ミャンマー旅行記9 貸切ボートでインレー湖観光

9日目 噂のジャンピングキャット


今日はボートでインレー湖観光に行きます

朝起きて窓から外を見ると、東南アジアの仏教国ではおなじみの、托鉢が行われていました

ジプシーインと托鉢


ジプシーインは、インレー湖への観光ボートの船着場のすぐ前なので、部屋の窓からボートの準備風景も良く見えました

観光ボートの準備


早速、食堂へ朝食に行きました
食堂には、昨日バガンから一緒にインレー湖にやってきたSさんと、日本人の女性のNさんがいました

Nさんも昨日ここインレー湖にやって来た
今日、ボートのチャーターをシェアしようと誘ってみたらOKでした
Sさんは、今日は街を散策したいので、ボートは乗らないとのこと

地球の歩き方の記事によると、インレー湖の観光ボートチャーターは1日1艘7000から9000チャット(約700円から900円)。シェアする人数が増えれば増えるほど、一人当たりの料金は下がる


食堂はかなりきれい。朝食は、アメリカンブレックファースト。パンの代わりにモヒンガー(ミャンマーのラーメン)を選択可能
もちろんモヒンガーを選びました。魚のダシのスープーでとてもおいしかったです

最後には、デザート。ちゃんとカットされ、お皿に乗ったパパイヤ
冷たくて、もとてもおいしかったです
そして、なんといっても、ミルクも砂糖も入っていないコーヒーが飲めたのが最高

このホテル・ジプシーインは、コストパフォーマンス最高です


早速、日本人女性のNさんと、ホテルの目の前の船着場へ
そこには、アメリカ人男性のHさんがいて、一緒に乗ろうと誘われ、3人でシェアすることにしました

インレー湖の船着場



ボート運転手と1日チャーターの料金の交渉開始
どの船も12000チャット(約1200円)との回答
地球の歩き方に書いてる料金よりかなり高い
仕方なく、そのうちの1艘に決定。といっても、3人シェアだから一人あたり4000チャット(約400円)なので、安い

Hさんは、昨日もボートに乗ったらしい
昨日は昼過ぎに乗ったので1艘10000チャット。4人でシェアしたので、1人あたり2500チャット(約250円)だったとのこと。無茶苦茶安い


それでは、出発

ボートはそれほど大きくなく、運転手を除いて、最大4人まで乗船可能
乗客は縦に4人が並んで座って、一番後ろに運転手
エンジンもちゃんと付いていて、意外に早い。ただし、うるさい

ボートから見たインレー湖

インレー湖にはインダー族という、ミャンマーの一民族が住んでいて、この湖で漁をして暮らしている
その独特な漁の仕方が、片足で船の上に立ち、もうひとつの足で船を漕ぐというもの。今回のボートからも見ることができました

インダー族の片足漁

インレー湖上には家がたくさんあります

湖上の家

この観光ボートは、行き先を運転手に伝えれば、インレー湖の範囲なら、どこでも連れてってくれます


一番最初にお願いしたのは、五日市
インレー湖周辺で5日ごとに順番にマーケットが開かれます

今日はどこかというと、、、、よくわかりません
とりあえず、five days market と伝えたら、連れてってくれました

インレー湖から細い水路に入り、かろうじてボートがすれ違えるくらいの所まで行き、そこで、ボートを降りました

細い水路。ボートを降りたところ


本日のマーケットは、ここから10分くらい歩いたところにあるらしい
地元の人も歩いていくので、着いていけば迷うことは無い

マーケットまでは、 畑の間のあぜ道を歩いていきます
牛車にすれ違ったり、とってものどかです

牛車


マーケットに到着
マーケットには、外国人観光客も少しいたが、ほとんどが地元のミャンマー人
売っているものも、食料品や日常生活用品が多い


マーケットに到着

唐辛子と豆屋さん


インレー湖の魚

特に買うものも無く、芋を揚げたようなお菓子を買っただけ
観光地っぽくなく、地元の人の本物のマーケットを見ることができたので良かったです


ボートに戻り、次はインレー湖の巨大水上寺院、ファウンドーウー・パヤーへ

ファウンドーウー・パヤーが見えてきた



ファウンドーウー・パヤー


ファウンドーウー・パヤーの中

とても広い寺院です。観光客でいっぱいでした


昼食は、湖の上に建てられたレストランへ
運転手が連れて行ってくれたところで、バックマージンがあるところだと思うけど、それほど高いわけではないので、問題ないです


あと、みやげ物屋さんにも連れて行かれました
まあ、ボート代が安いんで仕方ないか
3人とも見るだけで、何も買いませんでした


インレー湖の住宅街

みんな笑顔


次はガーペー僧院へ

ガーペー僧院は、ジャンピングキャットで有名です
僧侶がここに住む猫たちに、ジャンプして輪を潜る技を覚えさせたとか
これは、絶対に見たい


ガーペー僧院到着
木造の建物の中には、猫がいっぱい

猫をジャンプさせようとしている人の周りに、観光客が集まっていた




おみごとです
本当に猫が輪をくぐり、ジャンプしてました

特にチップを要求するわけではありません
猫ちゃんたちの餌代にと、賽銭箱にお金を入れていきました


3人で相談し、これで、ボート観光は終了にしました
ニァゥンシュエの船着場に戻るため、再出発


インレー湖

Hさんは、昨日も同じようなところに行ったらしいけど、船の上は涼しく、とっても快適。料金も安いし2日連続で行っても飽きないのも分かる気がする

見どころもいっぱいで、楽しかったです。おすすめです


船着場に到着

ここで、Hさんと別れ、Nさんと僕は、ジプシーインに戻りました

部屋でシャワーを浴びてから、ニァゥンシュエの街を散策に出かけました

ニァゥンシュエの中心街

ニァゥンシュエのマーケット

ジプシーインに戻り、明日ヤンゴンに戻る方法を検討しました
ホテルの従業員に相談すると、飛行機のチケットをここで手配できるとのこと
53USドル。ミャンマーの物価からするとちょっと高い
バスは安いが、ヤンゴンからマンダレーの夜行バスでちょっと懲りていたので、結局飛行機を手配してもらいました
あと、最寄のヘーホー空港までのタクシーが10000チャット(約1000円)


夜は、Nさんと食事に行き、そのあとホテルに戻ると、宿泊客がロビーに集まり会話していました

集まっていたのは日本人、韓国人、ミャンマー人、イギリス人など
英語での会話だったので、なかなかついていくのが困難だったけど、そのなかで印象的だったのは、ミャンマー人宿泊客が話していたこと

彼女は学生で、英語もとても上手で、かなりの高学歴のようだ
外国人は西側の報道のため、アウンサン・スーチー氏の民主化をミャンマー人みんなが望んでいると思っているが、実際にはそんなことは無い
私は決してアウンサン・スーチー氏が言うことは正しいとは思わない

うーん
思ってもみなかった発言だ
僕は、外国で政治の話はしないことにしているので、あまり意見を言わなかったが、イギリス人や、韓国人はいろいろと意見を言っている


テレビなどの情報だけでは、本当のところはわからないんだなあと思いました


明日は、飛行機でヤンゴンへ
そして、明日は今年最後の日 大晦日 !!


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