北京旅行記1 初めての中国旅行の準備

2004年7月15日から7月19日までの5日間、北京へ行ってきました
初めての中国旅行。選んだのは万里の長城や中華帝国の中心である故宮など、世界的な見どころ満載の中国の首都、北京

万里の長城


たった5日間しかないので、北京の一都市のみ
5日間で思いっきり北京を楽しむつもりです


旅の準備


航空券

ヤフートラベルで検索して一番安い航空券を選びました
日中青年旅行社という会社が販売。名古屋から北京の単純往復航空券

航空会社は中国東方航空と表示してあるが、実際にはコードシェアの日本航空の機材

当時、名古屋から北京への直行便は日本航空と中国国際航空の2社のみ
中国国際航空の航空券はなぜか高い
日本航空のJLコードの航空券は高いが、中国東方航空のコードシェア(MUコードの航空券)の方がずっと安かったです。とってもお得でした

7月15日 名古屋-北京 日本航空機材(中国東方航空コードシェア)
7月19日 北京-名古屋 日本航空機材(中国東方航空コードシェア)


ビザ

日本パスポート所有者が中国に観光目的で入国する場合は14日間までビザ不要です
ということで、5日の観光旅行なら事前のビザ準備なしで中国に観光旅行ができます


お金

中国の通貨は人民元(レンミンビー)
旅行当時のレートは1人民元=約13円

日本円現金を現地で人民元に両替できるので、事前準備なし


その他の持ち物

グレゴリーのバックパック、街歩き用の小さいバッグ、カメラ、衣類、洗面用具、ガイドブック(地球の歩き方・北京編)など
たった5日間なので荷物も少ないです



旅の計画


天安門

5日間しかないのでポイントを絞って効率的に観光する計画を立てました
といっても、気ままなバックパッカー旅行なので、宿は事前予約なしで直接訪問する予定
移動もできるだけ、北京の公共交通機関を使うつもり

北京旅行当時、北京の日本人宿と言えば京華飯店でした
ただし、路線バスしか交通の便がなく、北京市内を観光するには不便なので、京華飯店泊まることはあきらめました

地球の歩き方・北京編によると、北京市内にはユースホステル(青年旅舎)が地下鉄の駅から近くて便利な場所にたくさんあるようなので、その中で選ぶことにしました   

1泊目は地球の歩き方に載っている、地下鉄和平門駅近くの遠東国際青年旅舎(遠東ユースホステル)を目指すことにしました


旅行中、絶対に行きたいところは、万里の長城、故宮(紫禁城)、そして天安門広場
それ以外の場所は、適当に観光するつもりです

いったいどんな旅になるんでしょうか?
それでは、中国・北京旅行記スタート


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北京旅行記2 日本航空機で名古屋から北京へ

1日目


今日は北京旅行出発の日です
セントレアが完成する前年なので、出発は名古屋空港

空港バスで名古屋空港の国際線ターミナルへ

今回の旅のために購入した航空券は、中国東方航空発券の航空券ですが、機材は日本航空。コードシェア便です
チェックインは日本航空のチェックインカウンターでした


チェックイン手続き終了後、荷物検査、出国手続き、午前10時半発の日本航空搭乗ゲートへ

日本航空機


時間が来たので日本航空の飛行機に乗ってみると席がなんとエコノミークラスの一番前。足元がとっても広い
搭乗率は50%くらい。隣には誰も座っていない

これは北京までかなり快適な空の旅になりそう

離陸準備完了。北京行き日本航空機は北京に向け名古屋空港を出発しました



やっぱり、日本の航空会社は安心できる
なんといっても、客室乗務員の方は全員、日本語が話せる
英語がうまく話せない僕にとってはかなりうれしい

今回の僕の航空券は中国東方航空で発券
でも、サービスは他のお客さんと全て同じ。機内食ももちろん同じ
安い航空券でサービスの高い日本航空に乗ることができて、とっても得したような感じでした


名古屋空港を出発して約3時間半後の中国時間午後1時少し前
無事に北京首都国際空港に到着しました


初中国大陸に上陸


飛行機を降りて入国審査に向かうが、とんでもない長蛇の列
これはどうしても避けようがないので、あきらめて並びました

約30分。やっと入国審査官の所へ到着

パスポートと入国カードを男性入国審査官に渡す
1分ほどして、会話もなくパスポートを返却され、入国審査官のボックスの脇を通り抜けようとすると、僕に向かって大きな声で

