旅の日程とルート

ラオス旅行記1 ラオス旅行へ出発の準備


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2004年9月18日から25日までの8日間、東南アジアの内陸国ラオスに行ってきました

ラオスに行くことにしたきっかけは、同じ年のゴールデンウィークにカンボジアのアンコールワットへ行ったとき、宿泊したタケオゲストハウスの複数の旅行者に聞いた話から

ラオスには何にもないけど、のんびりできて良かったよ
あと、ラオス人は旅行者をだましたりする人は皆無で、いい人ばかり
すごく旅行しやすい

何にもないけど楽しいとはどういうことだ?

いろいろラオスの楽しい話を聞いて、ぜひ行ってみなければと思い、今回ラオスの旅に出かけることになりました

ルアンパバンの街並とメコン川

それでは、ラオス旅行記スタート



旅の準備


航空券
日本からラオスへの直通便はありません
タイの首都バンコクを経由することにしました

今回休暇が取れた日程だと、空席がなかなか見つかりませんでした
ちょっと高かったけど、日本航空の正規割引航空券(当時の名称はJAL悟空)をJALホームページから直接購入しました

しかし名古屋-バンコク直通は往復とも満席。往路は成田、復路は福岡を経由することに

バンコク以降については、バンコクからラオスの北部の町ルアンパバンまでバンコクエアウエイズの片道航空券をバンコクエアウエイズのホームページから直接購入

ルアンパバンからバンコクまではバスや鉄道を乗り継いで戻ることにしました


旅行前に購入した航空券
9月18日 名古屋-成田 JAL
9月18日 成田-バンコク JAL
9月19日 バンコク-ルアンパバン バンコクエアウエイズ
9月25日 バンコク-福岡 タイ国際航空(JALコードシェア)
9月25日 福岡-名古屋 JAL

もちろんすべてエコノミークラスを購入。しかし、成田空港でビジネスクラスへのインボランタリー・アップグレードに遭遇。詳しくは次の旅行記


お金
ラオスの通貨はキープ
1USドル=約10500キープ

ラオスはカンボジア同様にUSドルをお店でそのまま支払うことができるので、USドル現金を多めに用意
USドル現金以外は、日本円現金と前回のカンボジア・タイ旅行で余ったタイバーツ現金を少々持って行きました

ラオス・キープの札束



ビザ
タイ:タイ入国時に30日間の滞在許可がもらえます

ラオス:2007年以降、ラオス入国時に14日間の滞在許可がもらえます。僕がラオスに行ったのは2004年だったので、ビザが必要でした

ただし、ルアンパバン空港到着時に30USドルでアライバルビザが取得できるので、旅行前に在日本ラオス大使館でビザを取得する必要はありませんでした



その他
衣類、洗面用具、地球の歩き方・ラオス編とタイ編など
宿泊はすべて現地調達予定です




次はラオス旅行出発
成田空港でエコノミークラスからビジネスクラスへインボランタリーアップグレードに遭遇?

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ラオス旅行記2 ビジネスクラスへ無料アップグレード


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1日目


ラオス旅行出発の日です
今日は名古屋空港から成田空港経由でバンコク・ドンムアン空港まで
明日、バンコク・ドンムアン空港から飛行機でラオス北部の街ルアンパバンへ

旅の第一歩は、名古屋空港午後2時発の成田空港行き国内線に乗ります
セントレアはまだ開港していません。空港バスで名古屋空港へ
出発2時間前の昼12時に名古屋空港到着
国内線ターミナルの日本航空チェックインカウンターでチェックイン

今回はJALホームページから直接購入した正規割引航空券
名古屋-成田 と 成田-バンコク の2枚のエコノミークラス搭乗券をもらいました


出国手続きは成田空港で行うので、名古屋空港では手荷物のチェックだけ受けて搭乗

今回乗る飛行機は日本航空の子会社J-AIRの機材で、ボンバルディアCRJ

真ん中に通路が1本あって、両側に2席づつ
たった50人乗りの小型機
こんな小さな飛行機に乗るのは初めて

しかも客室乗務員は1人だけ

一応ジェット機。プロペラ機ではありません


ボンバルディアCRJの成田空港行きは定刻どおり出発しました


名古屋-成田間はたった1時間
配られたのは、プッチンプリンのようなプラスチックケースに入った水とキャンディーだけ
安定飛行している時間は30分もない
機内サービスはこれが限界なのかも

