケットを買おうということにした

タクシーで戻り、ラチャダピセーク通り付近を散策して、ホテルに戻った


明日は、朝一番でサイタイマイバスターミナルに行って、ハジャイ行き長距離バスのチケット購入にチャレンジ

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タイ旅行記2 バンコクからハジャイへVIPバスの旅


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2日目 バンコク・ハジャイ(ハートヤイ)


昨日、ハジャイ行きの鉄道、バスの両方ともチケット購入を失敗しました。(詳しくはこちらをクリック)

今日朝一番でサイタイマイ(バンコク南バスターミナル)へ行って当日券の購入に賭けてみる
はたして、ハジャイ行きのバスチケットは購入できるのか?


僕はこの時知らなかったんですが、タイ国内の長距離バスを事前に日本からインターネットで予約する方法があったんです。(詳しくはこちらをクリック)
もっと早く知ってればなぁ。こんなに慌てなくてもすんだのに



朝4時に起床。すぐに準備し、今回泊まったプロムラチャダーホテルをチェックアウト
ホテル近くのラチャダーピセーク通りまで歩いて行ってタクシーを拾い、サイタイマイへ



あいかわらず、バンコクのタクシーは猛スピードで走る。怖い
特に、今は朝早いので、道は空いている

バンコクを東西に分けるチャオプラヤー川を渡り、バンコクの西側エリアへ

チャオプラヤー川


ラチャダーピセークからサイタイマイバスターミナルまでは20km以上はあるはずなのだが、20分弱でサイタイマイに到着


さっそくサイタイマイ・バスターミナルビル2階のチケット売り場へ
ハジャイ(ハートヤイ)行きのチケット窓口はすでに開いていた
空席があった。なんとかバンコクを脱出できる。ひと安心

バンコクからハジャイまでのVIPバスは一人1100バーツ。高い

ファーストクラスバスは800バーツくらい
バンコクからハジャイまではVIPでもファーストクラスでも、どちらも12時間もかかるらしいので、少しでも快適な方がいいと判断し、VIPバスのチケットを購入してみた

このハジャイ行きVIPバスは午前7時に出発
まだ2時間くらいあるので、朝食を食べたりして時間をつぶす


7時少し前、バスが来た
早速乗り込むと、横に3席。前の席との距離もある
リクライニングも十分可能
なんとシートにはマッサージがついている





E君(タイ人の友達。今回のタイ・マレーシア旅行のパートナー。詳細はこちら)も満足そう
VIPバスにして正解でした

まもなくバスは出発
約12時間のバスの旅が始まった


バスには飛行機で言うところのキャビンアテンダントの女性が一人いて、制服を着ている

バスが動き出してすぐ、その女性が、水と食事やお菓子の入った箱を配りに来る

食事はご飯に肉と野菜を炒めたものが乗った、いわゆるぶっかけご飯だが、味はまあまあ

それより、お菓子がいっぱい。ちょっと多すぎ



あとは、ひたすら到着を待つのみ
12時間はやっぱり長い
途中で何回か休憩で止まる

でも車内ではやることがない
朝4時起きだったので、何時間か寝たが、やっぱり暇
持ってきたiPod Touchで音楽を聴いたり、ゲームをしたりして時間をつぶしました




夕方6時過ぎ、バスはバンコク以来もっとも大きな街に入ってきた
ハジャイの街の中に来たようだ

バスはしばらくしてバスがいっぱい停まっているところに到着
E君に他の人にタイ語で聞いてもらうと、終点のハジャイ・バスターミナルに着いたらしい



さっそく下車
ここからが問題
E君が言うには、タイ南部は治安が良くないらしい

地球の歩き方を見ると、タイ国鉄ハジャイ駅前に安宿が多い
マレーシアのペナン島行きミニバスも、ハジャイ駅前から出ているらしいので、その辺りに向かうことにした

E君は僕に英語を話すなという
外人と分かると、ボッタクリに会うかもしれないからだと
僕は了承し、話をするときは、E君の耳元で小さな声で話した

E君が周りの人にタイ語でハジャイ駅に行く方法を聞いてくれた
ソンテウ(小型トラックの荷台に屋根と座席をつけたもの。一人10バーツ)に乗っていくと行けるらしい

ソンテウ


ソンテウに乗車
辺りは暗くなり始めている
20分くらい乗車後、運転手がここで降りろという
この先を歩いていくと駅があるらしい

地球の歩き方の地図を見ながら駅の方向へ歩いていく
人通りはそれほど多くない


E君が現地の男性にタイ語で、この辺りにホテルがあるかと尋ねると、 この辺りにホテルはない。郊外にはあるので連れてってやるとのこと

どうやらこの男性は、タクシーの運転手だったようだ
E君はこの男性の言うことを信じて、連れて行ってもらおうと言う


これはやばい。タイ人がタイ人をだまそうとしている


もしかして、僕が外人だということがばれたのかも
一応、僕は中国系タイ人のふりをしていたつもりだったんだが...


E君にもう少し歩けばホテルはいっぱいあるので、タクシーを断るように説得した

E君はちょっと不満そうだったが、やっぱり地球の歩き方の地図のとおり、もう少し歩いたら、安宿がいっぱいある地区に入ってきた

こういったことは、旅の経験を重ねてきた僕の方が、正しい判断ができる。E君はちょっと勉強になったみたいだ



中国系のホテル(旅社ともいう。看板に漢字で○○飯店と書いてある)に適当に決めて、チェックイン。500バーツ先払い
部屋は、昨日泊まったバンコクのプロムラチャダーホテルに比べるとあまり良くないが、一泊だけなのでOKとした


ハジャイ駅前あたりは、中国華僑の人が多いようで、漢字の看板のお店がたくさんある
そして、バンコクとの大きな違いは、マレーシアの国境に近いからか、ムスリム(イスラム教徒)が多い
ヒジャブ(髪を隠すためのもの)をかぶっている女性が多い


仏教徒、ムスリム、中華系、いろんな人がいるが、うまく暮らしているようだ

実は、1ヶ月ちょっと前の2012年3月31日、僕たちが宿泊しているホテルからすぐ近くのリーガーデンズ・プラザ・ホテルの地下駐車場で自動車爆発テロが起こっていた
爆発による建物火災で3名死亡、300人以上が負傷した
やっぱり、ハジャイは危ないなあ



早速、夕食を食べるためハジャイの街へ

タイ料理の食堂に入った。やっぱりタイ料理はうまい
一応、明日は国境を越え、マレーシアに入国し、ペナン島に行く予定だから、当分タイ料理は食べられない



ホテルに戻り、フロントの女性にペナン島への行き方を尋ねてみた
1ブロック先のキャセイゲストハウスの前からペナン島行きミニバスが出ている
3時間でペナン島に行けるらしい


