ミャンマー旅行記5 マンダレーヒルでお坊さんに出合った

5日目 マンダレー街歩きとマンダレーヒル登山


今日は、マンダレーの仏教の聖地、マンダレーヒルに行って来ました
マンダレーヒルは、マンダレーの王宮の北にある標高約230mの丘

僕が泊まったロイヤルゲストハウスは王宮の南西
ここの近くから乗り合いピックアップ(タイのソンテウのような乗り物)に乗って行きました

満員のピックアップに乗り込み、マンダレーの街の中を走ること約15分、マンダレーヒルの南の参道登り口付近に到着

マンダレーヒルの入り口を真っ白な獅子2頭が守っている
かなり大きい
これ、どこかで見たことがあるな、と考えてみると、ミャンマーの紙幣に描かれているものと同じだ

マンダレーヒル入口


2頭のライオンの間を進み、マンダレーヒルの登山スタート
ここの参道の脇には、たくさんの見どころがあります

時間はたっぷりあるので、ゆっくりゆっくりと、休憩しながら登っていきます

マンダレーヒルの階段


参道の両側はほとんど木が茂っているのだが、ときどき仏像が納められている大小さまざまな建物が建っています

ミャンマーの仏像は、なぜか派手なのが多い
電飾されていて、ボタンを押すと、しばらくの間、クリスマスツリーのようにいろんな色の電球がチカチカと点滅している
ところ変われば、また違った仏像の安置の仕方も違うんだなあ

電飾がいっぱいの仏像


山道の途中のベンチで休憩していると、一人のミャンマー人青年が日本語で声をかけてきた
「日本人の方ですか?」

そうだよと答えると、彼は「僕は日本語を勉強しています。ここの案内をさせてください。お金はいりません」

今までいろいろな国に行ってきたが、日本語で話しかけてくる現地人ほど怪しい人はいない
でも、ミャンマー滞在まだ数日だが、ミャンマー人は嘘をついて、騙そうという人はほとんどいなかった

それに、もし後でガイド料を請求されても大した額ではないだろうと思い、ガイドをお願いした

彼はマンダレーに住んでいる高校生だった
ミャンマーのこと、日本のこと、生活のこと、家族のこと、はやっていること、いろんなことを話した

彼の知らない日本語を僕が話すと、彼は日本語とミャンマー語の辞書を取り出し、意味を調べ、ノートに書いている
とても勉強熱心だ

もちろんガイドもしてくれた
参道のところどころにある仏像について、日本語で説明してくれた

参道を登っていくと、一人の若いお坊さんに会った
ガイドの彼と仲良く話している
ガイドの彼とお坊さんは同い年で友達らしい

ミャンマーのお坊さんは、タイのお坊さんと同じく長い布を身体に巻きつけている
ただし、タイのお坊さんの布の色はオレンジ色だが、ここミャンマーのお坊さんの布は、濃い赤色というか、エンジ色だ

若いお坊さんもガイドの彼ほどではないが、日本語を話せる
3人で日本語で話が始まった

実は、僕はあまりお坊さんと話をしたことがない
お坊さんの生活とかすごく興味があった
でも、話していると、普通の高校生と変わりない
着ている服だけがお坊さんって感じだった

お坊さんとはここで別れ、再びガイドの彼と参道を登り始めた
途中に日本人戦没者の慰霊碑があった
設置されたのは、数年前で、まだまだ新しかった

ミャンマー戦没者慰霊碑


そして頂上に到着
ここは、マンダレーヒルの中心でもあるが、マンダレーの街を一望でき、とても眺めが良い

マンダレーヒルから見たマンダレーの街


整然とした街並みが印象的だった

ここで、ガイドの彼とはお別れ
「どうもありがとう」「さようなら」
彼と握手をしたら、彼はさわやかに去っていった

そう、ガイド料も請求せずに
少し疑っててごめんね

参道を下っていき、もとの獅子が2頭いたところへ

帰りは近くにいたサイカー(自転車タクシー)を使いました

自転車のスピードでゆっくりとマンダレーの街を眺めながら走っていく
交通量も少なく、のんびりとゲストハウスに戻りました


夜は、またホームパーティーという名前の日本料理屋へ行きました
ここは、本当に居心地が良い
ミャンマー人店長に、明日バガンに行くので、今日が最後だと言うと、とても残念そうだった

また、マンダレーに来たときには、ここに来ることを約束し、お別れしました

明日は朝早いので、早めに就寝


明日は飛行機でバガンへ


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