あっという間に着陸態勢
無事、成田空港に到着しました

成田空港


バンコク行き出発時間は午後6時半
あと3時間もある
チェックインは名古屋空港で済ませてあるので、出国ゲートに進むだけ

成田空港内のゴールドカードで使えるIASSラウンジで時間をつぶしました
ここ成田空港のIASSラウンジは初めて使ったが、飲み物がフリーでよかったが、とにかく混雑している
席を探すのも大変。あまり落ち着けなかった


出発1時間前の午後5時半、そろそろ出国ゲートへ
名古屋空港とは違ってさすが世界の成田空港
むちゃくちゃ混雑しています

セキュリティーチェックも、出国手続きも名古屋空港では考えられないくらいの時間が掛かりました


なんとか、出発30分前に搭乗ゲートへ到着
まだ航空機への搭乗開始前でした

登場ゲート前の椅子に座って待っていると、アナウンス放送で
「○○○○様、搭乗カウンターまでお越しください」

んっ?僕の名前が呼ばれた
何か悪いことでもしたのか?でも全然思い当たることがない

仕方がないので、登場口にいる女性係員のところへ歩いていく


「本日エコノミークラスが満席でして、申し訳ありませんがビジネスクラスの席を用意させていただきました。ご希望の通路側の席ですがよろしいでしょうか?」



これは、都市伝説だと思われていたインボランタリー・アップグレードではないか
全然申し訳なくないです。よろこんでビジネスクラスに移ります

「はい。どうもありがとうございます」
僕はうれしさを心に押し込めて、冷静を装って答えました

僕が今まで持っていた緑色のエコノミークラス搭乗券と紺色のビジネスクラス搭乗券と交換


記念にビジネスクラス搭乗券を写真に撮っちゃいました

ビジネスクラス搭乗券

すでに、僕の名前が印字されていた。アップグレードを断られることはないと想定してのことだろう

席番号は7G
こんなに小さい番号は初めて。かなり前の方の席のようだ


それにしてもなぜ、僕が選ばれたのか?


原因をいろいろ考えてみた

1 正規割引航空券であること
 たしかに、格安航空券ではなく、直接JALから購入したけど、そんな人は他にもいっぱいいるだろう

 2 チェックインが早かった
 今日の昼12時ころに名古屋空港で名古屋-成田便と同時に成田-バンコク便も一緒にチェックインした
 成田から乗る人に比べ、かなり早い時間にチェックインしたのが原因なのか?

3 JALのマイレージ会員
 一応、持っています。でも日本航空はほとんど乗らないし、ぜんぜんマイレージがたまらない平会員です

4 身なりがしっかりしていた
 これは、ありえないです。ラフな格好でバックパック機内持ち込み。どうみてもバックパッカー。ビジネスクラスの旅行に見えないです


結局原因は良くわからない
あれこれ考えているうちに、搭乗開始


「ビジネスクラスの方は登場ゲートへお越しください」とアナウンスがあったので、恐る恐る行ってみる

通過できた。にせビジネスクラスなのに


搭乗橋を歩いていくと、ビジネスクラスは左、エコノミークラスは右と2つに分かれている

思い切って、左のビジネスクラスへ

機内に一歩入ると、そこは赤いふかふかのじゅうたん
「ようこそ、日本航空へ」
客室乗務員がそろって歓迎

搭乗券を見せると、エコノミークラスと違って、1人の客室乗務員が僕の席の場所まで案内してくれた

航空機はボーイング747型機で1階の一番前がビジネスクラス
2席づつの席が左、中、右にあり、横に計6席が並んでいる
僕の席は中央の右側
今まで乗ったことがないくらいとっても広い座席
座り心地ばつぐん