今日はバスの長旅、かなり疲れました
ホテルに戻り就寝


明日は、タイとお別れ
国境を越えてマレーシアに入国。マレーシア北部のリゾートの島、ペナン島へ

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タイ旅行記3 ハジャイからペナン島ミニバスで国境越え


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3日目 マレーシア入国


今日は、ハジャイからミニバスでブキッ・カユ・ヒタム国境を通過し、ペナン島へ

朝、7時、目覚まし時計(iPod Touch と 携帯電話)が鳴った
E君は朝の目覚めが良い。僕の方がなかなか起きられない
昨日のバンコクの朝4時起きもE君主導だった
旅の友としては、心強い

朝食を食べに、ハジャイの街へ
昨日の到着が夜だったので、今朝が始めて明るい時間に見るハジャイの街並みだ

夜は静かだったが、朝はとても活気がある
結局、昨日の夕食と同じ食堂でタイ料理を食べる


すこし散歩した後、ホテルに戻り、荷物をまとめてチェックアウト
ペナン島行きミニバスは、キャセイゲストハウスの前から出発する
すぐキャセイゲストハウスが見つかった

チケットはキャセイゲストハウスのフロントで買えた。一人350バーツ

キャセイゲストハウスのロビーで30分ほど待つと、ミニバス(10人乗りのワゴン車)が到着


早速乗車。乗ったのは、僕たち二人のほかにヨーロッパ系男性2人
全部で4人だけ
この時期は旅行者は少ないのか


出発。すこし走ると、旅行代理店らしきところの前で停車
旅行代理店から人が出てきてパスポートをくれと言う

地球の歩き方には、入国書類の代筆料金としてお金を取られる場合があるので、パスポートを渡さないようにと書いてある(後で気付いたのだが)

みんな手渡していたので僕も手渡した

5分くらいでマレーシア入国用の記入用紙を挟んだパスポートが帰ってきた
お金は請求されなかった

多分、正規にタイに入国しているか、マレーシアにビザなしで入国できるかをチェックしていただけのようだ
マレーシア入国用の記入用紙は、自分で記入する必要がありました

ということで、2012年5月時点では、ハジャイのキャセイゲストハウス前から出ているペナン島行きミニバスは、パスポートを回収されても問題ありませんでした


約1時間で国境に到着
運転手からここで降りて、タイ出国手続きをするように言われる
イミグレーションを超えたところで待っているとのこと


4人でミニバスを降りてみると、イミグレーション前は大行列
スワンナプーム空港もイミグレーションはいつも混んでいるが、ここは屋外。かなり暑い

仕方ないので列に並んでひたすら待つことに
20分くらい並んでなんとか出国手続きが終わりました


ミニバスが待っていたのですぐに乗車
エアコンが効いてて涼しい

5分くらいで今度はマレーシアのイミグレーションに到着
国境はどこにあったかよくわかりませんでした


マレーシアの入国手続きは建物の中
エアコンが効いていて涼しい

それに、タイ側と違って、ぜんぜん並んでいない。あっという間のマレーシア入国手続き終了
E君も無事に入国完了
E君のパスポートを見せてもらうと、有効期間が30日
僕は90日。タイパスポートと日本パスポートではマレーシアに滞在できる期間が違うらしい
少し得した気分。でもそんなに長く滞在するわけではないので、あまり関係ないんだけれど

さきほどと同じようにミニバスが待っていてくれて、乗車
ここからは、ひたすらペナン島を目指すことに

ペナン島まで、あと1時間
ただし、タイとマレーシアの間には1時間の時差がある
時計を1時間進めた


アロースターを越えて、まもなく大きな街に入ってきた
ペナン島の対岸の街、バタワースだ
もし、バンコクから寝台列車で来ていたら、ちょうど今頃バタワース駅に到着していただろう


バスで来たことによって、ハジャイにも滞在できたし、まあ、良しとしよう


バタワースとペナン島の間には、とても大きな橋が架かっている
その大きな橋を渡り、しばらく走り、街の一角でミニバスは止まった

運転手は到着したと言う
ここはどこ?と尋ねると、ジョージタウンのチュリア通りだとのこと


ジョージタウンはペナン島の最大の街
チュリア通りはジョージタウンの中でも安宿が集まっている地域
このあたりに泊まろうと考えていたので丁度よかった

ヨーロッパ人男性2人もペナン島は初めてだという
2人とはお別れし、僕とE君は宿さがし


まず両替
マレーシアの通貨はリンギッド(RM)。1万円で380RMだった
タイバーツが1万円で3800バーツなので、RMはバーツから0を一つ削ればよい。とても分かりやすい


とにかく暑い。E君はタイ人なのに、暑さに弱い。僕よりも暑い暑いと言っている


近くにあるオリエンタルホテル(東方飯店とも書いてある)に入ってみた
一泊85RMとのこと
部屋を見せてもらうと、意外にきれいで、8階なので、眺めも良い
もちろんエアコンつき

ここに決定。チェックインしてから、ご飯を食べに外に行こうと誘っても、E君はエアコンの効いた部屋から出て行きたくないと言う
うーん。E君はやっぱりバックパッカーにはなれないのか

オリエンタルホテルからの眺め



しばらく涼んで、腹もへってきたので、E君とご飯を食べに行くことにした
このホテルの近くに中華街があるようなので行ってみた


やっぱり中華料理のお店が多い
E君が積極的にお店の人に料理のことなどを尋ねている
もちろん彼はマレー語も中国語も話せないので英語で

今朝までタイにいるときは、E君が僕以外の人と話す時は、ほとんどタイ語を話していたが、ここマレーシアに入国してからは、E君は英語しか話していない
あたりまえのことなんだけど、なんとなく、彼が旅人として少し成長したような感じがした

適当に食堂に入って、中華料理とマレー料理を何品か注文して食べた
僕は比較的、何でも食べれる方なんだけど、E君はやっぱりタイ料理が好きなようで、この食堂の料理はいまいちだと言う


食事後、中華街を少し散策したが、やっぱり暑い
ホテルの近くにあるセブンイレブンで飲み物を調達し、部屋に戻った


事前の調査不足で、ペナン島で何が面白いのか分からなかった
地球の歩き方を見ていると、島の中央部にペナンヒルという山があり、一人4RMでケーブルカーで登れるらしい
そして、その山の上からの景色がとてもきれいと書いてある

ここに行こうと提案すると、E君は外は暑いといいながらもしぶしぶOKした


ロビーの人に尋ねると、ジョージタウンで一番高い建物であるKomtaからペナンヒル行きの路線バスが出ているらしい
早速出発
Komtaへはこのホテルから歩いて10分くらい


少し道に迷いながらも、何とかバスターミナルに到着
路線バスは一人片道2RM。約30分ほど乗ると、このバスの終点ペナンヒルの麓に到着

辺りは少し暗くなり始めていた
ケーブルカーのチケット売り場に行くと、ななななんと、料金が一人35RMになっているではないか
地球の歩き方に書いてある4RMはなんだったのか

さすがのE君もそんな本捨ててしまえと怒っている
山は雲がかかっていて、登ったとしても、景色は見れなさそう

二人で相談して、登るのをやめました


ペナンヒルに行くことを提案した僕はE君に謝ると、やさしいE君は許してくれました
結局、同じバスでジョージタウンへ帰ることに

夕方の渋滞で、往路よりもさらに時間がかかって、45分くらいで終点に到着
ところが、ここはKomtaではない

港がすぐ近くにある
地球の歩き方の地図で確かめると、バタワース行きフェリー乗場の前のバスターミナルだった

ホテルまで歩いて帰ることにした
途中からチュリア通りに入ると、とっても賑やか
昼は暑すぎて、人通りが少ないけれど、涼しくなってきたこの時間帯は、子どもも大人も集まってきている


