ミャンマー旅情報3 ミャンマー行き航空会社の選び方

今回は、ミャンマーへ入国するための航空会社の選び方についてお伝えします

2012年のミャンマー民主化以降、各国の航空会社はぞくぞくとミャンマーへの航空路線を拡大してきました
旅行者にとっては、たいへんうれしいことです



日本からミャンマーへ行くには直行便と他の国を経由して行く方法があります



1 日本-ミャンマー直行便


2013年現在、ANA全日空が週3便で成田-ヤンゴンに就航しています
全席ビジネスクラスのB737型機
バックパッカーには料金的にかなりつらいです


追加情報
ANA全日空は2013年9月30日から成田-ヤンゴン便を週3便から毎日運行に変更します
しかも、機材も大型化し、B767型機
エコノミークラスも追加されます。これで、かなりミャンマーに行きやすくなりますね
あとは、航空料金が安いといいなあ。全日空さん、よろしくお願いします


さらに、ミャンマー国際航空が2013年の年末までに茨城-ヤンゴン路線を週3便で就航するというニュースが

ますます目が離せません




2 第3国経由便


日本-ミャンマー直行便はまだまだ少ないので、現在のところ第3国経由便が現実的です
時間はかかりますが、値段的にも第3国経由便が安い場合が多いです


第3国経由の場合も、大きく分けて2種類の航空券購入方法があります
1 ひとつの航空会社で日本-ミャンマーの往復航空券を購入
2 複数の航空会社で日本-第3国、第3国-ミャンマーの往復航空券をそれぞれ購入


1 ひとつの航空会社で日本-ミャンマーの往復航空券を購入

この方法が一番良いと思います
日本とミャンマー以外の国の航空会社で、その航空会社のハブ空港から日本便と、ミャンマー便を持っている場合、日本-ハブ空港乗継ぎ-ミャンマーの往復格安航空券や正規割引航空券を販売しています

主な航空会社はこちらです


タイ国際航空
バンコクのスワンナプーム国際空港をハブ空港とする航空会社です
日本には羽田、成田、関西、名古屋、福岡、札幌に就航
2013年冬スケジュールから仙台にも就航します

日本国内各空港からバンコクへは毎日約10便、バンコクからヤンゴンへは毎日3便が就航しています
航空便の選択肢が多いのでタイ国際空港が一番使いやすいでしょう


シンガポール航空
シンガポールのチャンギ国際空港をハブ空港とする航空会社です
日本では羽田、成田、関西、名古屋、福岡に就航
シンガポール-ヤンゴンは毎日1便
機内サービスランキングで毎年上位の航空会社です
スケジュールや値段が合えばぜひどうぞ


マレーシア航空
クアラルンプール国際空港をハブ空港とする航空会社です
日本では羽田、成田、関西に就航。名古屋は撤退しました(残念)
クアラルンプール-ヤンゴンは毎日2便
ヤンゴンまで毎日2便あるとスケジュールが組みやすいかも
 

大韓航空
韓国のインチョン国際空港をハブ空港とする航空会社です
日本ではたくさんの都市に就航しています。数え切れません
インチョン-ヤンゴンは毎日1便
こちらも時間が合えばぜひどうぞ


エアーアジア、エアーアジアX
クアラルンプール国際空港をハブ空港とする格安航空会社LCCです
日本では羽田、関西に就航
クアラルンプール-ヤンゴンは毎日1便
航空料金は毎日かなり変動します
うまくセール料金で予約できれば最安値で往復できます



その他、ハブ空港からヤンゴンまで週7便未満の就航で日本からの格安航空券または正規割引航空券を販売している主な航空会社は
中国国際航空(北京経由)
中国南方航空(広州経由)
ベトナム航空(ハノイ、ホーチミン経由)
などがあります
日程が合えばいいかもしれません

中国の2社はかなり安く航空券を購入できますが、到着までかなり時間がかかります。機内サービスもそれなりです


いずれにしても、毎年ミャンマーに就航する航空会社が増えてきて、選択肢が増えてきたことはうれしいです
航空券の値段もかなり安くなってきました




2 複数の航空会社で日本-第3国、第3国-ミャンマーの往復航空券をそれぞれ購入

僕がミャンマーに行った2006年頃は、日本からミャンマーまで1つの航空会社の航空券で往復買うにはタイ国際航空しかなく、しかも競争相手がいないので、かなり高かったです
 
バンコクまでの航空券は、航空会社同士の競争が激しくかなり安かったので、名古屋からバンコクまでのキャセイパシフィック航空の往復航空券と、バンコクからヤンゴンまでのエアーアジアの往復航空券を購入しました

当時はこの方法が一番安く日本からヤンゴンへ行く航空券の購入方法だったんですが、現在は1つの航空会社で日本-ヤンゴン往復航空券を買ったほうが安い場合が多いです

しかも、乗り継ぎ空港までの飛行機が遅れて次の飛行機に間に合わなくなったとき、同一の航空会社の場合は別の便に振り替えてくれますが、別の航空会社の場合は、乗り遅れでキャンセル扱いされる可能性が高いです

日本からミャンマーへ単純往復の場合は、1で紹介したひとつの航空会社の往復航空券を購入することをおすすめします



タイの格安航空会社LCCのタイエアアジアやタイ国際空港の子会社タイスマイルがバンコクからミャンマー北部の最大都市マンダレーへ就航しています
ヤンゴンではなくマンダレーへ直接行きたい方は2社の航空券でも良いかもしれません




最後に


今回はミャンマー行き航空券の選び方を紹介しました
実際に航空券を購入する方法については、こちら「格安航空券はどうやって選んだらいいの?」をごらんください


ミャンマーは民主化後、航空会社がつぎつぎに就航しとっても行きやすくなりました。これからも増え続けると思われます

ミャンマーは本当に魅力いっぱいの国です
ぜひ次回の旅行はミャンマーへ行ってみてください
感動がいっぱいあります!?
僕がミャンマーへ行ったときの旅行記はこちらをご覧ください


スポンサーリンク