前の席まで十分距離があり、座席をリクライニングをためらう必要が全くない


「出発のお時間まで、お飲み物はいかがですか?」
ビジネスクラスだと、そんなサービスがあるのか。知らなかった

飲み物の種類を説明してくれた。一番高そうなシャンパンを頼みました。貧乏根性が出てしまいました


これがうまい。もう一杯もらっちゃいました


隣の席には20代と思われる日本人女性が座った
「こんばんは」

僕が元エコノミークラスだったことがバレないように、上品に振舞いました


いよいよ出発時間
ドアが閉められ、航空機は滑走路へ移動し始めた

シャンパンを飲んだグラスを片付け、シートベルトを締め、まもなくバンコクに向けて成田空港を離陸

2008年にマイレージ特典旅行でキャセイパシフィック航空とベトナム航空のビジネスクラスを利用しました。その時の旅行記はこちら


次は、日本航空ビジネスクラスの空の旅
そして、バンコク・ドンムアン空港に到着へ

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ラオス旅行記3 日本航空ビジネスクラス体験記


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1日目後半


成田空港の搭乗ゲートで僕の名前が呼び出され、行ってみるとエコノミークラス満席によるビジネスクラスへのインボランタリー・アップグレード

日本航空ビジネスクラス搭乗券


旅行スタート早々、とってもラッキー
ラオス旅行の経由地バンコクに向けて日本航空ボーイング747型機は午後7時前、成田空港を離陸しました


機体が安定飛行に入ると、シートベルトのサインが消灯
ビジネスクラスの男性客室乗務員が僕のところにやってきた
すると、じゅうたんの床にひざをついて立ち、僕の目線に合わせ

「○○様、本日は日本航空をご利用いただきありがとうございます」

ビジネスクラスだと、こんなあいさつがあるんだ。知らなかった
しかも僕の名前を知っている。あたりまえか


飲み物とチーズのサービスが始まった
飲み物は、日本航空おすすめという赤ワインを飲んでみた
ワインはすごく飲みやすい
そして、チーズ
陶器のお皿に8種類のチーズの盛り合わせ

僕は、あまりチーズが好きな方ではないんだが、ここで出されたチーズはうまい
全部食べちゃいました
いままで安物のチーズばかり食べていたのがチーズ嫌いの原因だったのかも


食事の用意が始まった
最初に前菜。サラダが配られた

そして、メインのステーキ。とってもおいしそう


ここで、隣の席に座った20代の日本人女性から話しかけられた
僕はこの席に座ったときから、彼女に元エコノミークラスだということがバレないようにずっと気をつけていたのだ

「こんばんは。実は私、ビジネスクラスに乗るの初めてなんです。成田空港の搭乗ゲートでエコノミークラスの搭乗券をビジネスクラスの搭乗券に交換されたんですよ」

えっ?僕と一緒だ
僕も同じであることを伝えると「やっぱり」という顔をされた
元エコノミークラスということがバレていたようだ

「食事しているところを写真撮ってもらえませんか?」
僕は快く引き受けました

逆に僕も写真をお願いすればよかったんですが、ちょっとはずかしかったので写真はやめときました


食事再開
ステーキはレア。和牛だそうで、霜降り。とってもやわらかくおいしい
日本人にぴったりのビーフステーキ。さすが日本を代表する航空会社

隣に座った彼女はすべてに正直な子で、「こんなに機内食がおいしいなんて初めて。座席もゆったりしているしエコノミークラスには戻れない」
庶民派同士、おのぼりさん状態でもりあがりました


最後にデザートのフルーツ盛り合わせとアイスクリーム

そしてコーヒー

僕はエコノミークラスでも食事後コーヒーを飲むのだが、ビジネスクラスで飲むコーヒーはとってもおいしく感じた
多分エコノミークラスと同じものなんだろうけど、雰囲気だけでこれほど味が変わるとは


ここで、隣の席の彼女と議論が始まった
エコノミークラスからビジネスクラスへインボランタリーアップグレードされるにはどうしたら良いのか?