明日、クアラルンプールに向かうため、旅行代理店を探した
すぐに見つかった
ペナン島からクアラルンプールまでのバスは、一人37RM
明日の朝7:30に、この旅行代理店に集合、約5時間でクアラルンプールに着く


この後、夕食はインド料理のお店に行きました
E君は、カレーは大丈夫みたいだ

昼の暑いときは、ホテルの外に出るのを嫌がってたE君。夜、涼しくなると、とっても元気。よかった、よかった
でも、これが本来の人間の行動なのかも
暑い昼間でもせかせかと観光する日本人の方が異常のような気がしてきた

ということで、今日のペナン島は、これといって何をしたというわけでもなく、終了


明日は、バスでクアラルンプールへ

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マレーシア旅行記4 クアラルンプールのペトロナスツインタワーへ


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4日目 クアラルンプール到着


昨日、タイのハジャイからペナン島に到着した僕たち
今日は、バスに乗ってペナン島から一気にクアラルンプールに行きます

朝、6:30に起きて荷物をまとめる
オリエンタルホテルをチェックアウトして、集合時間どおり、7:30に昨日バスチケットを買った旅行代理店に行く

バスターミナルまで、ピックアップで迎えに来てくれるそうだが、なかなか来ない。結局7:55頃ピックアップの乗用車が来た
本当に間に合うのか、と思っていたら、5分ほどで到着
昨日も行ったKomtaがクアラルンプール行きのバス乗場だった

Komtaでもバス会社のところで、待たされ、結局8:30に出発
かなり余裕があった


バスは、横に3列。タイのバスでいう、VIP並みの心地よさ
2日前に乗ったバンコクからハジャイまでのVIPバスよりも新しくてきれい
食事は付かないが、水は配られた
この距離でこの快適さは、タイのVIPバスに比べてもコストパフォーマンスに優れている


ペナン島の対岸の街、バタワースからクアラルンプールは約240km
マレーシアの南北の幹線なので、整備された高速道路でつながっている


午後1時過ぎ、バスは街の中に入ってきた
クアラルンプールだ。ペトロナスツインタワーが遠くに見えた

クアラルンプール



街中に入ってもまだ自動車専用道路を走っている

クアラルンプールの街は、高低差が大きいらしく、道路はビルとビルの間を通り抜け、アップダウンを繰り返す

そして、終点のバスターミナルに到着したようだ


いつものことだが、ここはどこなのか分からない
周りの人に聞いてみると、ブドゥラヤ・バスターミナルのようだ

地球の歩き方の地図を見ると、チャイナタウン(中華街)から近い
安宿の多いチャイナタウンに泊まろうと思っていたので丁度よかった


しかし、どっちの方向にチャイナタウンがあるのか分からない
するとE君(タイ人で今回の旅のパートナー・詳細はこちら)、積極的に英語で現地の人に尋ねに行く

だんだん、バックパッカーとして成長してきたE君
なかなかいいねえ


ただ、この辺りはマレーシア人でも、地方から来た人が多く、地元の人が少ないようで、みんなチャイナタウンの場所を知らないと答える

というか、観光業やお店の人でもないのに、この一般マレーシア人の英会話能力にびっくり
比較的若い人にしか声を掛けなかったのもあるかも知れないが、みんな流暢な英語で返事が返ってくる

バンコクでも一般のタイ人は、なかなか英語が通じないし、東京でも、一般日本人はかなり厳しいだろう。名古屋は言うまでもなく、英語で話しかけられたらみんな逃げます

マレーシア人の英会話能力には、恐れ入りました


結局、近くにあったコンビニでチャイナタウンの場所を聞き、無事、チャイナタウンに到達することができました



地球の歩き方にも載っている、レッドドラゴン・バックパッカーズ・ホステルに行ってみました

レッドドラゴンは、ここチャイナタウンでも大型のゲストハウスで、元ボーリング場を宿泊施設に変えているようだ

やっぱり、E君はエアコン付が良いというので、フロントでエアコンのツインルームが空いてるか尋ねると、50RMの部屋があるとのこと
鍵を渡され、自分で見てくるようにといわれ、二人で部屋に向かう

途中、とても広い部屋があり、ベッドが20台以上並んでいるところを通過した

昼なので人は少ないが、何人かの西洋人がベッドの上で寝ていたり、本を読んだりしていた

E君は、こういったドミトリールームを今まで見たことが無かったようで、これは何?病院みたいだ。と言っていた

お金持ちのはずの西洋人が、こんなところに宿泊しているのは彼にとっては信じられないようだった


そして、エアコンツインの部屋を見つけた
部屋に入ると、一応エアコンがあるが、薄暗く、あまりきれいではない
これで、50RMはちょっと高いのでは?
E君と相談し、ここに泊まるのをやめることにした


フロントに鍵を返して、別の宿を探す
レッドドラゴン・ホステル前の道をはさんだ向かいに、きれいなホテルが建っている
一応、入ってみた

フロントで尋ねると一泊95RMのツインルームがあるというので、部屋を見せてもらった。あまり広くは無いが、とても清潔で、明るい
もちろんエアコンつき
これ以上歩いて探すのもめんどくさいので、ここに決めました

すみません。このホテルの名前を忘れました


さっそく、遅い昼食のためチャイナタウンを散策

ここは、ペナン島のジョージタウンと違って、昼間から大勢の人が街を歩いていて、とても活気がある

チャイナタウンらしく、漢字の看板がいっぱい。中華料理のお店もたくさんある
横浜の中華街よりもさらに大きくした感じだが、横浜ほど整然としているわけではなく、中華とマレーシアが混じった生活の場所でもあるようだった

中心の通りには、ところ狭しと屋台が並んでいて、いろんなものが売っていてとっても楽しかったです


暑いので、食事後、ホテルに一度戻りました
かなり疲れていることもあって、二人とも昼寝


起きたのは夕方6時頃
ペトロナス・ツインタワーに電車で行くことにしました

ペトロナスとは、マレーシアの大手石油会社の名前
丸い2つのビルで上の方が細くなっていく。クアラルンプールのランドマーク的タワー

有料で上ることができるらしいが、一日あたりの人数が決まっているらしく、朝一番で窓口に並ばなければチケットを買えないらしい

夕方の今からでは無理



チャイナタウン近くのパサール・スニ駅からKLCC駅まで電車で移動
KLCC駅を出ると、ペトロナスツインタワーが現れた
ビル全体から光を放ち、宝石のようだ


ペトロナス・ツインタワー


この独特の夜景。とてもきれいでした
また、タワーの低層階は高級デパートになっている
周辺は公園が整備されていて、多くのマレーシア人や観光客が集まっている

地球の歩き方によると、タワーの前の池で、噴水のショーがあるらしい
デパートの警備の人に、何時から始まるか尋ねると、現在整備工事中で、6月に完成する。それまではやらないらしい。残念


