マレーシア旅行記4 クアラルンプールのペトロナスツインタワーへ

4日目 クアラルンプール到着


昨日、タイのハジャイからペナン島に到着した僕たち
今日は、バスに乗ってペナン島から一気にクアラルンプールに行きます

朝、6:30に起きて荷物をまとめる
オリエンタルホテルをチェックアウトして、集合時間どおり、7:30に昨日バスチケットを買った旅行代理店に行く

バスターミナルまで、ピックアップで迎えに来てくれるそうだが、なかなか来ない。結局7:55頃ピックアップの乗用車が来た
本当に間に合うのか、と思っていたら、5分ほどで到着
昨日も行ったKomtaがクアラルンプール行きのバス乗場だった

Komtaでもバス会社のところで、待たされ、結局8:30に出発
かなり余裕があった


バスは、横に3列。タイのバスでいう、VIP並みの心地よさ
2日前に乗ったバンコクからハジャイまでのVIPバスよりも新しくてきれい
食事は付かないが、水は配られた
この距離でこの快適さは、タイのVIPバスに比べてもコストパフォーマンスに優れている


ペナン島の対岸の街、バタワースからクアラルンプールは約240km
マレーシアの南北の幹線なので、整備された高速道路でつながっている


午後1時過ぎ、バスは街の中に入ってきた
クアラルンプールだ。ペトロナスツインタワーが遠くに見えた

クアラルンプール



街中に入ってもまだ自動車専用道路を走っている

クアラルンプールの街は、高低差が大きいらしく、道路はビルとビルの間を通り抜け、アップダウンを繰り返す

そして、終点のバスターミナルに到着したようだ


いつものことだが、ここはどこなのか分からない
周りの人に聞いてみると、ブドゥラヤ・バスターミナルのようだ

地球の歩き方の地図を見ると、チャイナタウン(中華街)から近い
安宿の多いチャイナタウンに泊まろうと思っていたので丁度よかった


しかし、どっちの方向にチャイナタウンがあるのか分からない
するとE君(タイ人で今回の旅のパートナー・詳細はこちら)、積極的に英語で現地の人に尋ねに行く

だんだん、バックパッカーとして成長してきたE君
なかなかいいねえ


ただ、この辺りはマレーシア人でも、地方から来た人が多く、地元の人が少ないようで、みんなチャイナタウンの場所を知らないと答える

というか、観光業やお店の人でもないのに、この一般マレーシア人の英会話能力にびっくり
比較的若い人にしか声を掛けなかったのもあるかも知れないが、みんな流暢な英語で返事が返ってくる

バンコクでも一般のタイ人は、なかなか英語が通じないし、東京でも、一般日本人はかなり厳しいだろう。名古屋は言うまでもなく、英語で話しかけられたらみんな逃げます

マレーシア人の英会話能力には、恐れ入りました


結局、近くにあったコンビニでチャイナタウンの場所を聞き、無事、チャイナタウンに到達することができました



地球の歩き方にも載っている、レッドドラゴン・バックパッカーズ・ホステルに行ってみました

レッドドラゴンは、ここチャイナタウンでも大型のゲストハウスで、元ボーリング場を宿泊施設に変えているようだ

やっぱり、E君はエアコン付が良いというので、フロントでエアコンのツインルームが空いてるか尋ねると、50RMの部屋があるとのこと
鍵を渡され、自分で見てくるようにといわれ、二人で部屋に向かう

途中、とても広い部屋があり、ベッドが20台以上並んでいるところを通過した

昼なので人は少ないが、何人かの西洋人がベッドの上で寝ていたり、本を読んだりしていた

E君は、こういったドミトリールームを今まで見たことが無かったようで、これは何?病院みたいだ。と言っていた

お金持ちのはずの西洋人が、こんなところに宿泊しているのは彼にとっては信じられないようだった


そして、エアコンツインの部屋を見つけた
部屋に入ると、一応エアコンがあるが、薄暗く、あまりきれいではない
これで、50RMはちょっと高いのでは?
E君と相談し、ここに泊まるのをやめることにした