彼女と僕の共通点は、日本航空から直接、正規割引航空券を購入したこと
でも、これは他にも同じ条件の人がいっぱいいるはず

もうひとつの共通点は、二人とも1人旅であること
彼女はバンコクの友達に会いに行くらしい。僕はラオスへのバックパッカー旅行
航空会社からしたら席の移動をしやすかったのか?
でもこれも該当する人がもっといると思われる


その他の条件を考えてみた
チェックインした時間については、僕は昼12時頃、名古屋空港で。彼女は出発1時間半前に成田空港で。これは関係なさそう

JALマイレージ会員については、僕は平会員のカードを持っているが、彼女はJALのマイレージカードさえ持っていない。これも全然関係なさそう

最後に、身だしなみが良かったこと。彼女は良かったかも知れないけど、僕はラフすぎ。バックパッカーそのもの


結局、インボランタリー・アップグレードの条件は不明
客室乗務員さんに尋ねるのはやめておきました



結局、静かなビジネスクラスで一番にぎやかだった僕たちの席
成田からバンコクまでの7時間弱、とっても楽しく、おいしく、優雅に過ごすことができました

日本航空さん、また利用するときはインボランタリー・アップグレードよろしくお願いします

2008年にマイレージ特典旅行でキャセイパシフィック航空とベトナム航空のビジネスクラスを利用しました。その時の旅行記はこちら


バンコク時間の午後11過ぎ、日本航空機ボーイング747型機は無事、バンコク・ドンムアン空港に到着

彼女は友達が空港まで迎えに来てくれるらしい
僕は明日の午前10時、バンコクエアウエイズでここドンムアン空港からラオスのルアンパバン空港へ向かうので空港近くのゲストハウスに宿泊する予定

彼女とは、ここドンムアン空港でお別れ。とっても楽しく空の旅を過ごすことができました。どうもありがとう


僕が乗ったことのあるビジネスクラスの航空会社快適度ランキングはこちらへどうぞ





約半年ぶりのタイ
前回は始めてのバックパッカー旅行でカンボジアのアンコールワットへ行くときに経由地として滞在したバンコク
とってもなつかしい感じがする

半年前はカオサンへ行ったが、今回は明日の朝までのバンコク滞在。カオサンまでの往復の時間がもったいないので、ドンムアン空港近くのゲストハウスに宿泊することにした

旅行前にインターネットでNoi Guest Houseというところを発見
空港のすぐ前にあるAmari Airport Hotelの裏にあるらしい
もちろんゲストハウスなので事前予約はできない


ドンムアン空港2階にあるAmari Airport Hotel 専用の歩道橋を渡って、アユタヤ通りと国鉄ドンムアン駅の上空を通過

Amari Airport Hotel 入り口前の階段を下りて歩道へ
ホテルの裏へ回ると人影が少なく、雰囲気が悪い

事前に調べた地図のとおり歩いていくと、Guest Houseと書かれた看板を発見
入ってみるとここがNoi Guest House だった
ドンムアン空港から迷いながら歩いて約15分でした


このゲストハウスの経営者の名前はNoi さん
日本人大好きなようで、僕が日本人だと分かるととっても喜んで歓迎してくれた

今日はダブルベッドの部屋が1つしか残っていないらしい
事前の調査では200バーツだったが、このダブルの部屋は300バーツ
見せてもらうと、300バーツにしてはちょっと?という感じだが、1泊だけなんで、ここに宿泊することにした


Noi Guest Houseの部屋

Noi Guest Houseの部屋・反対側から

部屋は十分に広い
共有シャワーと共有トイレ。エアコンなし。扇風機2台あり

壁にはいろんなものが貼ってあって生活感ありすぎ。こんなゲストハウス初めて
今日、日本航空のビジネスクラスに乗った乗客でこんなところに泊まっているのは僕だけに違いない