「マテ!!」

えっ?今の日本語の「待て」??
今まで、そんな言葉で呼び止められたことないし、日本のテレビドラマで警官が犯人を追いかける時くらいしか聞いたことがない命令語


びっくりして、入札審査官のところへ戻ったら、入国審査カードに記入してある利用航空便名は存在しない。どの飛行機で到着したんだ?とのこと

僕は入国審査カードの利用航空便名の欄にMU便名(中国東方航空のコードシェアの便名)を書いていた
日本航空で名古屋から来たと説明すると、JL便名を書けとのこと

MU便名を二重線で消して、JL便名を上に追記した
これで、OKらしい


っていうか、パスポートを返却する前に気付いてくれよ
その入国審査官、日本語を話せるが、使い方がおかしい
「待て」という日本語に、どれだけ厳しい命令の意味があるかを認識して欲しいです

でも、中国では役人が一般市民に厳しい命令言葉を使うのは普通なのか??



いきなり中国の厳しい洗礼に遭った僕は、無事入国できました



当面必要なお金を日本円現金から中国元へ両替
さっそく、北京市内へ

北京首都空港から北京市内へ行くにはバスかタクシーだけ(この時はまだ空港鉄道が開通していませんでした)

僕はもちろんバスを選択

地球の歩き方やインターネット情報から、今日泊まろうと思っているところは、「遠東ユースホステル(遠東国際青年旅舎)」

北京首都国際空港からのバスの行き先は3種類。北京駅と公主墳と西単。遠東ユースホステルから一番近いのは西単

料金はたった16元(約210円)。安い
西単行きのバス乗場からバスに乗車。北京国際空港を離れ、北京市内に向けて出発しました


北京空港から北京市内へは高速道路を通って行くのでかなり早い
でも、高速道路を降りて北京市内に入ると渋滞にはまり、ノロノロ運転

結局、空港から西単まで1時間弱かかりました
北京市内の道路


西単は大型百貨店が並ぶショッピング街
僕は大きなバックパックを持ったまま状態のなので、買い物はなし

とりあえず地下鉄西単駅に降りていく。切符は自動販売機ではなく、窓口で係員が売っている
北京地下鉄はどこへ行っても3元(約40円)。お金を差し出して、人指し指で1人であることを伝えればすぐ切符を買えました

切符は3元と書いてある薄い紙切れ。日本の切符に比べると、ふた周りほど大きい。ちょっと安っぽい。自動改札ではないのでこれで十分かも


駅と車両は普通。しかし、北京の地下鉄に乗っていて驚いたのは、動いている電車の中でいろんなものを売っている人がいた
新聞、傘、おもちゃ、お菓子など、なんでもあり。売っている人は商品を持って車両内を歩きながら乗客に声を掛けていく

そして、同じように目に付いたのは、物乞いをする人
乗客ひとり一人に手を差し出して、お金をくれと言っているようだ
僕のところに来たけど、他の乗客と同じように無視しました

さらに、極めつけはカラオケのような機械を持って歌を歌いながらお金をもらおうとする人


なんでもありの北京地下鉄。日本の地下鉄とはまったく違う光景
いきなりカルチャーショックを受けました


1号線と2号線を乗り継いで遠東ユースホステルの最寄り駅の和平門駅に到着
地上に出て南へ歩いて約5分、遠東ユースホステルに着いた
宿泊の受付は道を挟んだ反対側にある遠東飯店という中級ホテル1階のフロント
ちゃんと英語が通じます

受付の女性に遠東ユースホステルに宿泊したいと伝えると、1泊45元だと言われる
お金を支払うと、ドミトリールームの部屋とベッドの番号が書かれた鍵を渡される
ベッドの場所は自分で探せと言わんばかり

