エジプト旅行記16 ルクソールに到着 カルナック神殿へ

7日目


昨日の夜10時、カイロのラムセス駅を出発した夜行列車は、朝8時にルクソール駅に到着
ルクソール駅

ルクソール駅はカイロのラムセス駅に比べると、ずっと小さな駅
それでもルクソールはナイル川中流域の中心の街

ルクソール駅から西へ伸びるルクソールのメインストリートであるムハッタ通りも車の交通量はかなり少なく、かなりローカルな雰囲気
ルクソールのメインストリート ムハッタ通り

今日は駅から徒歩3分の日本人に人気の安宿、イッサラーム・ホテルに泊まる予定

イッサラーム・ホテルはルクソール駅からムハッタ通りを少し歩いて、右に曲がってすぐのところにありました

ドミトリーは空いてるかと聞くと、従業員が大丈夫との返事
カイロからの夜行列車でかなり疲れているので早く休みたいのに、ツアーの営業活動が始まった

地球の歩き方にこのイッサラーム・ホテルで売っているツアーは安いと書いてあるし、ナイル川西側の王家の谷などにはツアーで行こうと思っていた
明日の朝出発の王家の谷などをワンボックス車で回る日帰りツアーを予約

予約したのに、お茶とかいろいろ出してきて、ロビーからなかなか出られない。僕は疲れてるんだ。すぐにベッドで寝たい。早く開放してくれー

イッサラーム・ホテルに到着してから30分後、やっと鍵を渡され部屋に行くことができた
この営業方法、絶対にやめたほうがいいと思う。特に朝はみんな疲れているんで、逆効果。印象が悪くなる

最初のツアーの営業以外は、このイッサラーム・ホテル、居心地が良かったです。従業員も面白い人ばかりで、楽しいです


僕が宿泊するドミトリーの部屋に行くと、ベッドは4つ
他には誰も宿泊していないようだ
僕はここのドミトリーに1泊したが、最終的に他の宿泊客は誰も来なかった。一人で広い部屋を独占

この時期、閑散期なんだろうか?カイロの日本人宿サファリは混雑していたんだけどなあ
イッサラーム・ホテルの窓からの眺め


シャワーを浴びて、ひと眠り

昼頃起きて、さっそくルクソール観光へ出発
今日は自転車を借りて、 ナイル川東岸のカルナック神殿とルクソール神殿へ

最初にイッサラーム・ホテルのあるルクソール中心部からナイル川沿いを約4km北へ行ったところにあるカルナック神殿へ

自転車でゆっくり走って30分
道路はちゃんと舗装してあるが、交通量が少ないので安心
坂もなく、ずっと平なので楽チン

ただし、かなり暑いので水分の補給はお忘れなく


カルナック神殿到着
カルナック神殿の入口

入場料(40エジプトポンド。約800円)を支払い、遺跡の中へ
カルナック神殿の内部

ルクソールの街にはほとんど人がいなかったけど、ここカルナック神殿には観光客がいっぱい

カルナック神殿の壁には美しいレリーフとエジプト古代の文字、ヒエログリフが
カルナック神殿のレリーフとヒエログリフ

奥へ進んでいくと、巨大な柱が並ぶ列柱群が現れた
カルナック神殿の列柱群

人の高さと比べてください。20mを超える高さ。この柱が左右の奥にもさらに整然と並んでいます。まさに圧巻
カルナック神殿の列柱群

列柱群を抜けると、こんどは細長くてずっと高い先が尖がっているオベリスクが2本
カルナック神殿のオベリスク

オベリスクの先っちょが、なぜか地面に横たわっています
折れてしまったのだろうか。オベリスクの先端も近くで見ると、かなり大きいです
オベリスクの先端

カルナック神殿の内部の壁には、有名な壁画が
4500年も前に描かれた絵が現在でも鮮やかに残っている
人々の暮らしや戦い、動物、植物、そして、神様
カルナック神殿内部の壁画

現代でもほとんど4500万年前に描かれた時とほとんど変わらず見ることができる。まさに奇跡

今まで世界各国で遺跡を見てきたが、歴史の長さがまったく違う
多くの世界遺産は数百年から二千年前くらいのものが多いが、ここエジプトの遺跡は倍以上のものばかり

その中でも保存状態の良いカルナック神殿。本当に感動しました


カルナック神殿の観光は終了
自転車でルクソールの街へ戻ります

こんどは、ルクソールの街の中にあるルクソール神殿へ


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