シャワーを浴びて深夜1時頃、就寝


明日は、いよいよラオスの旅本番
バンコクエアウエイズの航空機で一気にルアンパバンへ

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ラオス旅行記4 バンコクから飛行機でルアンパバンへ


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2日目


昨日の深夜、成田空港からバンコク・ドンムアン空港に到着した僕は、ドンムアン空港近くのNoi Guest Houseに宿泊した

今日は午前10時発のバンコクエアウエイズでドンムアン空港からラオス北部の街ルアンパバンへ向かう


朝7時起床
Noi Guest Houseには朝食が付いていた
ゲストハウスの運河が見えるバルコニーでアメリカンブレクファストをいただく

Noi Guest Houseの朝食


意外にまともな朝食が用意された。味はまずまず
バルコニーからは運河とその運河の上に建てられた家が見える


Noi Guest House バルコニーからの眺め

チャオプラヤー川沿いの高級ホテルとは違うが、バンコク郊外の運河沿いでの朝食も眺めが良く、気持ちいい


朝8時、ノイゲストハウスをチェックアウト
昨日の夜12時過ぎにこのゲストハウスに到着して、たった8時間の滞在だったが、ぐっすり寝ることができました

カオサンなどバンコク中心部に行っていたら、片道1時間は掛かるのでほとんど寝れなかっただろう。ここにして正解でした

とっても親切な宿のオーナー、ノイさんともお別れ。どうもありがとうございました


ノイゲストハウスの場所はAmari Airport Hotelの裏
Amari Airport Hotelの脇の道をぐるっと回り、ホテルと空港を結ぶ歩道橋で国鉄ドンムアン駅とアユタヤ通りを渡って、ドンムアン空港へ
徒歩約15分で到着しました


バンコクエアウエイズのチェックインカウンターへ
無事、バンコクからルアンパバンの搭乗券をGET

国際線なので昨日タイに入国してばかりだが、今日すぐに出国
搭乗ゲートで出発を待つ


ルアンパバン行きの搭乗開始
航空機まではバスで移動
航空機はなんとプロペラ機だ

ルアンパバン行きATR航空機

昨日名古屋空港から成田空港まで乗ったボンバルディア機よりもさらに小さい
プロペラ機自体乗るのは初めてだ。大丈夫かな?

乗ってみると、機内はいたって普通。約50人分の座席に乗客は20人くらい。ガラガラだ


あっという間に全員着席。ルアンパバンに向けて出発



約2時間の空の旅
今回のバンコクエアウエイズ、客室乗務員は3人
そのうち1人の女性が日本語がぺらぺら。というか、日本人だ

乗客リストを見て日本人だと分かったのか、僕のところへ来て日本語であいさつに来てくれた

こんなバンコク-ルアンパバン便という、日本人からしてあまりなじみのない路線になぜ日本人が乗務?

機内放送もタイ語、英語、そして日本語で行われる
どうみても、機内で日本人乗客は僕1人だけ

なんとも贅沢


この便はタイ・ラオス間の国際線。紙でできたボックスに入った食事が配られた

バンコクエアウエイズの機内食
サンドイッチとケーキなど。十分満足です



バンコク・ドンムアン空港を出発して2時間後、ルアンパバン空港に近づいてきた
窓からは眼下にルアンパバンの街が見える

上空から見たルアンパバンの街

緑がいっぱいでとってもきれいな街だ
これからのルアンパバン滞在がとっても楽しみ

航空機は無事、ルアンパバン空港に到着


日本人客室乗務員の女性ともお別れ。さようなら


ここ、ルアンパバン空港では、飛行機からターミナルビルまでバスで移動ではなく、自分の足で歩いていかなければならなかった

ルアンパバン空港ターミナルビル

一応、国際便到着なのに、かなりいいかげん。ラオスではこんなもんなのか?

僕はルアンパバン空港でラオスのアライバルビザを取得する予定
(僕がラオスに行った2004年はビザが必要でした。2007年以降は日本パスポートを持っている方はビザ不要になりました)