仕方がないので遠東飯店を出て道路を渡り、遠東ユースホステルに入る。鍵に書かれた部屋を探すと、すぐ見つかりました

部屋は2段ベッドが3台の6人が宿泊できる
部屋の中には一人の西洋人男性が寝ているだけ。他の人は出かけているみたいです


まだ昼の3時過ぎ。今日はこれから中国の政治の中心である天安門広場周辺へ出かけることにしました


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北京旅行記3 とっても広い天安門広場を見学

1日目 つづき


今日は名古屋から北京へ到着し、遠東ユースホステルにチェックインしました
まだ午後3時過ぎなので、天安門広場へ行ってみることにしました

ここ和平門駅近くにある遠東ユースホステルから天安門は、地図で見るとそれほど遠くはなさそう
地図に従って、歩いていきます

遠東ユースホステルから天安門広場の南側まではとっても活気のある商店街
商店街を眺めながらゆっくり歩いていき約15分で、地下鉄前門駅に到着。ここは天安門広場の南端

地下鉄の名前の由来でもある前門(正式には正陽門という)が天安門広場の南に大きく構えていました
前門(正陽門)

前門をくぐると、天安門広場が見えました
天安門広場

とっても広い
前門のある天安門広場南端から毛沢東の写真が飾られている北端の天安門まで歩いて10分以上掛かる
北京の中心にこんな広い広場があるなんて。すごい

天安門広場の東側には中国国立博物館
中国国立博物館

残念ながら、入場時間は午後3時半まで。間に合いませんでした

天安門広場中央には毛主席記念堂
毛主席記念堂

毛主席記念堂入り口前には人民を導く毛沢東の像がありました。中央にいるのが毛沢東らしいのですが、ちょっとかっこ良すぎのような
人民を導く毛沢東の像


毛主席記念堂の中には毛沢東の遺体が安置されていて、それを見学できるらしい
入場は無料。でも僕が到着したときはすでに入場時間を過ぎていました
残念
あんまり、遺体なんて見たくないので良かったのかも?


天安門広場の中央には毛主席記念堂以外に、人民英雄紀念碑がありました
人民英雄紀念碑


そして、やっとのことで天安門広場の北端にある天安門に到着
天安門

と思ったら、天安門に行く前に大きな道路(長安街通り)を渡らなければなりませんでした
天安門と長安街通り

昔のテレビ番組で中国を紹介するときは、緑色の人民服を着た多くの中国人が道路を自転車で移動している光景だったんですが、今は人民服を着て自転車に乗るという光景はまったく見られませんでした

東長安街という名前の道路を渡り、天安門へ
天安門

やっぱり天安門といえばこの写真
天安門に掲げられた毛沢東の写真

この有名な写真を真近で見ることができて感動です
天安門の前は多くの観光客でいっぱい

天安門は故宮の入場口でもあります

故宮は2日後に行く予定。今日は天安門まで

この後、天安門周辺をぶらぶらしながら夜、遠東ユースホステルに戻りました


遠東ユースホステルの僕の部屋は、僕以外ヨーロッパ人ばかりでした

みんな一生懸命僕に話しかけてくれるけど、僕の英会話能力では、会話にならなかったです
あまり、居心地が良くなかったので、明日は別の宿に移ろう

地球の歩き方を見ると、地下鉄1号線と2号線の東側の乗換駅である建国門駅の近くに青年之家旅館というユースホステルがある
交通の便も良さそうだし、明日の朝ここへ行ってみよう

ということで、明日は青年之家旅館へ宿を移動
そして、北京旅行の最大イベントの一つ、万里の長城へ


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北京旅行記4 建国門駅近くの青年之家旅館へ

2日目


昨日は名古屋から北京に到着。遠東ユースホステル(遠東国際青年旅舎)に宿泊し、天安門広場付近を散策しました

今日は宿を遠東ユースホステルから青年之家旅館へ移動。その後、万里の長城へ行く予定です

朝8時、起床。さっそく荷物をまとめて遠東ユースホステルをチェックアウト。なぜ、宿を移動するのかというと、ドミトリーの同室はヨーロッパ人ばかりで、会話ができない。はっきり言えば、居心地が悪かったんです

ということで、地球の歩き方に乗っている宿の中で、「青年之家旅館」というユースホステルが良さそうだったんで、行ってみることにしました
また、居心地が悪かったら宿を変えれば良いし

遠東ユースホステルから歩いて約5分の地下鉄和平門駅へ

和平門駅から地下鉄2号線に乗り建国門駅へ

建国門駅の周辺はオフィスや高層ホテルが並ぶビジネス街
古い街並が残っていた和平門駅付近とはかなり様子が違う
地下鉄和平門駅付近

地球の歩き方の地図に沿って歩いていくと、長富宮飯店(ホテル・ニューオータニ)が見えた。その脇の細い道を歩いていくと、見つけました、青年之家旅館

中に入ってみると階段があり、しかも下りのみ
フロントは地下にありました
英語がちゃんと通じるようで、ドミトリーに泊まりたいと言うと部屋を見せてくれた。受付の男性はなかなか感じのいい人で第一印象は良好