噴水の前のベンチでE君と、これからどうしようか話した
クアラルンプール最大の繁華街、ブキッ・ビンタンに行こうと提案すると、お金が無いので行っても仕方がないと言う

明日からどうしようと言うと、とうとうE君の本音が分かってきた
マレーシアに来てかなりストレスが溜まってきているようだ
それに、体調もあまり良くないらしい
もう、タイに戻りたいと

僕はマラッカにも行きたかったが、今回はあきらめることにしました
E君の体のことも考え、明日からタイに向けて戻っていくことにしました


電車でチャイナタウンに戻り、食事をしてホテルへ

今回の旅のもうひとつの目的地が、E君が小さい頃住んでいたタイ南部の町に行くことだ
どこかと尋ねると、ヤラー(Yala)県のベトン(Beton)だとのこと

地図で見ると、Yalaは、ハジャイとスンガイコローク(タイ湾(東)側のタイ・マレーシア国境)の丁度真ん中くらい


地図だけで、今後の予定を決めました
明日は、スンガイコローク国境の手前のマレーシア側の町、コタバル(Kota Bharu)まで行って宿泊

あさって、コタバルからスンガイコローク国境を越え、Yalaに行く


ホテルのフロントに訪ねると、コタバルへ行くバスは、今日到着したチャイナタウン近くのプドゥラヤ・バスターミナルから出ているらしい・・・(実はこれが大間違い)
明日、朝早めにプドゥラヤ・バスターミナルに行って、チケットを購入することにした


明日は、クアラルンプールからコタバルへ。出発するバスターミナルを間違えた!?

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マレーシア旅行記5 クアラルンプールからコタバルへ


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5日目 クアラルンプール・コタバル


今日はマレーシア東海岸の最北部の街、コタバルへバスで行きます

朝、7時ころ起き、荷物をまとめ、チャイナタウンのホテルをチェックアウト

クアラルンプールのチャイナタウン

E君(タイ人の友達)と一緒にチャイナタウンのホテルから歩いてプドゥラヤ・バスターミナルへ

ここ、プドゥラヤ・バスターミナルは最近完成したばかりのようで、とてもきれいで、とても巨大
まるで、空港のようだ

プドゥラヤ・バスターミナル

しかし、コタバル行きのバスのチケットを買いたいというと、あっちだ、こっちだと、たらい回しにされてしまった


結局、このバスターミナルからはコタバル行きのバスは出ていないようだ

プドゥラヤ・バスターミナル内にあるコタバル行きのバスを運営している会社の窓口に行くと
ここでは、コタバル行きのバスのチケットは販売していない
プトラ・バスターミナルから出ているので、そこに行けとのこと


仕方がないので、プトラ・バスターミナルへ
プトラ・バスターミナルはクアラルンプール北部にあり電車で移動しなければならない


プドゥラヤバスターミナルの近くのPlaza Rakyat駅からAmpang Lineの電車に乗り、PWTC駅で降りる

プトラ・ワールド・トレードセンターを越え、約10分ほど歩くとプトラ・バスターミナルに到着


プトラ・バスターミナルは、プドゥラヤ・バスターミナルに比べると規模が小さく、建物も古い

プトラ・バスターミナル



さっそくチケット売り場を探す
すぐに見つかった
9:30発コタバル行きがまだ空席がある
えっ? もう9:30過ぎているんだけど

バスが遅れているらしい。それでまだチケットを購入可能だった
もし乗れなかったら、次のバスは夕方。ラッキーだった

コタバルまで一人40RM。8時間かかるらしい
かなり時間がかかるが、仕方がない


10:00頃バスが到着
早速乗り込む

このバスも、ペナン島からクアラルンプール間のバスと同じく、横3席のゆったりシート
とても清潔で、これならバスの長旅も大丈夫だろう

いよいよ出発。あっという間のクアラルンプール滞在でした


しばらく高速道路を走っていたが、途中から下道へ
マレー半島西海岸は南北に高速道路が整備されているが、東海岸はまだ高速道路が整備されていないようだ

このあと、ずっと一般道路を走っていくことになった
バスは山の中の一般道を走っていくのでカーブが多く、アップダウンも激しい

バタワースからクアラルンプール間の高速道路とは全然違った


あまり寝ることができなかったが、ようやく夕方5時過ぎ、コタバルのバスターミナルに到着

コタバル・バスターミナル


このバスターミナルは、コタバルの街の中心部

地球の歩き方の地図を見ると、すぐ近くに、KBバックパッカーズ・ロッジ1というゲストハウスがある。ここに行ってみた

ビルの2階にフロントがあり、エアコンのツインルームが空いていた
部屋を見せてもらい、清潔というところまで行かないが、設備は十分だった。45RM

E君もOKということで、ここに決定。チェックインした


宿の方は大変親切で、明日、スンガイコローク国境への行き方を尋ねると、丁寧に教えてくれた
さきほど到着したバスターミナルから路線バスに乗っていけば、終点がイミグレーション前だとのこと


E君と夕食を食べに街へ
コタバルは、小さな地方都市
夜、食事ができるようなお店も限られています
マレーシア料理の食堂で夕食


そのあと、近くにある市場に行きました
もう、かなりのお店が閉まっていた

果物屋さんの前でE君は立ち止まり、ランブータンを1kg買おうとする
5RM。大き目のレジ袋にいっぱい

E君の計画性の無さを、何度も見てきた僕は、絶対に食べきれないから半分にしてしておくように説得した
E君はランブータンが大好き。全部食べれるから大丈夫、大丈夫と言うが、結局0.5kg、2.5RMにしておいた


夜のコタバルは、少しさびしい
セブンイレブンで、飲み物などを調達し、KBバックパッカーズ・ロッジに戻った

夜のコタバルの街並み


さっそく、ランブータンを食べた
僕は3個ほど食べて、もうお腹いっぱい
E君は、 おいしい、おいしいと言いながら、次々と食べていく
そして、20個以上はあったと思われるランブータンを完食
やっぱり1kg買っておけばよかったと言う

E君はスリムで、華奢な体型
今回もそうだが、いつもたくさん食べる
いったい食べたものはどこに入っていって、あのやせた体を維持できるのだろう?


