4日目 つづき
今日はカイロの日本人宿サファリのドミトリーで同じ部屋のNさんと、ギザのピラミッド、カイロタワー、アズハル公園を観光してきてました
もう夜7時。アズハル公園から歩いてハーン・ハリーリへ移動し、夕食を食べることにしました
観光客が多いハーンハリーリにはレストランもいっぱい
屋外にテーブルと椅子がいっぱい並んでいるレストランを選び、いろいろ適当に注文
出てきた料理はこちら
ハーン・ハリーリでの夕食 |
写真の右上に写っている肉料理は、エジプト名物のハマーム・マフシーといいます
実はこれ、鳩の肉なんです
Nさんも僕も鳩の肉は始めて
ナイフとフォークで鳩の肉を切ってみると、中には味の付いたご飯が詰まってました
ハマーム・マフシー(鳩の肉) |
味は、、、ご飯はまあまあだけど、鳩の肉は硬い鶏の肉といった感じ
はっきり言えば、あまりおいしくない
食べれなくはないです
好奇心旺盛な方は、エジプトへ行ったらハマーム・マフシーをチャレンジしてみてください
足元に何か擦り寄る感覚が!?
原因はこの猫でした
ハーン・ハリーリの猫 |
夕食中、おこぼれを預かろうとしているこの猫に、僕とNさんはずっと狙われていました
Nさんは明日の夜行バスで紅海のリゾート地、ダハブに向かう
僕はエジプト中部の街、ルクソールに夜行列車で向かう
それぞれのチケットを買うため、ダハブ行きバスが出発するトルゴマーン・バスターミナルとルクソール行き列車が出発する国鉄ラムセス駅に一緒に行くことにした
最初にハーン・ハリーリからタクシーでドルゴマーン・バスターミナルへ
とっても新しいバスターミナルで案内も英語で分かりやすい
すぐにNさんのダハブ行きバスチケットが購入できた
つづいて、僕の列車のチケットを買うためにまたまたタクシーでカイロの中心の駅であるラムセス駅へ
ラムセス駅はとても広くて大きな駅
ルクソール行きの寝台席はどこで買えるんだろうか?
駅の人に尋ねると、あっちと指をさす
そこにならんで15分、やっと僕の順番が来た
すると、窓口の係員は、「ここじゃない、あっちだ」
えー?ここじゃないのー?
同じようにたらいまわしにされている日本人や外国人旅行者が多数いるもよう
日本人の旅行者に声を掛けると、やっぱりたらいまわしにされて、チケットを買えないとのこと
どうしよう、カイロから出られない
すると、1人の駅員らしき人が近づいてきて、切符ならこちらへ来いと案内される
一応、駅員の制服っぽいのを着ているし、大丈夫かなと思って着いていってしまいました
駅の個室のようなところに連れて行かれ、そこに座り、明日夜出発の2等寝台ルクソール行きの切符を1枚欲しいと伝えた
駅員はパソコン操作して、食う姓状況を調べている
明日の夜行列車は満席だ。あさっての夜行列車の1等寝台ならあると答える
んー、明日は無理か。あさってでもカイロから脱出できるならまぁいっか
あさって夜発の1等寝台ルクソール行きでOKと伝えると、駅員は日本で電車に乗るときに使う切符の大きさと同じくらいの小さな切符に手書きで何かを書き始めた
アラビア語で何が書いてあるか分からない切符を手渡された
あさっての夜10時、ラムセス駅出発で寝台番号はこれだといってそこだけローマ数字で書いてくれた
値段は1等だけあって高い(80ポンドくらい。約1600円)。料金を支払ってもこの小さな手書きの切符を1枚もらっただけ
本当に大丈夫か?
もしかして、だまされたのかも?
一応切符の台紙は本物っぽい
駅員を信じるしかない
なんとかルクソール行きの乗車券を購入できた
でも、たかが切符1枚買うのに1時間も掛かった。なんてめんどくさいんだろう
実はこの後もあちこちのエジプト国鉄の駅で、毎回切符を買うのに大変な苦労の連続。なんて腐っているんだろう、エジプト国鉄は!!
これで、Nさんも僕もなんとかカイロ脱出準備OK
ラムセス駅から宿泊しているサファリへ
またまたタクシー使っちゃいました
カイロのタクシーは安いです。しかも2人でシェアすれば、余裕です
途中、ナイル川の夜景がきれいだったので写真を撮るために少しだけ停車。派手に装飾された船がとっても印象的
ナイル川の夜景 |
サファリに到着
今日買った手書きの切符で、あさってのルクソール行き寝台列車に本当に乗車できるかどうか心配を抱えて就寝
明日はエジプト考古学博物館とカイロ動物園へ
そして夜、再びギザのピラミッドへ行き、音と光のショーへ
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