8日目
今日はカンボジアと別れの日
あさってのバンコク発の飛行機に乗るために、ツーリストバスでバンコクへ戻ります
出発時間は朝7時半
それまでに荷物をまとめ、タケオゲストハウスをチェックアウト
タケオゲストハウスのオーナー・マムさんに宿泊料とバンコクまでのバス代を支払う
マムさんはこれだけゲストハウスを大きくしたのに、お金の勘定は意外にいい加減
何泊したか、どの部屋に泊まったか、全部自己申告制
バス代も僕が言わないと忘れていたかもしれない
5泊×2ドル(ドミトリー)+11ドル(バス代)=21ドル
やっぱり宿泊者のほとんどが日本人のタケオゲストハウス
日本人はみんな正直なので、信用しきっているみたいだ
今回同じバンコク行きのバスに乗るのは、5日前僕と一緒にバンコクからシェムリアップに来た女子大学生のKさんを始め3人
迎えのバスがタケオゲストハウスの前にやってきた
宿泊客のみんなが僕たちを見送ってくれた
その中にはSさんも
Sさんは5日前、始めてのバックパッカー旅行の僕をバンコクからシェムリアップのタケオゲストハウスまで一緒に旅してくれた救世主
その後のシェムリアップ滞在中もいろいろおせわになりました
ほんとうにどうもありがとう
みなさんのおかげで、とっても楽しいアンコールワット観光とシェムリアップ滞在ができました
これからも良い旅を
僕たち4人はツーリストバスに乗り込む
出発
でもシェムリアップにあるあちこちのゲストハウスを回って、乗客をひろってくる
最終的には満席。僕たちが乗ってから30分後、やっとシェムリアップの町を離れる
カンボジア国道6号線を西へ、タイ国境の町ポイペトに向けて走る
シェムリアップ近くの道は舗装してあるが、10kmも走らないうちに、5日前にも経験した、あの恐怖の悪路に入っていく
左右に揺さぶられるだけではなく、上下にも
道路には大きな穴があいていて、そこを通るたび、乗客みんなが座ったままジャンプ
シェムリアップからタイ国境の町・ポイペト間で一番大きな町、シソポンに入ってきた
ここからポイペトまでは国道5号線
シェムリアップからシソポンまでの国道6号線に比べると、シソポンからぽぺとはアスファルト舗装こそしていないが道路状況はまだまし
シェムリアップから約3時間半、ようやく国境の町ポイペトに到着
カンボジアのマイクロバスとはお別れ
マイクロバスから降りるときに、バスチケットを胸に貼るシールに交換させられる。5日前、カンボジアに来た時と同じだ
さっそく僕たちは、カンボジアのゲートをくぐり、イミグレーションへ
あいかわらず、カンボジアのイミグレーションは混雑している
4人とも無事にパスポートに出国スタンプを押され、手続き終了
さようなら、カンボジア
国境線を歩いて通過し、タイのイミグレーションへ
タイはビザ不要。入国カードを記入し、パスポートと一緒に入国審査官に渡す
パスポートに30日間の滞在許可スタンプ(当時は陸路でも30日でした)を押され、無事タイに入国
胸に貼ったシールのおかげで、すぐにタイ側のバス会社の人と会えた
国境のすぐ前にあるアランヤプラテートの市場
この市場の一角にあるセブンイレブンの前でバスを待つように言われる
カンボジアではまったく見なかったセブンイレブン
このセブンイレブンの店内はガンガンに冷房が効いている
シェムリアップ唯一のコンビニ・スターマートに比べ、セブンイレブンは並べてある商品も豊富
周りの市場も少し歩いてみたが、金持ちのカンボジア人が主な顧客らしく、カンボジア側のポイペトと比べ、すこしだけ高級感が漂う
ここからたった300メートルほど先のカンボジア側とこちらタイ側
全然違う。カンボジア側から来ると、こちらタイ側は先進国のような錯角になる
国境とは何なのか。それぞれの国の主権にかかわる問題なので難しいが、いろいろと考えさせられる
バスが到着した
5日前にバンコクからここアランヤプラテートまで乗ってきたのと同じ2階建ての大型バスだ
全員乗り込み、午後1時バンコクに向けて出発
カンボジア側のマイクロバスと比べると、とっても豪華
エアコンもしっかり効いている
道路もちゃんとすべて舗装してある。揺れはほとんどない
こんな当たり前のことが幸せに感じるほど、カンボジアの道路がひどかった
あまりの心地よさにいつの間にか寝てしまいました
午後4時過ぎ、高速道路に入った。バンコクだ
高いビルが立ち並ぶ
僕はバンコクに住んでいるわけではないけど、なんとなく戻ってきたなーって感じがした
バスは終着カオサンへ
カオサン通りの1本南のラーチャダムヌンクラン通りに停車
旅行者はそれぞれのゲストハウスへ向かう
僕たち4人もそれぞれのゲストハウスへ
後ほどカオサン通りの中央にある日本料理屋「竹亭」に集まって反省会(?)をやろうということになりました
女子大学生のKさんは、以前バンコク滞在中泊まっていたCH2というゲストハウスへ
僕は、シェムリアップから来た男性と一緒にカオサン通り東端のバーガーキングの裏にあるファースト・ゲストハウスへ
エアコン付きシングルルーム300バーツ
ここなら明日の帰国に向けて十分休養できそう
午後7時、カオサンの日本料理店・竹亭に向かう
カオサン通りはあいかわらずにぎやか
竹亭にシェムリアップ・タケオゲストハウスから一緒に来た4人集合
久しぶりの日本料理
僕はとんかつ定食をたべました
とてもうまい
料理の味も店の作りも日本の定食屋と変わらない
この後、みんなでカオサンで飲みに行ったりして、僕にとってこの旅最後の夜を楽しく過ごしました
明日は、ドンムアン空港からキャセイパシフィック航空便に乗って帰国
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