ここ、KBバックパッカーズロッジは、今回の旅の宿で泊まった唯一のゲストハウス
共有スペースには、いろんな国からの旅行者が集まっていた

その中に、日本人のサラリーマンパッカーの男性がいた
マレー半島東部の島を回ってきて、明日、Air Asiaでクアラルンプールを経由して、東京に戻るとのこと

久しぶりに日本語で会話をすることができた
やっぱり、日本語だと思っていることをそのまま話すことができる
僕の英語能力の低さが問題なのだが、英語では言いたいことをうまく話せない、もどかしさが、ずっとあった


E君はやっぱりタイ人なので、マイペンライ精神というか、結構いいかげん、そんな感じのことを話しました
E君が日本語をわからないことをいいことに、日本人男性に愚痴を言ってしまいました
E君、ごめんなさい

E君はとってもいい青年です



夜、遅くなってきたので就寝


明日は、スンガイコローク国境を越えタイに戻り、Yala、そしてE君の故郷、Betonへ

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マレーシア旅行記6 コタバルからスンガイコローク国境へ


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6日目 コタバルからスンガイコローク国境 ヤッラー ベトンへ


今日はマレーシア最後の日
朝、早く起きて、コタバルのカルチャーゾーンという、歴史的な建物が並んだ地区へ朝食を兼ねて行ってきました

コタバルのカルチャーゾーン


カルチャーゾーンにあるモスク


食事は朝からカレーを食べました
適当に頼んだら、紙のお皿に、青色のご飯が出てきました
インド人らしきお客さんは、手で食べてましたが、僕たちにはちゃんとスプーンとフォークが添えられてました

カレーと青色のライス

KBバックパッカーズ・ロッジに戻り、出発の準備
ゲストハウスの方や、宿泊客にお別れを告げ、出発


バスターミナルに歩いていくと、国境行きのバス乗場はすぐ見つかった
チケットは、バスの中でも買えるが、窓口で事前に買っておいた

路線バスが到着。ここ、コタバルの路線バスは、車体が新しいようだ
でも、車内はあまり掃除をしていないようで、きたない

出発
やはり路線バスなので、何度もバス停で停車しながら進む


途中で比較的大きな街に入り、鉄道駅の前のターミナルでバスは停車した
地図で見るとおそらく、Pasir Masという駅だと思う
ここで、かなりの乗客が降りて、新たにバスに乗ってくる人は少し

大きなバックパックを持った男性2人が乗ってきたので、話しかけると、
僕たちと同じように、スンガイコローク国境へ行き、タイに入国するそうだ

彼らはマレーシア人大学生。タイのYALA大学に留学している。休暇を利用して、実家に一時的に戻っていたそうだ

実家はマレーシア南部、シンガポールとの国境の町、ジョホールバル

ジョホールバルから、ここマレーシア東海岸の北の終着駅まで列車で24時間以上かかったそうだ


僕たちもYalaに行くというと、じゃあ、一緒に行こうということに
国境のあたりのことも良くわからないというと、彼らは何度も来ているので案内する言ってくれた。ラッキー


しばらくすると、マレーシア国境事務所前。このバスの終点
結局、最後まで乗っていたのは、僕たち4人だけだった

バスを降りると、バイクタクシーの運転手が群がる
一人10RMで、タイ側まで連れて行くとのこと

大学生に聞くと、僕たちは、歩いていくとのこと
よくわからないので、一緒に歩いていくことにした


まず、マレーシア側の出国手続きへ
建物の中に入るが、他に旅行者はほとんどいない
あっというまに出国手続き終了


ここから歩いてタイ側へ
国境らしきところを通過した。さようならマレーシア


徒歩5分くらいで、タイの国境事務所建物へ
こちらも、ほとんど人がいない

入国の窓口に行くと、イミグレーションカードが必要だという
向こうでもらって来いと指を差す

指を差した方へ行くと、係員らしき人がパスポートを見てイミグレーションカードを記入してくれる
手数料20バーツ

飛行機でタイに入国する前に、機内で配られるあの紙なのだが、あれは無料のはず
ここでは、無料でもらうことができない
おじさんに、記入手数料20バーツを払わなければならないのだ

セコい
マレーシア人大学生2人も当然のように20バーツを支払って、書いてもらっている
ここは国境。職員に変ないちゃもん付けられるといやなので、僕も同じように書いてもらい、20バーツ払った

ちなみにE君はタイ人なので、イミグレーションカード不要で、20バーツ支払う必要がなかった


4人とも無事タイ入国(E君は帰国)


ここからまた炎天下のなか、まっすぐの道を歩いて10分くらい
左側にお店兼バスチケット売り場があった

ここがスンガイコローク・バスターミナルらしい
といっても一般の道の脇

普通のお店に見えるので、知らないと、通り過ぎていたかもしれない
彼らと一緒に来ることができて、助かりました

彼らが言うには、マレーシア側で路線バスを降りたところにいたバイクタクシーは、ここスンガイコロークのバス乗場まで連れてきてくれるそうだ
10RMまたは100バーツ。今日みたいに暑い日は、使う価値があるかもしれない


僕とE君の最終目的地は、Beton
Yalaのさらに先

ここスンガイコロークからは、Beton行きの直行バスはないらしい
とりあえずYalaまで行って、そこでBeton行きに乗り換えなければならない

ここはもうタイ。タイ語の話せるE君は大活躍
マレーシア人大学生の二人も、あまりタイ語は話せないみたいで、E君は鼻高々

僕もタイに入ってくると、難しいことはE君におまかせ。楽ちん、楽ちん


Yala行きミニバスがやってきた
10人乗りのワゴン車で、満席

それでは出発

ミニバスにしばらく乗っていると、軍の検問があった
タイ最南部は、テロが何度も発生していて、マレーシアや、タイの中央部と違って、なんとなく緊張した感じがする

ミニバスに乗って約2時間、大きな街に入ってきた
どうやら、Yalaの街のようだ

マレーシア人大学生の2人は、終点のターミナルまで行かずに途中で下車
お別れのあいさつ
おかげで無事Yalaまでこれました。どうもありがとう


終点のバスターミナルまで乗って来たのは、僕たち二人だけだった

バスターミナルといってもそれほど大きくない
ミニバス専用のバスターミナルのようだ

早速Beton行きのバスチケットを購入

あと何分後に来るの?とチケット売り場の人に尋ねると、30分後くらいと答える

バスターミナル内の食堂で食事したりして、時間をつぶす

30分経過したが、バスは来ない
E君は来ないものは仕方がないと言う。さすがタイ人、おおらかだ


結局約1時間経過して、ミニバスは到着
乗客は6人。そんなに混んでいない

それでは出発

ミニバスはどんどん山の中に入っていく
カーブがいっぱい。道路は一応舗装されているが、一部狭いところを通過する

だんだん険しい山に入って来た。こんな山奥にあるBetonという街は、いったいどんなところなんだろう

このYalaからBetonの間は、スンガイコロークからYalaよりももっと多くの軍の検問があった
Betonはマレー半島の中央の山間部で、タイの最南端。マレーシア国境の近く
密入国を警戒しての警備なんだろうと思う


約2時間で、街らしきところに入ってきた
E君が言うには、Betonに着いたらしい
街の中心部で下車


Betonの街は、意外に発展している
そして、すぐ気になったのは、街の中心にある、日本風のお城
E君に尋ねると、郵便局だという。入り口前にでっかいポストがあるからだと。本当か?

