7日目 つづき
今朝、カイロから夜行寝台列車でルクソールに到着
カルナック神殿を見学し終え、今度はルクソール神殿へ
ルクソール神殿は、ルクソールの街のすぐ近く。ナイル川に隣接しています
ルクソール神殿入口の門 |
ルクソール神殿入口の門の前にあるオベリスク(細長い先のとがった塔)、昔は左右に2本あったが、現在は向かって左側1本だけが残っています
右側にあったオベリスクはフランスが戦勝品として持って行ってしまったそうです。そのオベリスクは現在、パリのコンコルド広場に飾られているらしい
この話は日本人団体ツアーのガイドさんが話しているのを僕が盗み聞きして入手した知識です。すみません
上の写真のオベリスクの向こうに左右に二人座っている巨大な石造は、両方ともラムセス2世
中に進んでいくと、またもや2体のラムセス2世像
ルクソール神殿のラムセス2世像 |
ラムセス2世は古代エジプトの王で、あちこちに神殿を作り、自分の像を量産してきた。本当に自分大好きな王様
ナイル川上流にあるアブシンベル神殿にはラムセス2世像が4体も並んでいるらしい。ラムセス2世は絶対にナルシストに違いない
ルクソール神殿はカルナック神殿ほどではないが、巨大な列柱群が並んでいる
ルクソール神殿の列柱群 |
そろそろ夕方。太陽が沈みかけると、ルクソール神殿はライトアップが始まった
ルクソール神殿と満月 |
ライトアップされたルクソール神殿の列柱群 |
さらに暗くなり、ライトアップも一段ときれいに
ラムセス2世像もライトアップ
ルクソール神殿のラムセス2世像 |
そろそろ宿へ帰ろう
出口に戻ると、ルクソール神殿の門とオベリスクもライトアップしてました
ルクソール神殿の門とオベリスク |
宿へ帰る道からルクソール神殿の方向へ振り返ると、とってもきれいな光景が目に飛び込んできました
ルクソールの街側から見た神殿 |
ルクソールの街の夜はとても静か
カルナック神殿やルクソール神殿にいた多くの観光客はいったいどこにいるんだろう?
僕がルクソールで泊まっているのはルクソール駅からもルクソール神殿からも近いイッサラーム・ホテル
ホテルという名前がついているけれど、安宿です。ドミトリーもあります
イッサラームホテルの屋上には、レストランがあります
ここが宿泊客が集まってくる共有スペース
僕は夕食を食べようと屋上のレストランに行ってみると、日本人の女性のKさん、日本人の男性のS君がいました
Kさんは学生で夏休みを利用して一人旅、S君は仕事をやめて気持ちをリフレッシュするために一人旅
一緒に夕食をとることに
僕が頼んだのはカツどん。日本人の旅行者が多いので日本食のメニューもあります
でも味はいまいち。あまりおいしくないと言うと、シェフはがっかりしてました。ごめんなさい
僕とKさんS君の3人とも、ここイッサラームホテルで明日のナイル川西岸の王家の谷などに行く日帰りツアーを予約していた
英語のツアーだったんでちょっと不安だったが、これは心強い
特に、Kさんはアメリカに留学していたので、英語は完璧
ルクソールの次の予定は3人ともアスワンとアブシンベル神殿
王家の墓ツアーが終わるのは午後2時頃
明日の夕方5時半発の急行列車で一緒にアスワンに行こうということになりました
3人で指定席の切符を購入するためルクソール駅へ
僕とS君が窓口で2等指定席の切符を買おうとすると、今日はもう買えない。旅行会社で買え と言われた
絶対に旅行会社と組んでリベートを取ろうとしているはず
カイロのラムセス駅で切符をなかなか売ってくれない悪夢がよみがえってきた
ここで、唯一の女性Kさんが挑戦
なんと、すんなり2等指定席の切符3枚が買えてしまった
Kさんに聞くと、窓口の男性がウインクをしてくるので、ウインクを何度も返したら指定席切符を買えたとのこと
なんのこっちゃ?
エジプト人男性は、女性に甘いらしい
Kさん曰く、日本では絶対にやらないウインクとかがこういう時に役にたつらしい
男には厳しいエジプト。女に生まれてればなぁ
明日はKさんとS君と3人で、ナイル川西岸日帰りツアーへ
ツアーのあと、3人で列車に乗ってアスワンへ
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