3日目 つづき
今朝、バンコクのカオサンを出発。ツーリストバスでタイ・カンボジア国境へやってきて、タイの出国手続き終了
いよいよカンボジアに突入
タイ・カンボジア国境線を超え、カンボジアのイミグレーションへ
こちらはタイのイミグレーションと違って大混雑
列があるようなないような
かなりの時間並んだ後、入国スタンプをパスポートのカンボジアビザシールが貼ってあるページに押され、正式にカンボジア入国完了
カンボジア入国ゲート |
すごい
ゲートをくぐり、タイ・カンボジア国境のカンボジア側の町、ポイペトへ
ここ、ポイペトはカジノホテルが多い
金持ちのタイ人がここにカジノをやりに来るらしい
ゲートをくぐったところで、現地ガイドの人がが僕の胸に張ってあるシールを見つけ、ここで待つようにいわれる
バンコクから同じツアーバスで来て、胸に同じシールを貼った人たちが集まると、現地ガイドの人が旅行代理店のようなところに案内する
ここで、カンボジア側のバスを待つようだ
すると、胸に貼っていたシールをまた別のチケットに交換させられた
うーん、何回チケットを交換するんだろう?
ここの旅行代理店での待ち時間も長い
午後2時過ぎ、旅行代理店の人が僕に一人か?と聞いてくるので、そうだと答える
すると、出発だと言われ、旅行代理店の外へつれて行かれた
そこで待っていたのは、トヨタ・カムリ
このトヨタ・カムリに乗るのは僕以外に日本人男女1人づつ、西洋人男女1人づつ
僕を含め、5人とも一人旅のようだ
西洋人の男性は体が大きいからか、前の助手席へ
日本人3人と西洋人女性は後ろに座るように言われる
えっ?後ろの座席に4人?
子どもじゃないんだから、と思ったが強引に座らさせられる
前の座席は運転手と助手席の間に、旅行代理店の人が座って、3人
日本では考えられない。5人乗りのカムリに7人も座るとは
とにかくシェムリアップに向かって出発してしまった
ポイペトからシェムリアップまでは約150km
ポイペトから途中のシソポンまでは国道5号線を、シソポンからシェムリアップまでは国道6号線を通る。両方ともカンボジアの主要国道だ
まわりはほとんど畑と原野。山道はなく、ずっと平原の中を通る
しかし、
ほとんど舗装していない
大きな穴ぼこだらけ
主要道路だから、ある程度交通量が多いのに、ひどすぎる
なんて国なんだカンボジアは!
同じ東南アジアでも、タイとカンボジアの道路状況は違いすぎる
車の中では何度も天井に頭をぶつける
左右に狭いだけではなく、上下に揺さぶられる
これが延々と続く
さらにひどいことに、途中の橋が壊れていて通行止め
どうするかというと、橋の手前で畑の中に降りて行き、川の浅瀬を車でそのまま走りぬけ、また畑を通り、国道に戻る
そして、もっと驚くことが
なんと川を渡ったところに地元の子どもたちがゲートを作り、料金を徴収しているではないか
トラックもバスも乗用車もみんな料金を支払っているようだ
もしかして、このお金目的で、橋を壊しているんじゃないか?
こんな今まで経験したことがない道を通って3時間後の午後5時過ぎ、道路は舗装されている部分に突入した
建物も増えてきた
シェムリアップに近づいてきたようだ
同じカムリに乗った日本人男性Sさんはシェムリアップは2回目
僕と日本人女子大学生のKさんは始めて
Sさんに聞くと、このまま乗っていくと、シェムリアップ郊外の旅行代理店と契約しているゲストハウスに連れて行かれてしまうらしい
僕はタケオゲストハウスがよさそうなので行ってみたいというと、Sさんは場所を知っているので、タケオゲストハウス付近で車を止めさせようと言う
Sさんは、ここで止めろと運転手にいう
僕たち日本人3人はここで荷物を持って降りる
旅行代理店の人は何かを言いたそうだったが、僕たちは早足でどんどんカムリから離れていった
あきらめてカムリは二人の西洋人を乗せて走り去った
ついたー シェムリアップ
朝までいたバンコクとは違い、低層の建物が多く、のんびりした感じだ
さっそくSさんの案内でタケオゲストハウスへ
すぐ近くだった
噂どおり日本人がいっぱい
オーナーの女性マムさんに尋ねると、ドミトリーしか空いていないらしい
ドミトリーの部屋を見せてもらうことにした
場所は最上階。ベッドが10台くらい並んでいるが残りは1台だけ
あとはベッドを置いていない部分の床にゴザをひくらしい。まだまだ何枚も広げられる
エアコンはなし。扇風機のみ
タケオゲストハウスのドミトリールーム |
値段はベッドの場合1泊2USドル、ゴザは1ドル
今日はドミトリーに女性は一人もいないとのことで、女子大学生のKさんはタケオゲストハウスに泊まるのはやめておくと言う
SさんはゴザでOKと言うので、お言葉に甘えて僕はベッドに
Kさんはタケオゲストハウスのすぐ隣にあるチェンラゲストハウスに行ってみて、後でタケオゲストハウスへ戻ってくるとのこと
僕とSさんはタケオゲストハウスにチェックイン
ウエルカムドリンクならぬ、ウエルカム・チキンラーメンが出された
なんかおもしろい
タケオゲストハウスの1階入り口のところは、大きな広間になっていて、宿泊者がいっぱい集まっている
メニューも置いてあり、食事もできるようだ
しばらくすると、Kさんが戻ってきた
無事、チェンラゲストハウスでシングルルームを確保できたみたい
よかったよかった
チェンラゲストハウスも日本人旅行者が多いらしい
でも、タケオゲストハウスのような食堂兼共有スペースのようなところはないらしく、Kさんはそのあとももしょっちゅうタケオゲストハウスに遊びに来てました
今晩は他の旅行者やSさん・Kさんとシェムリアップの街へご飯を食べに行ったり、タケオゲストハウス1階の共有スペースでアンコールワットや旅の話で盛り上がりました
とってもなごやかな雰囲気。これからのシェムリアップ滞在が楽しくなりそう
朝日の昇る時間のアンコールワットはとってもきれいらしい
明日は早く起きて、アンコールワットへ
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