ドミトリーの部屋も地下。もちろん窓はない
でも、部屋は広々としているし、問題はなさそう。チェックインすることにしました

36元を支払って部屋に行く
同室に宿泊しているのは、中国人の男子高校生ばかり5人
僕が日本から来たというと、全員僕のことに興味深々
一生懸命英語で話しかけてくる

彼らは中国の東北地方に住んでいて、夏休みを利用して北京に遊びに来たそうだ
他の部屋にも彼らと一緒に来た高校生がいっぱい

英語の辞書を引きながら一生懸命僕に話しかけてくる
日本で流行っていること、日本の生活のこと、とにかく日本のいろんなことを知りたいらしく、話は尽きない

みんな素朴な高校生といった感じで、楽しかったです
しかし、「中国以外の他の国に行ったことがあるか?」という質問に対し、僕が「タイランド」と答えたとき、彼らの様子が一変した

「台湾は中国だ。外国ではない」
僕の発音がまずかったのか、タイランドと台湾を聞き間違えているようだ
タイランドは台湾ではない。東南アジアの国だよと言っても理解してもらえない。タイという国を知らないか、英語のタイを知らないようだ

あまり、政治的な話をするとこの後、居心地が悪くなりそうなので、「僕は台湾には行ったことがない。台湾が中国であるかどうかは知らない」と答えた

次の質問に移って、何とかその場の雰囲気を取り戻したが、台湾の話のときだけ彼らの様子が変わったのはびっくり
中国では、かなり領土教育が徹底されているんだなぁと感じ取れました


そして、彼らが言うには、この青年之家旅館にもう一人日本人が宿泊しているとのこと
彼らが僕に紹介してくれるというので、共有スペースに連れて行ってもらうと女性でした

彼女はMさんという大学生。夏休みを利用して中国を一人旅しているそうだ
大阪からフェリーに乗って上海に上陸。それから鉄道で昨日北京に着いたばかり。すごい

彼女は大学で中国語を勉強しているそうで、少しだけ中国語を話せる
流暢な中国語というわけではないが、ある程度はなせるようだ。うらやましい

そして、彼女は年齢より若く見えて、可愛いタイプ
中国人男子高校生たちに大人気
僕と同室の高校生たちは、英語で僕にあれこれ彼女に聞いてくれと言う

そんなメンドクサイことしずに、直接質問すればいいのに
彼らは、彼女と話すのが恥ずかしいらしい。純粋な高校生たちでした


ということで、何かとさわがしい青年之家旅館
これからの北京の滞在が楽しくなりそう
 


この後、今日は万里の長城へ
北京からいける万里の長城は数か所あるが、一番メジャーな八達量嶺長城へ行ってみることにしました


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北京旅行記5 万里の長城(八達嶺長城)へ

2日目 つづき


今日は万里の長城へ出かけます
北京から行ける万里の長城はいくつかありますが、一番メジャーな八達嶺長城へ

宿泊している青年之家旅館の最寄り駅である地下鉄建国門から2号線に乗って徳勝門駅へ
ここで路線バスに乗り換え
バス乗り場は徳勝門のすぐ下。待ち時間もほとんどなく出発。運賃は5元

ここでアクシデント
バスに乗っているとどうやら八達嶺長城を通りこしてしまい、乗りすぎてしまったようです

途中のバス停で降りて反対の徳勝門行きのバスに乗って折り返し。この路線のバスは頻度が高いようで、それほど待たずに乗れました

他の乗客に八達嶺長城に行きたいことを伝えておくべきでした
念のため、八達嶺長城の入り口は次の写真です
路線バスからも見えるので、この青色の門が見えたら下車しましょう
八達嶺長城の入り口