フロントに鍵を返して、別の宿を探す
レッドドラゴン・ホステル前の道をはさんだ向かいに、きれいなホテルが建っている
一応、入ってみた

フロントで尋ねると一泊95RMのツインルームがあるというので、部屋を見せてもらった。あまり広くは無いが、とても清潔で、明るい
もちろんエアコンつき
これ以上歩いて探すのもめんどくさいので、ここに決めました

すみません。このホテルの名前を忘れました


さっそく、遅い昼食のためチャイナタウンを散策

ここは、ペナン島のジョージタウンと違って、昼間から大勢の人が街を歩いていて、とても活気がある

チャイナタウンらしく、漢字の看板がいっぱい。中華料理のお店もたくさんある
横浜の中華街よりもさらに大きくした感じだが、横浜ほど整然としているわけではなく、中華とマレーシアが混じった生活の場所でもあるようだった

中心の通りには、ところ狭しと屋台が並んでいて、いろんなものが売っていてとっても楽しかったです


暑いので、食事後、ホテルに一度戻りました
かなり疲れていることもあって、二人とも昼寝


起きたのは夕方6時頃
ペトロナス・ツインタワーに電車で行くことにしました

ペトロナスとは、マレーシアの大手石油会社の名前
丸い2つのビルで上の方が細くなっていく。クアラルンプールのランドマーク的タワー

有料で上ることができるらしいが、一日あたりの人数が決まっているらしく、朝一番で窓口に並ばなければチケットを買えないらしい

夕方の今からでは無理



チャイナタウン近くのパサール・スニ駅からKLCC駅まで電車で移動
KLCC駅を出ると、ペトロナスツインタワーが現れた
ビル全体から光を放ち、宝石のようだ


ペトロナス・ツインタワー


この独特の夜景。とてもきれいでした
また、タワーの低層階は高級デパートになっている
周辺は公園が整備されていて、多くのマレーシア人や観光客が集まっている

地球の歩き方によると、タワーの前の池で、噴水のショーがあるらしい
デパートの警備の人に、何時から始まるか尋ねると、現在整備工事中で、6月に完成する。それまではやらないらしい。残念


噴水の前のベンチでE君と、これからどうしようか話した
クアラルンプール最大の繁華街、ブキッ・ビンタンに行こうと提案すると、お金が無いので行っても仕方がないと言う

明日からどうしようと言うと、とうとうE君の本音が分かってきた
マレーシアに来てかなりストレスが溜まってきているようだ
それに、体調もあまり良くないらしい
もう、タイに戻りたいと

僕はマラッカにも行きたかったが、今回はあきらめることにしました
E君の体のことも考え、明日からタイに向けて戻っていくことにしました


電車でチャイナタウンに戻り、食事をしてホテルへ

今回の旅のもうひとつの目的地が、E君が小さい頃住んでいたタイ南部の町に行くことだ
どこかと尋ねると、ヤラー(Yala)県のベトン(Beton)だとのこと

地図で見ると、Yalaは、ハジャイとスンガイコローク(タイ湾(東)側のタイ・マレーシア国境)の丁度真ん中くらい


地図だけで、今後の予定を決めました
明日は、スンガイコローク国境の手前のマレーシア側の町、コタバル(Kota Bharu)まで行って宿泊

あさって、コタバルからスンガイコローク国境を越え、Yalaに行く


ホテルのフロントに訪ねると、コタバルへ行くバスは、今日到着したチャイナタウン近くのプドゥラヤ・バスターミナルから出ているらしい・・・(実はこれが大間違い)
明日、朝早めにプドゥラヤ・バスターミナルに行って、チケットを購入することにした


明日は、クアラルンプールからコタバルへ。出発するバスターミナルを間違えた!?


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