1日目
今日は北京旅行出発の日です
セントレアが完成する前年なので、出発は名古屋空港
空港バスで名古屋空港の国際線ターミナルへ
今回の旅のために購入した航空券は、中国東方航空発券の航空券ですが、機材は日本航空。コードシェア便です
チェックインは日本航空のチェックインカウンターでした
チェックイン手続き終了後、荷物検査、出国手続き、午前10時半発の日本航空搭乗ゲートへ
日本航空機 |
時間が来たので日本航空の飛行機に乗ってみると席がなんとエコノミークラスの一番前。足元がとっても広い
搭乗率は50%くらい。隣には誰も座っていない
これは北京までかなり快適な空の旅になりそう
離陸準備完了。北京行き日本航空機は北京に向け名古屋空港を出発しました
やっぱり、日本の航空会社は安心できる
なんといっても、客室乗務員の方は全員、日本語が話せる
英語がうまく話せない僕にとってはかなりうれしい
今回の僕の航空券は中国東方航空で発券
でも、サービスは他のお客さんと全て同じ。機内食ももちろん同じ
安い航空券でサービスの高い日本航空に乗ることができて、とっても得したような感じでした
名古屋空港を出発して約3時間半後の中国時間午後1時少し前
無事に北京首都国際空港に到着しました
初中国大陸に上陸
飛行機を降りて入国審査に向かうが、とんでもない長蛇の列
これはどうしても避けようがないので、あきらめて並びました
約30分。やっと入国審査官の所へ到着
パスポートと入国カードを男性入国審査官に渡す
1分ほどして、会話もなくパスポートを返却され、入国審査官のボックスの脇を通り抜けようとすると、僕に向かって大きな声で
「マテ!!」
えっ?今の日本語の「待て」??
今まで、そんな言葉で呼び止められたことないし、日本のテレビドラマで警官が犯人を追いかける時くらいしか聞いたことがない命令語
びっくりして、入札審査官のところへ戻ったら、入国審査カードに記入してある利用航空便名は存在しない。どの飛行機で到着したんだ?とのこと
僕は入国審査カードの利用航空便名の欄にMU便名(中国東方航空のコードシェアの便名)を書いていた
日本航空で名古屋から来たと説明すると、JL便名を書けとのこと
MU便名を二重線で消して、JL便名を上に追記した
これで、OKらしい
っていうか、パスポートを返却する前に気付いてくれよ
その入国審査官、日本語を話せるが、使い方がおかしい
「待て」という日本語に、どれだけ厳しい命令の意味があるかを認識して欲しいです
でも、中国では役人が一般市民に厳しい命令言葉を使うのは普通なのか??
いきなり中国の厳しい洗礼に遭った僕は、無事入国できました
当面必要なお金を日本円現金から中国元へ両替
さっそく、北京市内へ
北京首都空港から北京市内へ行くにはバスかタクシーだけ(この時はまだ空港鉄道が開通していませんでした)
僕はもちろんバスを選択
地球の歩き方やインターネット情報から、今日泊まろうと思っているところは、「遠東ユースホステル(遠東国際青年旅舎)」
北京首都国際空港からのバスの行き先は3種類。北京駅と公主墳と西単。遠東ユースホステルから一番近いのは西単
料金はたった16元(約210円)。安い
西単行きのバス乗場からバスに乗車。北京国際空港を離れ、北京市内に向けて出発しました
北京空港から北京市内へは高速道路を通って行くのでかなり早い
でも、高速道路を降りて北京市内に入ると渋滞にはまり、ノロノロ運転
結局、空港から西単まで1時間弱かかりました
北京市内の道路 |
西単は大型百貨店が並ぶショッピング街
僕は大きなバックパックを持ったまま状態のなので、買い物はなし
とりあえず地下鉄西単駅に降りていく。切符は自動販売機ではなく、窓口で係員が売っている
北京地下鉄はどこへ行っても3元(約40円)。お金を差し出して、人指し指で1人であることを伝えればすぐ切符を買えました
切符は3元と書いてある薄い紙切れ。日本の切符に比べると、ふた周りほど大きい。ちょっと安っぽい。自動改札ではないのでこれで十分かも
駅と車両は普通。しかし、北京の地下鉄に乗っていて驚いたのは、動いている電車の中でいろんなものを売っている人がいた
新聞、傘、おもちゃ、お菓子など、なんでもあり。売っている人は商品を持って車両内を歩きながら乗客に声を掛けていく
そして、同じように目に付いたのは、物乞いをする人
乗客ひとり一人に手を差し出して、お金をくれと言っているようだ
僕のところに来たけど、他の乗客と同じように無視しました
さらに、極めつけはカラオケのような機械を持って歌を歌いながらお金をもらおうとする人
なんでもありの北京地下鉄。日本の地下鉄とはまったく違う光景
いきなりカルチャーショックを受けました
1号線と2号線を乗り継いで遠東ユースホステルの最寄り駅の和平門駅に到着
地上に出て南へ歩いて約5分、遠東ユースホステルに着いた
宿泊の受付は道を挟んだ反対側にある遠東飯店という中級ホテル1階のフロント
ちゃんと英語が通じます
受付の女性に遠東ユースホステルに宿泊したいと伝えると、1泊45元だと言われる
お金を支払うと、ドミトリールームの部屋とベッドの番号が書かれた鍵を渡される
ベッドの場所は自分で探せと言わんばかり
仕方がないので遠東飯店を出て道路を渡り、遠東ユースホステルに入る。鍵に書かれた部屋を探すと、すぐ見つかりました
部屋は2段ベッドが3台の6人が宿泊できる
部屋の中には一人の西洋人男性が寝ているだけ。他の人は出かけているみたいです
まだ昼の3時過ぎ。今日はこれから中国の政治の中心である天安門広場周辺へ出かけることにしました
スポンサーリンク