ミャンマー旅行記2 バンコクからAir Asiaでヤンゴンへ

2日目 バンコク・ヤンゴン


昨日、バンコクに到着し、今日はミャンマーのヤンゴンへ
朝5時にスリウォン通りのローズホテルからタクシーでスワンナプーム空港へ

交通渋滞で悪名高いバンコクも、朝の道路は空いていて、高速道路を使わなくても約30分でスワンナプーム空港へ到着

エアーアジアのカウンターでチェックイン
レシートの搭乗券でした

昨日タイに入国したばかりだけど、すぐ出国
航空機まではバスでの移動
航空機内はそれほど混んでいませんでした

Air Asia航空機


エアーアジアの航空機は空港を離陸

バンコクからヤンゴンは約1時間半。Air Asiaの機内食は有料
それほど長い時間じゃないんで、機内食は食べませんでした



ヤンゴン国際空港へ到着
こちらも空港ターミナルビルまで、バスの移動
だが、その移動バスが、なんと日本の路線バスの中古

車内に貼ってある日本で使われていた当時のままの広告がいっぱい
その広告やポスターの内容から東京からきた路線バスだというのが分かる
飛行機からターミナルビルまでのバス


バス車内の広告 京浜東北線大井町駅前の地図が 


ターミナルビルに到着
このビルはとてもきれい
すこし不安に思っていたFEC強制両替もなく、無事入国

両替所も空港内にあるのだが、かなり率が悪いので、ここでは両替せずタクシー乗場へ

ヤンゴン中心部まで7USドルとのこと
 さっそくタクシーの運転手に連れられて車を見ると、普通車両の上にあるタクシーのサインがない

これは白タクか?と思いながらも乗車
さらに、不吉なことに、助手席に別の人が乗ってきた
運転手に聞くと友達らしい

過去の他の国の旅行経験からいくと、乗り合いタクシー以外で、タクシーに運転手以外に別の人が乗っていると、ろくなことがない

ほとんどの場合、運転手はあまり英語が話せず、その助手席に座っている人が英語で巧に話しかけてきて、僕を目的地以外のところへ行かせようとする



とりあえず、そのままタクシーは出発
事前に宿泊しようと思っていた、ヤンゴン中心部にある東京ゲストハウスに向かうよう依頼した

やっぱり、いろいろ英語で話しかけてくる
日本から来たのか、俺は日本が大好きだ、日本では何がはやっているのか、、、などなど、たわいもない話が延々と

僕は軽く答えたりして、一応会話は続いていたが、かなり警戒していた
でも、お土産屋に行かないかとか、旅行会社に行かないかとかいう誘いはなかった



30分後、何事もなく、東京ゲストハウス前に到着した

東京ゲストハウスの入り口


タクシー運転手に事前の約束の7USドル以上のお金を請求されるわけでもなかった

普通に事前に決めた料金で目的地に到着したのだ
あれっ? なんか拍子抜け

こんな当たり前のことが、 できるかできないか不安に思うようになってしまったのは、インドでの旅行経験からかもしれない



東京ゲストハウスは、日本人オーナーが経営するゲストハウス
宿泊者は日本人がほとんど

とてもなごやかな雰囲気で、共同スペースにはみんなが集まり、すごく居心地が良い

従業員は若いミャンマー人青年3人で、そのうち一人日本語が話せる。とても穏やかで、感じがいい人ばかり



さっそく東京ゲストハウスに泊まっている人にヤンゴンの情報を聞いた
まず、食事について
この近くに GOAL という、日本人が経営しているレストランがあるとのこと
とりあえず、そこへ行ってみた



そこへ行くと、サッカーをモチーフにしたレストランで、壁にはサッカーに関係するポスターや飾りがたくさん

従業員もみんなサッカーシャツを着ている
あきらかに周りの食堂と比べて、おしゃれな雰囲気

料理はミャンマー料理から中華料理、日本料理など幅広い
結構いける。それでいて値段も安い

オーナーの日本人の方とも話したが、外国資本が少ないミャンマーだが、やはり他のお店との差別化が必要なため、こんな感じのお店にした

でも、外国人客だけでは経営が成り立たない
地元のミャンマー人にもいっぱい来てもらえるよう、リーズナブルな値段にしているとのこと


たしかに、お客のほとんどは、ミャンマー人だ
たくさんお客さんが来ている。人気のあるお店のようだ


そういえば、まだ両替していない
ここのお金はとりあえず、一緒に来た日本人の人にUSドルを渡し、その人の持っているチャットで支払いした

両替は ボーヂョーアウンサンマーケットが両替率が良い
特に奥の方のお店が良いとのこと




ボーヂョーアウンサンマーケットに到着した
入り口近くから100USドルがいくらになるか聞いていくと、たしかに奥に行けば行くほど、両替率が良くなっていく

奥のほうにあった衣料品店が両替率が一番良かったので、そこに決定
100ドル札1枚で、124,000チャット
ミャンマーは最高額紙幣が1000チャット札なので、受け取った紙幣はなんど1000チャット紙幣が124枚

