7日目
昨日の夜10時、カイロのラムセス駅を出発した夜行列車は、朝8時にルクソール駅に到着
| ルクソール駅 | 
ルクソール駅はカイロのラムセス駅に比べると、ずっと小さな駅
それでもルクソールはナイル川中流域の中心の街
ルクソール駅から西へ伸びるルクソールのメインストリートであるムハッタ通りも車の交通量はかなり少なく、かなりローカルな雰囲気
| ルクソールのメインストリート ムハッタ通り | 
今日は駅から徒歩3分の日本人に人気の安宿、イッサラーム・ホテルに泊まる予定
イッサラーム・ホテルはルクソール駅からムハッタ通りを少し歩いて、右に曲がってすぐのところにありました
ドミトリーは空いてるかと聞くと、従業員が大丈夫との返事
カイロからの夜行列車でかなり疲れているので早く休みたいのに、ツアーの営業活動が始まった
地球の歩き方にこのイッサラーム・ホテルで売っているツアーは安いと書いてあるし、ナイル川西側の王家の谷などにはツアーで行こうと思っていた
明日の朝出発の王家の谷などをワンボックス車で回る日帰りツアーを予約
予約したのに、お茶とかいろいろ出してきて、ロビーからなかなか出られない。僕は疲れてるんだ。すぐにベッドで寝たい。早く開放してくれー
イッサラーム・ホテルに到着してから30分後、やっと鍵を渡され部屋に行くことができた
この営業方法、絶対にやめたほうがいいと思う。特に朝はみんな疲れているんで、逆効果。印象が悪くなる
最初のツアーの営業以外は、このイッサラーム・ホテル、居心地が良かったです。従業員も面白い人ばかりで、楽しいです
僕が宿泊するドミトリーの部屋に行くと、ベッドは4つ
他には誰も宿泊していないようだ
僕はここのドミトリーに1泊したが、最終的に他の宿泊客は誰も来なかった。一人で広い部屋を独占
この時期、閑散期なんだろうか?カイロの日本人宿サファリは混雑していたんだけどなあ
| イッサラーム・ホテルの窓からの眺め | 
シャワーを浴びて、ひと眠り
昼頃起きて、さっそくルクソール観光へ出発
今日は自転車を借りて、 ナイル川東岸のカルナック神殿とルクソール神殿へ
最初にイッサラーム・ホテルのあるルクソール中心部からナイル川沿いを約4km北へ行ったところにあるカルナック神殿へ
自転車でゆっくり走って30分
道路はちゃんと舗装してあるが、交通量が少ないので安心
坂もなく、ずっと平なので楽チン
ただし、かなり暑いので水分の補給はお忘れなく
カルナック神殿到着
| カルナック神殿の入口 | 
入場料(40エジプトポンド。約800円)を支払い、遺跡の中へ
| カルナック神殿の内部 | 
ルクソールの街にはほとんど人がいなかったけど、ここカルナック神殿には観光客がいっぱい
カルナック神殿の壁には美しいレリーフとエジプト古代の文字、ヒエログリフが
| カルナック神殿のレリーフとヒエログリフ | 
奥へ進んでいくと、巨大な柱が並ぶ列柱群が現れた
| カルナック神殿の列柱群 | 
人の高さと比べてください。20mを超える高さ。この柱が左右の奥にもさらに整然と並んでいます。まさに圧巻
| カルナック神殿の列柱群 | 
列柱群を抜けると、こんどは細長くてずっと高い先が尖がっているオベリスクが2本
| カルナック神殿のオベリスク | 
オベリスクの先っちょが、なぜか地面に横たわっています
折れてしまったのだろうか。オベリスクの先端も近くで見ると、かなり大きいです
| オベリスクの先端 | 
カルナック神殿の内部の壁には、有名な壁画が
4500年も前に描かれた絵が現在でも鮮やかに残っている
人々の暮らしや戦い、動物、植物、そして、神様
| カルナック神殿内部の壁画 | 
現代でもほとんど4500万年前に描かれた時とほとんど変わらず見ることができる。まさに奇跡
今まで世界各国で遺跡を見てきたが、歴史の長さがまったく違う
多くの世界遺産は数百年から二千年前くらいのものが多いが、ここエジプトの遺跡は倍以上のものばかり
その中でも保存状態の良いカルナック神殿。本当に感動しました
カルナック神殿の観光は終了
自転車でルクソールの街へ戻ります
こんどは、ルクソールの街の中にあるルクソール神殿へ
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