Betonにある日本風のお城

E君は安い宿を知っているといので、そこに泊まることにした
名前はJACK HOTELかMICHAEL HOTELかなんかで、男性の名前だったと思う。すみません。忘れました

一泊500バーツ。それほど綺麗ではない。まあまあといった感じ。でもE君念願のエアコン付き


早速、街へ出かける
E君がここへ来たのは5年ぶりだとか
お父さんの仕事の都合で、小学生から中学生くらいまでここに住んでいたらしい

タイ最南部の秘境、Betonには、意外にも外国人観光客が多い
欧米人、そして中国人
日本人は、まったく見かけない
この街を知らないのは、日本人だけなのかも


まず、バイク(タイ語でモトバイ)を借りた
E君が運転し、僕は後ろ
これで、行動範囲が広がった


夕食へ
E君が安くておいしいところを知っているというので、バイクで移動
郊外のレストランで、大食いのE君が大好きな食べ放題のお店だった

建物の外にテーブルが並んでいて、地元の人でいっぱい
人気のあるレストランのようだ

お肉、魚介類、野菜、デザートなどいろんなものがある
これで、一人180バーツ。安い
人気があるのもうなずける

それから、食事していると、レストランになぜかゾウが入ってきた
ゾウ使いが一緒にいて、チップをもらっている
タイらしい風景で、なごんだ


食事が終わったあと、E君のおばさんの家に行こうということになった
E君も小さい頃、そこに住んでいたとのこと

レストランからさらに山の奥に入ったところにおばさんの家があった
しかし、おばさんの家は真っ暗。呼んでもだれも出てこない
隣の家の人に聞くと、車が無いから、どこかに出かけているだけじゃないか?とのこと

E君に携帯に電話かけたら?と聞くと、電話番号を知らないという
また、明日出直すことにした


街の中心部に戻り、すこし歩いてみた
人通りは多く、夜でも安全なようだ

タイに戻って、小さい頃の思い出の街にやってきたE君
すっかり元気になった。食欲も旺盛。よかった、よかった

ホテルに戻って就寝


明日は、Beton観光

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タイ旅行記7 タイ深南部の国境の町ベトン観光


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7日目 ベトン


昨日、タイ深南部のBetonにやってきた僕とE君
今日は、E君のおばさんの家に遊びに行きます

E君に今日は洗濯をしたいというと、おばさんにやってもらえばいいとのこと
お言葉に甘えて、洗濯物を持って、バイクでホテルを出発


おばさんの家に到着
昨晩は留守だったが、今日は、いました
事前に連絡せず、突然行ったので、おばさんはびっくりしたようだ
でも、久しぶりに甥に会うことができて、とってもうれしそう


E君のおばさんは3人家族。だんなさんと、小学校1年生くらいの男の子

さっそく、洗濯
洗濯機は無かった。おおきなタライに水と洗剤をいれてごしごし

僕とE君の分まで洗ってくれた
干すのは自分たちでやった

後で、E君が教えてくれたんだけど、タイ人は下着だけは、家族間でも他人にまかせず、自分で洗うそうだ
下着を他人に洗ってもらうことは、はずかしいことらしい

へえ、知らなかった。と言うE君も、おばさんに洗ってもらっていたけど


だんなさんは、いま出かけているらしい。もうすぐ戻ってくるので、戻ってきたら一緒に出かけようということになった

E君とおばさんは、楽しそうに話している。タイ語なので何を話しているか分からない


僕はと言うと、小学生の男の子と遊んだ

最初は、恥ずかしいのか、なかなか近づいてこなかったけど、だんだん慣れてきた

彼はいろんなおもちゃを持ってきて、一緒に遊ぼうと誘ってくる
何か、一生懸命話しかけてくるけど、分からない
でも、楽しかった
やっぱり、子どもってすぐ仲良くなれて、いいね


しばらくして、だんなさんが車で帰ってきた
車でBetonの観光名所に連れて行ってくれることに

車はISUZUのピックアップトラック
座席は2列あるので、僕とE君と男の子は後ろの席へ


Betonには、温泉があるらしい
最初に、温泉のある公園へ

公園には温泉の池がいくつもあり、触ってみると温かい
温泉といっても入浴しているわけではなく、足だけお湯に浸かっている
みんな、いわゆる足湯に来ているようだ

Betonの温泉公園



公園の周りには屋台がたくさん並んでいるが、その中の一つの屋台で、生のウズラの卵を売っている

そう、温泉卵を作れるのだ
生ウズラの卵は、網の袋に20個くらい入っている
これを、公園の一番熱い温泉の池に持っていく
ちゃんと引っ掛けるところがあるので、そこから網にウズラの卵が入ったままぶら下げて茹でる

僕たちもウズラの卵を買ってきて、茹でてみる
とりあえず、放置


そのほかにもいろんな食べ物の屋台が並んでいるので、いろいろ買ってきて、みんなで昼食タイム

温泉の池のほとりの木陰に、ビニールシート敷いて、5人で食事
やっぱり、食べ物はソムタムなどのタイ料理
なかなか、おいしかったです。


そして、ウズラの卵を取りに行きました
半熟の温泉卵が出来上がってました
こちらも、GOODでした


小学生の息子さんの友達の女の子二人もこの公園に遊びに来ていて、合流



次は、万花園という、花がいっぱいの公園に行くことにしました

今度は7人で乗車。子どもたち3人は、ピックアップトラックの荷台に乗った
3人は荷台で大はしゃぎ。おいおい、そんなに騒ぐと落ちるぞ
日本では子どもたちをあんな乗せ方しないだろうけど、タイではとっても、おおらか

山の中を走ること10分くらい
万花園に到着

万花園









いろんな花でいっぱい
とってもきれいな公園でした


観光はこれで終了
おばさんの家に戻ることにしました

途中でスイカを買って、おばさんの家で、みんなでスイカを食べました
近所の人や、通りがかりの人も集まってくる
いつの間にかパーティーになってました


洗濯物も乾いたようで、そろそろ帰ることにしました
おばさんや、だんなさん、男の子にお別れを言い、バイクで帰路へ

帰る途中、E君が小さい頃、よく遊んだ川に連れて行ってくれました

とってもきれいな川

それから、通っていた学校、お寺にも連れて行ってくれました。E君はとっても懐かしそうでした

そして、マレーシアとの国境にも行ってみようということになりました
しかし、少し行ったところで、雲行きが怪しくなり、スコールが降りそうになってきたので断念

ホテルに戻ることにしました



なお、このBetonのタイ・マレーシア国境、地球の歩き方には載っていない
日本へ帰った後、インターネットで調べると、日本人でも何人か通過に成功している模様

ただ、マレーシアからタイへ入国後、バスなどの交通機関がない
運が良ければタクシーに乗れるが、タクシーが無いと、Beton中心街までヒッチハイクするしかないようだ



もう夕方。E君と食事をしながら、今後のルートを話し合った

E君はもう1箇所、タイ南部で小さい頃住んでいた街がある
その街の名前は、ラノーン(Ranong)
ラノーンは数ヶ月間、住んでいただけらしい


明日は、ラノーンに行くことにした

Betonからは、Yalaを超えて、一気にハジャイまで行けるミニバスがある
まず、ハジャイに行き、そこでラノーン行きに乗り換ることにしました


今晩は、Beton最後の夜
明日まで、バイクを借りているので、夜のBetonの街をバイクで散策


Betonの中心。時計台




ホテルに戻って就寝

明日は、ハジャイを経由して、ラノーンへ

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タイ旅行記8 ベトンからヤラーとハジャイ経由ラノーンへ


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8日目 ベトン~ラノーン


今日は、E君のもうひとつの故郷の町、ラノーンに向かいます

ラノーンはハジャイから北へバスで6時間
タイのリゾート地であるプーケット島と同じ西海岸沿だが、プーケットよりも約200kmほど北に位置する
アンダマン海の漁港の町で、船でミャンマー最南端の街、コートーンにも日帰りで行ける


