5日目 つづき
今日はカイロの日本人宿サファリのドミトリーの同じ部屋に泊まっているNさんと一緒にカイロ観光
朝からエジプト考古学博物館へ行ってきました。その後、ナイル川の水上ボートで西側のギザ地区に渡り、カイロ動物園へ
カイロ動物園(Giza Zoo)入り口 |
地球の歩き方にはカイロ動物園と書いてあるけれど、正式名称はGiza Zoo です
入り口でチケットを買おうとすると、切符売り場のエジプト人のオヤジが日本人か?と尋ねる
そうだと答えると、チケットはこっちで買えると連れて行かれる
えぇ?どう見てもここがチケット売り場なんだけど?
別の部屋でチケットを購入。1人25ピアストル(=0.25エジプトポンド。約5円)
チケット購入後、オヤジがこっちへ来いと手招きする
ついていってみると、動物の展示場所とは反対の裏の扉へ
そこにいた飼育係の人に何か話し、飼育係の人が何かを取りに行って戻ってくると、なんと。。。
ワニの子ども
僕の手に渡され、Nさんに写真を撮ってもらったのがこれ
子どものワニと記念撮影 |
もちろんNさんもワニを手にとって記念写真
ワニを生で触るなんて初めて
触り心地はワニ皮のバッグと一緒。当たり前か
やっぱり生きているので、生暖かい
これはすごい
ワニが終わると、またオヤジが手招きする
また別の動物か?
次の飼育小屋の裏の扉へ
中に入って、また飼育係の人が何かを取りに行く
出てきたのは何と、ライオンの子ども
ライオンの子どもと記念写真 |
むちゃくちゃ、かわいい
赤ちゃんというよりは、すこし大きくなった子ども
もう一枚。ライオンにまたがって写真をバチリ
こどもライオンにまたがって記念撮影 |
ピンボケですみません
後で写真を見ると、このライオン、少し怒っているような気がする
Nさんもライオンには大喜び
記念写真を撮りまくりました
こどもライオン退場
ここで、Nさんと僕は、なんか怪しいということに気付き始めました
「後で、法外なお金を請求されるんじゃない?」
日本語で話していると、オヤジがまた次に行こうと誘ってくる
ここはカイロ動物園の裏側。どうやって一般の場所に出られるがわからない
Nさんと、「次で最後にしよう」と話し合って、オヤジについていった
こんどの部屋で出てきたのは、巨大なヘビ
オヤジがヘビを僕の手に持たせようとするところ |
ヘビはちょっと、、、苦手
一応手に取ってみたが、あまり気持ち良いものでない
手触りはゴム製のヘビと同じ。ただし、動く
すぐに親父に返却
Nさんはヘビがまったくだめで、写真だけ撮って、逃げてました
ヘビ終了
オヤジがまた別の場所行こうと、僕たちを先導する
このとき、カイロ動物園の一般見学エリアを通過することになった
ここで、オヤジに英語言った
「僕たちはもういい。普通に動物園を見学したい」
オヤジは
「そうか、残念だな。君たちにはスペシャルなことをした。チップをくれ」
きたー。ストレートな請求
でも、値段を言ってこない
Nさんとどうしようと相談。2人分で50エジプトポンド(約1000円)を渡してみようということにした
50エジプトポンド札を見せてみると、かなり不満そう
英語だと思われるけど、何を言っているか分からないくらい、文句を言っている
うーん。どうしよう
再びNさんと話し合い、後で罵声を浴びせられ、いやな思いをするくらいなら、もう少しくらい出すか、ということにした
100エジプトポンド札1枚(約2000円)を親父に見せる
今度はオヤジは「ふう、ふう」と言いながら、出ていない汗を拭いている振りをして、もう少し欲しい雰囲気を出している
もう、これ以上出したら、日本人がなめられる
「僕たちはこれ以上、お金を持っていない」とオヤジに言い切ると、オヤジは100エジプトポンド札を奪い、向こうの方へ行ってしまった
何とか僕たちはエジプト人オヤジのワナから逃れることができた
一安心
Nさんと僕は、今後のエジプト人のずるがしこさを学ぶ、いい勉強代になったとお互いあきらめることにしました
これから、カイロ動物園に行こうとする方は、気をつけてください
案内してあげると言われても、必要がなければキッパリと最初に断りましょう
それから、日本人はカモになりやすいという印象をカイロ動物園のエジプト人たちに与えてしまいました
日本人のみなさん、どうもすみません
カイロ動物園はもうすぐ閉園の時間
残り少ない時間を自由になった身で、動物を見学しました
最初にラクダ
ラクダ |
ギザのピラミッドで観光客を乗せるためのラクダをいっぱい見たのであまり感動は無い
次にカメ
カメ |
石ころかと思って、よく見たらカメだった
もうちょっと、掃除してあげたほうが良いかも
次にダチョウ
ダチョウ |
広い檻の中に1羽だけ。なんか寂しい
最後に、もっとも動物園らしい動物のひとつ、トラ
トラ |
なかなか元気で迫力があって良い
でも、もう少し大きい檻に入れてあげた方が...
閉園時間。動物見学はここまで
カイロ動物園は、普通の動物園です。これといって特別なものがあるわけではありません。あのエジプト人オヤジを除いては
どちらかというと、動物を見ているより、動物園に来ている一般のエジプト人の家族やカップルを見ているほうがおもしろかったです
野生動物の宝庫であるアフリカ大陸に住んでいるのに、トラなどの猛獣を見て驚きまくっているエジプト人の子どもが可愛かったです
やっぱり、カイロに住んでいる都会っ子は野生の動物なんて見たことがないんだろうな
いろいろあったカイロ動物園。見学料金が2人分で10円の予定が、2010円になってしまったけど、最終的には楽しかったです
もうすぐ日が暮れて夜
次はギザのピラミッドで繰り広げられるスペクタクル、音と光のショーへ
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