僕が感じていたネパールのイメージは、世界一高い山エベレスト登山の玄関口、ヒマラヤ山脈やアンナプルナ山脈のトレッキング、そして、信心深いイスラム教や仏教の国
スワヤンブナート |
ネパールは世界中のバックパッカーが集まってくる国
理由は、温和な国民性、物価の安さ、インドの旅に疲れた旅人の退避地、もちろん見どころもいっぱい
僕も多くの旅人からネパールは居心地が最高、隣の国なのにインド人とネパール人は全然違うなど、いろんなことをたくさん聞いてきて、すごく興味を持っていました
やっと今回、ネパールに訪れる機会がやってきました
ネパール旅行、いったいどんな旅になるんでしょうか?
それでは、ネパール旅行スタート
旅の準備
1 航空券
今回は、検索して一番安かった中国南方航空を利用
往路:名古屋 上海 広州 カトマンズ
復路:カトマンズ 広州 上海 名古屋
乗継が多いけど、安いのでガマン
2 ビザ
ネパールのビザはカトマンズ・トリブバン国際空港に到着した時に入手可能(15日で25USドル)
経由地の中国はビザ不要
3 お金
ネパールの通貨はルピー(Rs)。1ネパールルピー=約1円。今まで行った国で一番計算しやすい
ネパールは計画停電があるらしいので、ATMもあまり信用できない
日本円とアメリカドルの現金を現地で両替するつもりで用意していきました
4 宿
今回予約した航空券は、初日のカトマンズ空港到着が夜10時の予定なのでカトマンズ市内までの移動が少し心配
カトマンズのタメル地区にあるホーリーランドゲストハウスが評判良さそうで、しかも予約したら空港まで迎えに来てくれるとのこと
ホーリーランドゲストハウスのホームページからカトマンズ到着日の宿泊だけ予約しました
ホーリーランドゲストハウスのホームページのReservationのフォーム入力で予約するのではなく、下のほうに記載してあるEメールアドレスあてで予約した方が良いみたいです(ホーリーランドゲストハウス従業員より)
4 その他
最近の海外旅行では、クロックスを履いていくことが多かったけど、今回のネパール旅行では、少しだけトレッキングをしてみるつもりなので、アディダスのスニーカーを履いていきました
あとは、いつもどおり衣類や洗面用具、カメラ、携帯電話、iPod Touchなどをバックパックに詰めて準備完了
1日目
朝、名鉄でセントレアへ
今日は始めての中国南方航空
航空券が安かったので、サービスや機内食はあまり期待していない
とにかく目的地に到着すればよい
午前9時半発のCZ380便、セントレア発広州白雲国際空港行きなのだが、途中上海浦東空港で着陸し、上海広州間は中国の国内線に切り替わる
セントレアの中国南方航空チェックインカウンターで受け取った搭乗券は、2枚。名古屋-広州と広州-カトマンズ
出国審査を受け、搭乗ゲートへ
定刻どおり機内へ。それでは、出発
僕の座ったエコノミー席には個別の液晶スクリーンはもちろんない
しばらくすると、飲み物のサービスが。これは他の航空会社とほぼ同じ
続いて、機内食。味はまあまあ
インターネット上では中国南方航空の機内食について、あまり良い噂がなかったが、僕は特に問題ないと思う
セントレア出発後、CZ380便は約3時間半で上海浦東国際空港に到着
ここからが中国のよく分からないシステム
広州まで行く人も、上海までの人も全員荷物を持って飛行機を降りるようにとアナウンス
搭乗橋からターミナルビルに入ってすぐところで、係員の女性が「ガンジョー、コーシュー」と繰り返し叫んでいる(ガンジョーは広州の中国語読み。英語もGuangzhou ガンジョー)
広州へ行く人はここで一時待機のようだ
全員集まったところで、一人づつ、広州までの搭乗券を回収
手書きの上海-広州の搭乗券に交換
このとき、女性係員が座席番号を書きうつしている
時間がかかる。なんか、かなり非効率
日本人がほとんどだったので、行儀良く並んでいたが、中国人が多いと並ばないからパニックになるんじゃない?
全員の搭乗券の交換が終わると、係員の女性が付いてくるようにと言う
係員の後ろを付いていくと、いつの間にか空港の裏側へ
従業員しか通らないようなところをゾロゾロと歩いていくと、隔離されたイミグレーションに到着。入国審査へ
パスポートに中国の入国スタンプを押され、無事中国の国内に入国したようだ
そのあと、手荷物のX線検査へ
その先に行くと、浦東国際空港の国内線出発ロビーだった
つまり、空港のランドサイドには出ていないのだ。入国したはずなのに
ただし、上海ではあまり時間がないので、これが一番効率的なのかも
搭乗時間が来て、CZ380便に再度搭乗
中国南方航空へ再搭乗 |
名古屋-上海間と同じ飛行機、同じ席
ほとんど自由な時間がなかった上海。これがルールなら仕方がない
機内には上海-広州間の国内線のみを利用する乗客もいるので、半分くらいは別の人に入れ替わっている
今度は国内線なので、飲み物とおつまみのサービスのみ
2時間ほどで、広州白雲空港到着
ここでは、係員が呼び止めたりすることはなかった。普通に出口方面に向かって歩いていくと、一般エリアに出た
広州白雲空港は開港が2004年で比較的新しく、デザインも近代的
中国南方航空のハブ空港でもあり、ここから中国南方航空が国内線だけでなく、国際線も数多く出発している
カトマンズ・トリブバン国際空港行き中国南方航空CZ3067便の出発時間まであと3時間。広州空港から広州市の中心街まで地下鉄で行けるが、それほど時間はない
特にやることはないので、搭乗ゲートへ向かうことにした
セントレアで広州-カトマンズ間の搭乗券は入手しているので、直接出国手続きのためイミグレーションへ
数時間前に中国へ入国したばかりだが、もう出国
パスポートに出国スタンプを押され、荷物検査。国際線出発ロビーへ
時間をつぶして、集合時間に搭乗ゲートへ行くと、 なんと、機材繰りのため、2時間遅延だとのこと。がっかり
カトマンズの到着が、深夜12時過ぎになりそうだ
搭乗ゲート前でディレイ弁当(遅延弁当)が配られた
トルコへ旅行に行ったときドバイ国際空港でエミレーツ航空の遅延に遭遇したが、そのときはエミレーツ航空の空港ラウンジに招待され、豪華な食事ができた(詳しくはここをクリック)
中国南方航空は、ホカ弁でよく見る白くやわらかいプラスチック容器に入った弁当だった
もちろんラウンジ招待はない
開けてみるとご飯とあんかけの野菜炒め。そして、なぜか皮のついたままのゆで卵が1個まるごとご飯に埋まっている
食べてみた。まずい
ご飯は一応食べられるが、野菜炒めのあんかけの味が、薬っぽい
どうやったらこんな味になるんだろうというくらいまずい
野菜炒めのあんかけの味が混じっていない部分のご飯を食べて、終了
ゆで卵も皮を捨てるところがないので、食べなかった
周りの人を見ると、やっぱり食べてない人が多い
中国人でも食べない弁当。ある意味貴重な体験ができたかもしれない
時間をつぶして、やっと搭乗
中国南方航空CZ3067便は、カトマンズ・トリブバン国際空港に向けて広州白雲国際空港を離陸
機内食もあった。こちらは、広州空港での遅延弁当とは違い、おいしい
遅延弁当がまずすぎて、機内食がおいしく感じただけかもしれない
2時間ほど遅れている飛行機は、日をまたぎネパールへ
まもなく、カトマンズ・トリブバン国際空港へ到着
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