朝、7時起床
荷物をまとめ、ホテルをチェックアウト

ベトンの時計台
 
ハジャイ行きミニバス乗場は、ホテルからバイクで1分で到着
まず、バスチケットを買う

出発時間は、満席になり次第とのこと
やっぱり、タイは適当


E君はバイクを返しに行った
僕はミニバス乗場で待っていた


しばらくすると満席になり、出発するとのこと
E君はまだ、戻ってこない

運転手は、英語を話せない
でも、君の友達はどうしたんだと心配そう

携帯電話でE君に電話して、運転手にタイ語で説明してもらった
そうしたら、ミニバスは、レンタルバイク屋さんまで、E君を迎えに行くことになった
このあたりについては、ミニバスは融通が利く


E君はレンタルバイク屋さんの前にいた

レンタルバイク屋さんが朝早くて、まだ開いていなかったらしい
近所の人に説明して、バイクはレンタルバイク屋さんの前に置いていった
後日、そのバイクのことをE君から聞いていないので、前払いだったし、多分大丈夫だったんだろう

E君を乗せて、ミニバスは再出発


あの、くねくねした山道を戻っていく
あいかわらず、厳しい検問が何箇所もある

Yalaに到着
前も来た、ヤラーのミニバスターミナルだ
ここで、乗客が入れ替わる。ハジャイまで行く人は少ないようだ


10分ほど停車して、再びハジャイに向けてスタート

Yalaからハジャイの間は、山道がほとんどなく、平坦だ
ミニバスは、快適に走る


午後1時ころ、Hat Yaiのバスターミナルに到着

ここは、旅行2日目にバンコクから来た時と同じバスターミナル
かなり広く、ミニバスだけではなく、大型バスも停車している


早速、E君とラノーン行きのバスを探すため、いろんな人に聞いてみる

バスターミナル敷地からでてすぐの民間バスの事務所を教えてもらい、その事務所へ行った

ところが、ラノーン行きのバスは、昼の12時に出てしまったらしい
次のバスは、夜9時発の夜行で、明日の朝4時にラノーンに到着する

他のバス会社がラノーン行きを運行してないか探してみるが、見つからない

途中の街まで別のバスに乗っていくという方法もあるが、結局ラノーンに着くのは、夜になってしまう

あきらめて、夜9時発のラノーン行きの1stクラスバスのチケットを購入した


夜9時までまだ7時間以上もある
荷物は、バス会社の事務所に預け、とりあえずご飯を食べるためにバスターミナル周辺を歩く

すると、Rent Room などの看板を掲げたゲストハウスらしき建物が何軒かある

そのうちの1軒に入って、部屋を見せてもらう
部屋は古いが、とても清潔
シャワーもあるし、エアコンもある

夜9時までいくら?と尋ねると、500バーツとのこと
多分1泊分と同じ

外は暑いし、エアコンもついてて、寝ることができるし、夜までここで待機することにした
エアコン大好きなE君は大満足


バス会社の事務所は、100メートルも離れていない
荷物を取りに行き、宿の部屋に置く


ご飯を食べに行って、部屋に戻りシャワーを浴びてお昼寝
結構疲れていたみたいで、僕もE君もすぐ寝てしまいました

夕方6時ころ目が覚める
日も沈みかけ、暑さは少し和らいできた

でもまだ3時間もある
ご飯を食べたり、バスターミナル周辺を散歩したりして過ごしました


そして、夜8時半、荷物をもって、ゲストハウスをチェックアウト

バス会社の事務所に行くと、もうバスに乗れるとのこと
バスターミナル内のプラットホームに案内され、バスに乗り込む


夜9時、バスは満席
外国人は僕だけの模様
ラノーンに向けて、夜行バスは出発した


明日は、ラノーンに到着

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タイ旅行記9 ラノーンでミャンマー日帰り旅行に挑戦


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9日目 ラノーン


ハジャイ発の夜行バスは、ラノーンに向けて順調に走行
横に4席のバスなので、マレーシア国内で乗ったバスや、タイで乗ったVIPバスの横3席のバスに比べると、少し窮屈

いつの間にか僕もE君も寝てしまいました


まだ、真っ暗な朝4時、バスは停車
みんな降りていく
E君に他の乗客に聞いてもらうと、ラノーンに到着したようだ


ここは、ラノーン郊外のバスターミナル
周りには、何も無い
お店もすべて閉まっている
ほとんどの人は、車などで迎えに来てもらっているようだ

こんな時間にこんなところで降ろされてもどうしようもない
僕たちは、トゥクトゥクに乗り、運転手にどこか安く泊まれるところに連れて行ってくれと頼んだ


 トゥクトゥクはラノーンの街の中心へ
そして、あるホテルの敷地内に入っていく
バンガローがいくつも並んでいる

ホテルのフロントのある建物の前まで来た
ちょっとここは高いんじゃない?


地球の歩き方には、このあたりに安宿がたくさんあると書いてあるので、ここがだめでもどこかあるだろう
トゥクトゥクの運転手に料金50バーツを払って帰ってもらった


フロントの人に安い部屋がいいというと、350バーツの部屋があると言う。意外に安い
部屋を見せてもらうと、350バーツの部屋はバンガローではなく、3階建ての建物
ツインルームで、トイレとシャワーは部屋の外で共有だ
部屋はシンプルだが、わりと広い。掃除も行き届いている

そして、エアコンがついていた。E君はもちろんOK

僕もOKし、チェックイン


今日の行動をE君と相談
地球の歩き方を見ると、ラノーンはミャンマーとの国境の町
ミャンマーの最南端の町コートーンに船でビザなしで日帰り旅行ができるらしい

少し、寝てから行こうということにした


朝9時、起床
早速準備して、ホテルの外へ

到着したときとは違い、街はにぎやかになっていた
ソンテウに乗って、ミャンマー行きの船が出るラノーンの港へ

20分くらいで到着
イミグレーションは歩いてすぐだった


しかし、変なタイ人が近寄ってきて、英語で話しかけられる
「ミャンマーに行くんだろ、案内する。こっちだ」

僕とE君は無視しているがかなりしつこい
しかも、日本でいうヤクザみたいな人が仕切っているようで、雰囲気がやば過ぎる

なんとか、イミグレーションの小さな部屋に入ったが、窓からこちらを覗いている
窓口の人に尋ねると、まず外で船のチケットを買えとのこと

外から僕たちを見張りされていて、この部屋から出て行ける雰囲気じゃない
国境独特の、危ない雰囲気だ


E君も、この雰囲気は嫌いだ。別にミャンマーに行かなくてもいい
僕も同意し、ミャンマー日帰り旅行はあきらめました


イミグレーション前のミャンマー行き船乗場

僕たちは、結局ミャンマーに行きませんでした。ヘタレです

イミグレーションの部屋を出て、付いてくる怪しい男に、ミャンマーには行かないと言うと、それ以上は付いてきませんでした
ひと安心


せっかく港に来たので、市場を見学しました

魚市場には、あのミャンマーで人気の化粧品「タナカ」を顔に塗っている女性がいる
ミャンマーから来ているのだろう
ラノーンが国境の町だということが良くわかる

タナカを顔に塗っている女性と魚市場

新鮮な魚(アジ?)

