インド旅行記11 バラナシ大洪水で街中牛のフンだらけ

8日目 アーグラーに向けてバラナシを出発


今日はバラナシ最終日
夕方5時バラナシ発の夜行列車でアーグラー(タージマハルのある街)へ向かう

でも、今日は朝からあいにくの大雨
インドに来てからずっと晴れていたので、ちょっとびっくり

牛のフンが流されて、道は汚そうなので、雨が止むまで久美子ハウスで待機
部屋の中で、ゲームしたりトランプしたりして、過ごしました

4時間くらいの大雨のあと、晴れ間がのぞき始め、やっと外出
いつものモナリザレストラン、いつもの街歩き、増水してガンガーの流れが少し速くなってたので、沐浴やボートに乗るのは止めたけど、いつもどおり過ごして、とうとう、午後2時、出発の時間

何が起きるか分からないインドなので、かなり早め
荷物をまとめ、自己申告の宿の料金(90ルピー×5泊=450ルピー)を支払い、 久美子さんとシャンティーさんにお別れの挨拶
最初は1泊だけかも、と思ってた久美子ハウスも結局、居心地が良すぎて5泊も
本当に楽しかったです。どうもありがとう。またいつか戻ってきます

宿に残ってた人たちにもお別れの挨拶
そして、特に仲がよかった、S君やT君、M君は、ダシャーシュワメードガートのサイクルリクシャー乗場まで見送りに一緒に来てくれた

ダシャーシュワメードガートまでの約10分の小道では、いつものお店の人たちが声を掛けてくれる
日本へ帰るというと、また来いよと
そして、サイクルリクシャー乗場へ。みんなが値段交渉を手伝ってくれて、25ルピーでバラナシ駅まで乗れることに

みんなと握手して、これからの旅の無事をお互いに祈った
サイクルリクシャーは出発
見えなくなるまでお互い手を振った

一緒に過ごせてとっても楽しかったよ。本当にどうもありがとう

なんだか、久しぶりに涙がでてきた
分かれるのがこんなに辛いなんて

それだけ、バラナシ、そして久美子ハウスは最高でした

そして、再び一人旅が始まった



ところが、街の中は、午前中のたった4時間の雨で、大変なことになってました

洪水だ!

ガンガー付近は堤防の役割もあってか、高台のため、水はたまってなかったが、少しバラナシ駅の方へ進むと、雨水の排水設備が貧弱なため、あちこちで洪水になっている

俺のサイクルリクシャーに乗らない? いやよ!


野ウシさん、野ブタさんも仲良く避難

水牛さんも、みんなで避難

交差点は、もはや泥水のプール

バラナシ駅が見えてきた



無事、バラナシ駅に到着
リクシャーの上だったので、水溜りに触れることはなかった
下水とか牛のフンとか、いろいろ混じってそうで、ガンガーの水よりずっと不衛生っぽい


まだ3時半。5時まであと1時間半もある
駅付近で、ぶらぶらしたり、待合室で休憩したりして、午後5時
まだ列車は来ない
結局、乗車は6時半、1時間半遅れ

インド時間なんだから、気にしない、気にしない

さっそく乗車。デリーからバラナシに来たときは2等エアコン寝台だったが、寒すぎた
今回は、2等寝台のファン(扇風機)にした。だいぶん安いが、M君がバッグを盗まれたのも2等寝台のファン
気をつけないと


15分ほどの停車の後、列車は動き出し、バラナシ駅を離れていった

この2等寝台のファンは、ベッドの配置は2等エアコン寝台と同じなのだが、 出入り口は鍵がなく簡単に開けられる
窓は開けっ放し、乗ってる人もエアコン寝台車と時と違って、騒がしい

でも、寒くはないし、窓から入ってくる風が心地よい
荷物さえ気をつければ、こっちの方が良いかも

なお、エアコン車にはあったシーツは配られません
警備を兼ねている車掌さんもほとんど回ってきません
安全を考えるなら、エアコン寝台車の方が良いかも


しばらくして、車掌さんが上段のベッドを倒し始め、上段を選んだ僕は、はしごを登り、横になった

この車両には、外人は乗ってなさそう
明日、途中駅であるアーグラーでちゃんと降りられるかどうか心配しながら、就寝



次は9日目、アーグラー・タージマハルへ


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