2日目
昨日は名古屋から北京に到着。遠東ユースホステル(遠東国際青年旅舎)に宿泊し、天安門広場付近を散策しました
今日は宿を遠東ユースホステルから青年之家旅館へ移動。その後、万里の長城へ行く予定です
朝8時、起床。さっそく荷物をまとめて遠東ユースホステルをチェックアウト。なぜ、宿を移動するのかというと、ドミトリーの同室はヨーロッパ人ばかりで、会話ができない。はっきり言えば、居心地が悪かったんです
ということで、地球の歩き方に乗っている宿の中で、「青年之家旅館」というユースホステルが良さそうだったんで、行ってみることにしました
また、居心地が悪かったら宿を変えれば良いし
遠東ユースホステルから歩いて約5分の地下鉄和平門駅へ
和平門駅から地下鉄2号線に乗り建国門駅へ
建国門駅の周辺はオフィスや高層ホテルが並ぶビジネス街
古い街並が残っていた和平門駅付近とはかなり様子が違う
地下鉄和平門駅付近 |
地球の歩き方の地図に沿って歩いていくと、長富宮飯店(ホテル・ニューオータニ)が見えた。その脇の細い道を歩いていくと、見つけました、青年之家旅館
中に入ってみると階段があり、しかも下りのみ
フロントは地下にありました
英語がちゃんと通じるようで、ドミトリーに泊まりたいと言うと部屋を見せてくれた。受付の男性はなかなか感じのいい人で第一印象は良好
ドミトリーの部屋も地下。もちろん窓はない
でも、部屋は広々としているし、問題はなさそう。チェックインすることにしました
36元を支払って部屋に行く
同室に宿泊しているのは、中国人の男子高校生ばかり5人
僕が日本から来たというと、全員僕のことに興味深々
一生懸命英語で話しかけてくる
彼らは中国の東北地方に住んでいて、夏休みを利用して北京に遊びに来たそうだ
他の部屋にも彼らと一緒に来た高校生がいっぱい
英語の辞書を引きながら一生懸命僕に話しかけてくる
日本で流行っていること、日本の生活のこと、とにかく日本のいろんなことを知りたいらしく、話は尽きない
みんな素朴な高校生といった感じで、楽しかったです
しかし、「中国以外の他の国に行ったことがあるか?」という質問に対し、僕が「タイランド」と答えたとき、彼らの様子が一変した
「台湾は中国だ。外国ではない」
僕の発音がまずかったのか、タイランドと台湾を聞き間違えているようだ
タイランドは台湾ではない。東南アジアの国だよと言っても理解してもらえない。タイという国を知らないか、英語のタイを知らないようだ
あまり、政治的な話をするとこの後、居心地が悪くなりそうなので、「僕は台湾には行ったことがない。台湾が中国であるかどうかは知らない」と答えた
次の質問に移って、何とかその場の雰囲気を取り戻したが、台湾の話のときだけ彼らの様子が変わったのはびっくり
中国では、かなり領土教育が徹底されているんだなぁと感じ取れました
そして、彼らが言うには、この青年之家旅館にもう一人日本人が宿泊しているとのこと
彼らが僕に紹介してくれるというので、共有スペースに連れて行ってもらうと女性でした
彼女はMさんという大学生。夏休みを利用して中国を一人旅しているそうだ
大阪からフェリーに乗って上海に上陸。それから鉄道で昨日北京に着いたばかり。すごい
彼女は大学で中国語を勉強しているそうで、少しだけ中国語を話せる
流暢な中国語というわけではないが、ある程度はなせるようだ。うらやましい
そして、彼女は年齢より若く見えて、可愛いタイプ
中国人男子高校生たちに大人気
僕と同室の高校生たちは、英語で僕にあれこれ彼女に聞いてくれと言う
そんなメンドクサイことしずに、直接質問すればいいのに
彼らは、彼女と話すのが恥ずかしいらしい。純粋な高校生たちでした
ということで、何かとさわがしい青年之家旅館
これからの北京の滞在が楽しくなりそう
この後、今日は万里の長城へ
北京からいける万里の長城は数か所あるが、一番メジャーな八達量嶺長城へ行ってみることにしました
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