同じ飛行機に乗った乗客のほとんどがアライバルビザカウンターへ

パスポートとビザ料金30USドルを支払い、5分ほど待つと、できました。ラオスの14日間観光ビザ


カンボジアビザのようなシールではなく、ラオスのビザはパスポートの1ページに大きな四角いスタンプやら丸いスタンプがいっぱい押されたものでした


このパスポートを持って入国審査へ

この時間、他には到着する国際便がないようで、あっという間にラオス入国ができました



ルアンパバン空港の外に出ると、同じ飛行機でバンコクからやってきた見るからにバックパッカーのスペイン人男性が声を掛けてきました

「街までどうやっていくの?よかったらタクシーをシェアしない?」


これはラッキー。多分、僕も明らかにバックパッカーだと分かって声を掛けてきたんだと思います

一緒にルアンパバン市内まで行くことにしました
タクシーと言っても実際はトゥクトゥクです


ラオスのトゥクトゥク


ルアンパバン空港をトゥクトゥクで出発。ラオス旅行スタート
次はルアンパバン市内観光です

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ラオス旅行記5 ルアンパバン市内観光へ


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2日目後半


今日、午前の飛行機でタイのバンコクからラオスのルアンパバンに到着した僕は、空港からスペイン人バックパッカー男性とタクシー(トゥクトゥク)をシェアしてルアンパバン市内へ

スペイン人の彼はルアンパバンに1週間は滞在する予定。安いゲストハウスが良いとのことで、ルアンパバンの中心から少し北の安宿が集まっているところで下車

僕は2泊だけなので少しくらい高くても良いのでルアンパバン観光の中心部へ連れて行ってもらいました

ルアンパバンのメインストリートのシーサワンウォン通り沿いにあるニュールアンパバンホテル前でトゥクトゥクを下車
ここから歩いてゲストハウスを探します

シーサワンウォン通りを少し東へ歩いて北に入ったところにLevady Guest Houseという名前のきれいな宿を発見

Levady Guest House

家族経営でこじんまりした宿
部屋を見せて欲しいと頼むと、奥さんが快く案内してくれた
今日は1階のツインルームしか空いてないとのこと。エアコンなしの扇風機のみ。1泊5USドル
部屋はとても清潔。室内にトイレとシャワーもありました



ここに決定。チェックイン
ルアンパバンではLevady Guest House を拠点に過ごすことになりました

Levady Guest House の入り口看板


荷物を置いてさっそくルアンパバン観光へ

ルアンパバンのメインストリート、シーサワンウォン通り

シーサワンウォン通り

メインストリートなのに誰もいません。車もほとんど通りません
暑いのもありますが、ルアンパバンはこれくらい静かな街です

最初に王宮博物館へ

ルアンパバンの王宮博物館

ルアンパバンは16世紀までラオス王国の首都
そのときの王宮が現在まで残っていて、ここを博物館として観光客に開放しています

王宮の敷地内にあるワット(お寺)

王宮のお寺

金色に光っています
さすが、王族付属寺院といった感じ


次に、王宮のすぐ近くにあるプーシーの丘に登ってみました

階段を登って山頂へ

階段の途中には、金色のブッダとその信者たちの像がありました

金色のブッダと信者たちの像

15分くらいでプーシーの丘の山頂に到着
ルアンパバンの美しい街並が一望できます
中央にシーサワンウォン通り。そして左は東南アジアを代表する大河、メコン川


プーシーの丘から見たルアンパバンの街並み

山頂には金色の仏塔がありました。夜にはライトアップされとってもきれいです

プーシーの丘の仏塔


プーシーの丘を下り、シーサワンウォン通りに戻りました

ルアンパバンで一番美しいと言われる寺院、ワット・シェントーンへ

ワット・シェントーン


境内には小さなお堂がいっぱい





金色のお堂の中を少しだけ覗かせてもらいました


ルアンパバンのお祭で使う、九頭龍の山車(だし)が入っていました



 ピンク色の壁のお堂

壁にはかわいいモザイク画が描かれていました



お堂の中では地元のラオスの方が熱心にお祈りしていました




ワットシェントーンを後にして、ルアンパバンの裏道へ

ルアンパバンの裏道

ルアンパバンの裏道も世界遺産にふさわしく、美しい街並が残っていました

少し歩くとメコン川が見えてきました

メコン川

メコン川では子どもたちが船に乗って遊んでいます




メコン川の夕日が見えるレストランで夕食をとることにしました

メコン川の夕日

レストランは外国人向けで値段はちょっと高いが、とっても雰囲気がよかったです
 
メコン川沿いのレストラン


このあと、シーサワンウォン通り沿いの旅行代理店で明日の日帰りツアーを予約

午前中がパークウー洞窟や酒造りの村、織物の村を周るメコン川ボートツアー
午後はクアンシーの滝へ行くバスツアーの2本立て


Levady Guest House に戻り就寝
明日のボートと滝のツアー、とっても楽しみです

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ラオス旅行記6 メコン川ボートツアーに参加


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3日目


今日はルアンパバン郊外を回るツアーに参加します
午前中はパークウー洞窟、酒造りの村、織物の村をメコン川のボートで巡るツアー
午後はクアンシーの滝をバスで行くツアーの2本立て