魚市場の近くで食事をしたりして、過ごしました

そして、ソンテウでラノーンの街に戻りました


旅はもう終盤
僕はあさっての朝10時、バンコクのスワンナプーム空港から日本に向けて出発しなければならない

なので、明日のうちにバンコクに到着したい
旅行代理店でバンコクのサイタイマイ(南バスターミナル)行きの1stクラスバスのチケットを買いました

明日の朝10時発、午後6時到着予定
本当に今回の旅はバスの移動ばかりでした


まだ、かなり暑いので、ホテルの部屋に戻り、エアコンをONにして、休憩

夕方、少し暑さが和らいでから、外出
食事をしたりして、ラノーンの街をぶらぶらとしました
この街も欧米系の外国人は良く見るけど、日本人は全くいませんでした

結局、ラノーンはミャンマーに行かない限り、何も無い街でした
まあいっか


明日は、1週間ぶりのバンコクへ

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タイ旅行記10 ラノーンからバスでバンコクへ


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10日目 ラノーン・バンコク


今日は、バンコクへバスで戻ります

朝7時頃起床
旅行代理店には9時集合なので、まだ時間はある
荷物をまとめたり、シャワーを浴びたりして、8時半、チェックアウト

やっぱりというか、昨日の朝4時半ころチェックインだったけど、2泊分とられました。 まあ、仕方がないか

ラノーンのホテルの愛犬


旅行代理店に着いたが、まだ時間があるのですぐ近くの食堂で朝食

食事後、近くの果物屋に行くと、E君は友達へのお土産に、ドリアンを買うという
知る人ぞ知る、あの匂いのきついドリアンを

僕はドリアンは、バンコクでも買えるし、くさいからやめろ、と言った
でもE君は、ここのはバンコクよりずっと安いと言って、とうとう買ってしまった

これからの長時間のバス。どうなることやら


結局9時半にピックアップ車が来た

ラノーンのバスターミナルまでは車で10分もかからない


バスターミナルに到着。まだまだ余裕


ドリアンはバス床下の荷物室へ。車内が匂いで充満しない。ほっとした
しばらくすると、バスが出発するとのことで、急いで乗り込む

これでラノーンとはお別れ。特になにもなかったけど、いつかミャンマーに行くときに再び立ち寄るかも


横に4席のこのバスは少し窮屈
でも、ちゃんとトイレもある
しかし、このトイレで僕は後ほど大失態を犯してしまう


バスは順調に走行
途中で僕はトイレに行った
トイレの扉がなかなか開かない
トイレに誰も入っていないのは確かなはず

押したり引いたりしていると
ガチャーン
トイレの扉をまるごとはずしてしまった
とりあえず、用を足して、車掌さんの女性に話した

車掌さんは扉を見て大笑い
E君にも話したが、やっちまったなーって感じで笑う

僕のせいじゃない。あれは、最初から壊れていたんだ(多分)


途中でサービスエリアのようなところで食事休憩
ずっと待っているが、なかなか再出発しない

なんと、トイレの扉を溶接して直しているではないか

結局ここでの休憩は30分の予定だったが、トイレの扉の修理で1時間30分
バンコクに到着するのがかなり遅くなることになった


再出発し、一路バンコクへ

大分暗くなってきた


夜7時、予定よりも1時間遅れで、バンコクのサイタイマイ(南バスターミナル)に到着

実は、昨日のうちにこの旅初日に泊まったところと同じ、ラチャダ・ピセーク通りにあるプロム・ラチャダ・レジデンス・ホテルを予約しておいた

タクシーでホテルへ
無事、到着し、チェックイン

あの清潔できれいなプロム・ラチャダ・レジデンスに戻ってきた

しばらくすると、なんか変な匂いが
そう、ドリアンの匂いだ

E君はいい匂いだと笑っているけど、僕には耐えられない

バンコクにはドリアン持込禁止のホテルがたくさんある
このホテルはよく分からないが、見つかったら怒られるかも

E君に匂いがしないようにしろ、と言うと、しぶしぶ、ドリアンをビニール袋に重ねて包んだ
それでもまだ少し匂う。恐るべしドリアン


食事をしに、この旅初日にも行ったBig Cショッピングセンターへ
今日はフードコートで好きなものを注文して食べた

この旅最後の夜
ドリアンの匂いに悩まされる夜でもあった


明日は、最終日。日本に帰国

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タイ マレーシア旅行記11 空港で感動の別れ


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11日目 バンコク・関西空港


今日は、タイ・マレーシア旅行最終日
といっても、午前10時発の飛行機に乗らなければならないので、朝7時半にはホテルを出発しなければならない


荷物をまとめ、ホテルのロビーへ
E君は、スワンナプーム空港で見送ってくれるとのことで一緒にタクシーに乗る
E君はまたホテルに戻ってくるので、E君の荷物は部屋に置いたまま
もちろんドリアンも


30分もかからずスワンナプーム空港へ

タイ航空のチェックインカウンターで手続きして、搭乗券をもらう

とうとう、11日間一緒に旅してきたE君とお別れ
僕は、こういうのが苦手で、じーんとしてしまった

E君は明るく言う 「楽しかったよ。ありがとう。またタイに来いよ」


「僕こそ楽しかったよ。ありがとう。またタイに来るよ」


最後まで手を振って、僕は出国手続きへ

タイ航空の飛行機に乗り込み、タイを離れる
大阪、関西空港へ

日本時間の午後6時、到着
明日は仕事なので折角の大阪だが、立ち寄ることはできない
特急はるか と新幹線を乗り継ぎ、無事帰宅しました



終わりに


今回は僕にとって初めての外国人との旅行
いろいろと考え方の違いとかあって、少し口喧嘩もしたりしたけど、それは、同伴者が日本人でも同じ

E君はとても好青年でした
若いのに考え方もしっかりしているし、僕のことをいろいろと心配もしてくれて、いいやつです

タイ人らしいマイペンライなところもあるけど、彼のおかげで楽しく旅をすることができました

日本人がめったに行かないBetonやラノーンに行くことができたのも彼のおかげです



それでは、この旅行記最初の記事に書いた命題

「E君はバックパッカーになれるのか?」

この答えは、E君に限って言えば「No」かな
エアコン大好きなE君は、安宿のドミトリーとか絶対無理です
それに、タイが大好きなE君。外国旅行はまだ少し早いかも


Betonのひまわり

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました

タイ・マレーシア旅行記 おしまい

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