100USドル札1枚が、こんな札束に


一応全部数えました
ぼろぼろな紙幣は交換してくれました
当然財布には全部入らず、ポケットやバッグにに分散保管
ちょっとお金持ちになった気分になりました



明日、バガンに行こうと思ってバスチケット売り場へ
マーケットを出て、ヤンゴン中央駅の北にあるバス会社がいっぱい並んでいるところへ歩いていきました

ヤンゴンのバスチケット売り場


しかし、どのバス会社に聞いても、明日のバガン行きは満席
しかも明日だけでなく、あさってもなく、3日後ならあるとのこと

これは困った。こんなに混んでるとは思ってもみなかった
すると、旅行会社の人が、明日のマンダレー行きならあるよ
マンダレーで乗り換えて、バガンに行けば良い


この旅行出発前は、ヤンゴンとバガンとインレー湖に行く予定だった
マンダレーに行く予定はなかった
でも、マンダレー行きも早く買わないと満席になってしまうかもしれないし、マンダレーに少し寄っていくのもいいかもと思って、購入

とりあえず、明日マンダレー行きのバスに乗ることに決定

マンダレーまでバスで14時間。マンダレーからバガンはバスで7時間。ちょっと気が遠くなる

明日の午後3時にここに来るようにと言われた。マンダレー行きバス出発地のアウンミンガラー・バスターミナルまでピックアップ車で連れて行ってくれるとのこと



この後、ヤンゴン市内を散策
ヤンゴン中心部は、スーレー・パヤー(黄金の仏塔)を中心に碁盤の目に道が張り巡らされ、分かりやすい

サクラタワーが一番高いビルで、それ以外はあまり高いビルが無い
どこからでもサクラタワーかスーレーパヤーが見えるので、道に迷うことはない

バンコクもそうだが、ここヤンゴンはとっても活気があって、楽しい
そして、ミャンマー人は騙したりすることはまったくなく、とっても安心できる

スーレー・パヤー



ヤンゴン市内には日本の中古車のバスやトラックが多い
なぜ分かるかというと、車体に書かれてある元所有会社名などの日本語が消されていないからなのだ

あとで分かったことだが、ミャンマー人にとって日本語の書いてある車両はかっこいいと考えているらしい
僕にはあまり理解できない



それから、街を歩いていると赤色の消防車を発見した
その車体には、○○町消防団と日本語で書いてある
こんなものまで、日本語を残したままにしているとは、本当に日本語が好きなんだなあ

消防車



ヤンゴンのインド人街にも行って来ました
ここには、インド系の住民が多く、街の雰囲気も他の地区とは異なる

僕は、インドと言えばアクの強いインド人のイメージを持っているのだが、ここミャンマーに住んでいるインド人は、完全にミャンマー化されていて、気質はミャンマー人と変わらない。じつに穏やか

ミャンマー人はインド系住民が怖いという。僕は本当のインドに住んでいるインド人を知っているので、ここヤンゴンにいるインド人の押しの弱さは拍子抜けだ



だんだん暗くなってきて、ヤンゴンにも夜がやってきました
ヤンゴンの夜は他の国に比べて早く、明かりも少ない
お店も早々と閉店し始め、人通りも少なくなってくる

僕も早めに東京ゲストハウスに戻った
今日の宿泊者は6人。全員日本人

夜遅くまで、いろんな話をしたりして楽しく過ごしました



ミャンマーで特徴的なことをひとつ
テレビを見ていると、アナウンサーがスタジオでニュースを読んでいる
ところがテレビに映し出されている

なんと、アナウンサーは机の上に置いてあると思われる原稿を読むために、ずっと下を向いてしゃべっているのだ


日本だけじゃなく、どこの国のニュース番組でも、みんな、ニュースキャスターはカメラの方を向いて、テレビを見ている人と目が合うようにしている

ここミャンマーだけは違う
どのアナウンサーも正面を見るのは最初と最後だけ。途中はずっと下を向いて原稿を読んでいる
国によって、いろいろな文化があるんだなあと、つくづく感じました


明日は、ヤンゴンからマンダレーに向けて出発


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