第1弾では空港から乗るタクシーのトラブル、第2弾では市内を走るタクシーのトラブルについて紹介してきました
第3弾は、鉄道に関するトラブルを紹介します
インド国鉄・ニューデリー駅 |
海外旅行で鉄道の旅、とっても風情があっていいですよね
列車の窓から見える風景、列車内での地元の人たちとの交流、僕も列車の旅が大好きです
バスに比べ、車体が大きいので夜行列車での寝台が大きい、車内を自由に歩きまわれるなど、メリットがいっぱいです
でも、鉄道もいろんな人が乗っていて、トラブルがいっぱいです
僕が実際にトラブルにあったり、旅先で出会った旅行者が経験したトラブルをランキングにして紹介します
ランキングは被害額(実際の被害額+精神的ダメージの額)の順です
精神的ダメージの額は、僕が独断と偏見で決めました
それでは、鉄道トラブルのランキング、スタート
1位 インド国鉄・コルカタ バラナシ間で盗難
被害額18万円 (実際の被害額8万円+精神的ダメージ10万円)
インド国鉄の寝台列車 |
インドのバラナシにある有名な日本人宿、久美子ハウスに宿泊したとき、同じ宿泊客の日本人男性が被害にあいました
彼がインド西部のコルカタからバラナシに向かう2等エアコンなしの夜行・寝台列車に乗っているとき、途中の停車駅で水と食べ物を買いにプラットホームへ行ったスキに盗難にあいました
彼のバックパックはチェーンで列車内の柱にくくり付けてあったんですが、ナイフでバックパックの一部を切られ、中に入っていた貴重品袋ごと盗られてしまったそうです
貴重品袋の中には現金、カメラ、航空券が入っていて、被害は甚大です
詳しくはこちらのインド旅行記をご覧ください
インドはイギリスの植民地時代に鉄道が全国に敷かれ、列車を使った旅行が便利なんですが、実情は盗難事件がたくさん発生していて、かなり危ないです
荷物、特に貴重品は肌身離さず持ち歩きましょう
2位 エジプト国鉄の駅で切符を売ってくれない
被害額1200円 (実際の被害額200円+精神的ダメージ1000円)
エジプト・ルクソール駅 |
エジプトもイギリスの植民地時代、ナイル川に沿って鉄道が敷かれ、列車の旅がとても便利です
しかし、悪名高いエジプト人に鉄道経営を任せると、外国人旅行者にとって使いにくいものになってしまっています
カイロの中央駅であるラムセス駅でルクソール駅までの2等寝台切符を買おうとしたとき、駅員にたらいまわしにされ、最終的には料金を上乗せ(たぶん、200円くらい)した1等寝台切符を買わされました
カイロ・ラムセス駅での切符購入の旅行記はこちら
ルクソール駅、アスワン駅でも切符窓口で、駅員がリベートを受け取ることができる旅行代理店で買うように仕向けられました
最終的には日本人の女性旅行者に駅窓口で正規切符を正規の値段で買ってもらいました(なぜか、女性には売ってくれる!?)
エジプト国鉄の駅員は最悪です
特に男性旅行者にはきびしいです。実際にルクソール駅とアスワン駅では僕は切符を自分で買うことができませんでした
女性の方はある作戦を使うと駅窓口で切符を購入することができるかもしれません。その作戦を知りたい方は、次のルクソール駅とアスワン駅の切符購入の旅行記をご覧ください
ルクソール駅での切符購入の旅行記はこちら
アスワン駅での切符購入の旅行記はこちら
インド国鉄の切符購入について
インド国鉄の主要な駅には外国人専用窓口があります
外国人専用窓口はエアコンが効いていて、窓口の駅員もとっても親切です
この点はエジプトよりインドの方が外国人旅行者にやさしいかもしれません
ニューデリー駅の場合は、駅舎2階に外国人窓口があります
2階へ昇っていく階段に、外国人窓口は休みだというウソつきインド人がいっぱいいます
彼らを無視して2階の外国人窓口に無事辿り着くことができれば道は開けるでしょう
ニューデリー駅での切符購入の旅行記はこちら
バラナシ駅での切符購入の旅行記はこちら
ただし、外国人窓口のない駅ではたらいまわしにされる可能性があります
僕はタージマハルへの最寄り駅であるアーグラーカント駅で、たらいまわしにあいました
インド・アーグラーカント駅 |
アーグラーカント駅での切符購入の旅行記はこちら
3位 タイ国鉄の遅延
被害額100円 (実際の被害額0円+精神的ダメージ100円)
タイ国鉄東北線・ノンカイ駅 |
はっきり言って、ただの遅延です
日本では列車の遅延は少ないですが、タイやインドでは数時間の遅れは日常の出来事です
僕はラオスへの旅行のとき、タイ側の国境の町ノンカイから首都バンコクまでタイ国鉄の東北線で移動しました
バンコク到着が2時間遅れになったこと以外は、とっても快適な列車の旅でした
ラオス・ビエンチャンからタイ・ノンカイ-バンコクの列車の旅行記はこちら
タイの列車を利用する場合は、余裕を持ってスケジュールを決めましょう
特に飛行機に乗り継ぐ場合は、かなりの時間を空けておいたほうが無難です
トラブルがなかった鉄道旅行
僕は他の国でも鉄道を利用してきました
問題のなかった列車紹介します
イタリア国鉄
ローマ フィレンツェ間の旅行記はこちら
フィレンツェ ベネチア間の旅行記はこちら
ベネチア ナポリ間の旅行記はこちら
ナポリ ローマ間の旅行記はこちら
ローマ アッシジ往復の旅行記はこちら
ローマ アッシジ間の列車 |
ペルー・マチュピチュ鉄道
オリャンタイタンボ アグアスカリエンテス間の旅行記はこちら
アグアスカリエンテス駅(マチュピチュ遺跡の最寄り駅) |
その他、近距離電車、路面電車(トラム)、地下鉄などもいろんな国で乗ってますが、総じて安全です
イタリア・ローマのトラム(路面電車) ローマの旅行記はこちら
ローマのトラム |
トルコ・イスタンブールのトラム(路面電車) イスタンブールの旅行記はこちら
イスタンブールのトラム |
エジプト・アレキサンドリアのトラム(路面電車) アレキサンドリアの旅行記はこちら
アレキサンドリアのトラム |
まとめ
インド国鉄とエジプト国鉄以外は大きなトラブルはありませんでした
しかし、インドやエジプトは鉄道大国です。これらの国の鉄道は多いに利用価値があります。十分に気をつけて列車に乗ってくださいね
列車の遅延はどうしようもないです。あまりあせらずに、のんびり鉄道旅行を楽しみましょう
次回は、多くの国で主流の移動手段、バスです
第4弾はバスのトラブルの経験について紹介します
お楽しみに
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