朝、早く起きてルアンパバン名物の托鉢を見にシーサワンウォン通りへ

オレンジ色の袈裟(けさ)を着たたくさんの僧侶たちがやってきた


地元の女性たちが、熱心にタンブン(喜捨)を行っている


日本も同じ仏教が浸透している国なのに、ぜんぜん見たことのない儀式に驚きと神聖な感覚を覚える
僕の知らない国で、毎日こんなことが行われている。世界の広さをあらためて感じました




托鉢の見学後、今回ルアンパバンで宿泊している宿Levady Guest Houseに戻り、本日のツアーの準備

約束の時間に昨日予約した旅行代理店へ


旅行代理店で待っているとツアーの係の人が登場
ツアーの係の人に連れられてメコン川の船着場へ



ボートに乗船し、メコン川ツアースタート

ボートの船内はこんな感じ。乗客は少ないのでゆったり座れる




途中、スピードボートが走っているのを見ました

遠くの方にスピードボート
タイの最北の町チェンコーンからメコン川の国境を渡ったラオス側の町がファーサイ
ファーサイからルアンパバンまでスピードボートで6時間

スピードボートは乗客が縦に6人並んでいる
ヘルメットとライフジャケットを着ていて、ものすごいスピードで追い越していく。このボートの他乗客からもWow と驚きの声が

あの状態で6時間は僕には耐えられない

ファーサイからルアンパバン間にはもうひとつスローボートという選択がある。今回乗ったボートがスローボートと同じ船

ただし、1泊2日もかかる
それでも、やっぱり僕はスローボートの方がいいかな


僕たちの乗ったスローボートは酒造りの村バーン・サンハイに到着
 
バーンサンハイの船着場

さっそく上陸し、歩いて村を周る


サソリのお酒も


まさか、メコン川の水で蒸留しているのか?
ちょっと衛生的に問題があるのでは...


なにも買わず、ボートへ戻りました


つづいて、ボートはパークウー洞窟へ

パークウー洞窟入り口

パークウー洞窟はメコン川にせり立つ崖にある洞窟につくられた寺院

ボートから上陸し階段の上にある洞窟の中に入ると仏像がいっぱい

パークウー洞窟

上の方まで仏像がぎっしり並べてあります



ラオスのおみくじ発見
誰も管理している人はいなく、お金を箱に入れて自分で番号の書いてある棒を引いて、予言の書いてある紙をもらっていくようだ

ラオスのおみくじ

でも、棒に書いてある番号が見えちゃってる
これじゃあ、インチキし放題だなぁ...



パークウー洞窟見学終了

ボートに戻ります

ボートは今まで川上に向かって走行してきたが、今度はルアンパバンに向かって川下へ戻っていく方向へ


今度は織物の村バーンパノムへ到着


きれいな模様の布が出来上がっていく


この村では紙すきもやっているようだ


お店では紙でつくられた工芸品が売られている


でも、この紙すき、裏にトイレットペーパーがたくさん保管してあった
ここの工芸品、トイレットペーパーを水に溶かして、葉っぱや花を挟んで乾かしているだけのような...

実際のところは分かりません。すみません



3か所の目的地観光は終了
あとは、ルアンパバンの街へ戻るだけ



ルアンパバンに到着
午前のメコン川ボートツアー終了

見どころはイマイチだったけど、メコン川をスローボートに乗って川風に当たりながらの旅はとっても気持ちよかったです


午後はクアンシーの滝ツアーです
クアンシーの滝で、なんと本物のトラ発見???

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