午後2時過ぎにやっとのことで到着
入場券(46元)を支払い八達嶺長城エリア内へ

八達嶺長城には男坂と女坂がある
入り口から左が階段が急な男坂。右が角度が緩やかな女坂

やっぱり眺めの良い男坂に行くことにしました
でも、あまり時間がないのと、万里の長城を歩いて昇っていく自信がなかったので、ロープウエイに乗ってしまいました

男坂方面ロープウエイの乗場は、八達嶺長城の駐車場の一番奥にありました
さっそくロープウエイの片道チケット(40元)を購入
利用者は少ないみたいですぐに乗れました
八達嶺長城のロープウエイ
ロープウエイ出発
八達嶺長城ロープウエイからの眺め

約10分で終点に到着
やっと到着しました。万里の長城
万里の長城に到着
世界的に有名な世界遺産、万里の長城。宇宙から見れる世界唯一の人口建造物だとか
これが目の前に。なんだか感動

男坂の最高地点へはロープウエイから下りてもう少し昇らなければならない。上の写真の一番上の地点です

ゆっくり昇っていきます。でもかなりきつい
最初からロープウエイなしで昇ってきたら、どんなに大変だったんだろうか
男坂最高地点まであと少しのところまでやってきました
男坂最高地点まであと少し
最後の階段はかなりきつい
ロープウエイ到着場からゆっくり歩いて約30分、八達嶺長城の男坂最高地点に到着しました
八達嶺長城の男坂最高地点

ここで振り返ると、万里の長城がずっと遠くまで見れました
男坂最高地点からの眺め

とっても眺めが良いです
しかし、この付近、それほど広くないの割りに人が多すぎ。みんな記念撮影。そしてにぎやかというかうるさい
パラソルの下では水などの飲み物が北京市内の2倍以上の価格で売ってました。中国人パワー恐るべし

あまりにも人が多すぎてここでは落ち着けないので、少し長城を降りて城楼の中で休憩。ここからも万里の長城が延々と続いているところが見えました
城楼からの眺め1
城楼からの眺め2
城楼からの眺め3
本当にすごいです。よくこんなものを作ったなあ
昔の中国人はとってもえらい

万里の長城にはこんな乗り物もありました
ジェットコースター?
縦一列に乗るジェットコースターのような乗り物
キャーという悲鳴が聞こえたので、やっぱりジェットコースターかな?
歴史的建造物の近くにジェットコースター
さすが中国人の考えることにはびっくり


そして、もうひとつの乗り物
万里の長城にラクダ

万里の長城になぜかラクダ
観光用なんだけどここは砂漠でもないし、何でラクダ?
あまり人気のない様で、ラクダさんもさびしそうでした



万里の長城見学終了
とっても感動でした。でもここ八達嶺長城は人が多すぎ。次回万里の長城へ来ることがあったら、別の入り口から万里の長城を見学してみたいです

行きと同じ路線バスで徳勝門へ
徳勝門からは地下鉄2号線で建国門駅へ
無事、青年之家旅館へ帰ってくることができました

夜は中国人高校生たちで宿は大賑わい
なんか修学旅行みたいで楽しかったです

明日はここ青年之家旅館に僕以外で唯一の日本人のMさんと、Mさんと同室に泊まっている中国人Tさんの3人で故宮に行くことにしました

MさんとTさんは二人とも女性。この宿で仲良くなったそうです
明日はこの北京旅行最大の目的地の一つ故宮へ。とっても楽しみです


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北京旅行記6 故宮(紫禁城)はやっぱりすごかった

3日目

昨日は万里の長城へ行ってきました
今日は北京の故宮博物院(紫禁城)へ行きます
一緒に故宮へ行くのは、同じ青年之家旅館に宿泊している日本人女子大生Mさんと、Mさんの友達の中国人女性Tさんです

青年之家旅館の最寄り駅である地下鉄建国門駅から1号線で天安門東駅へ
天安門をくぐった先にある午門が故宮の入場口です
天安門

午門で入場券(60元)を購入。さっそく入場
午門を通り抜けると太和門がありました

太和門

太和門の前には獅子の像が
太和門の前の獅子像

この辺りの様子は、日本の神社にある狛犬と配置が似ている

太和門をくぐると、大きな広場の向こうに太和殿が見えました
太和門から見た太和殿

とにかくスケールがでかい。さすが中国
やっとのことで太和殿の近くに到着
太和殿近くに到着

大和殿の中には昔の中国皇帝が座る宝座がありました
太和殿の宝座

金色に光っている椅子はとっても高い位置に
かなり偉い人が座ったんだろうなあ

太和殿を通り抜け先に進むと、中和殿が見えました
中和殿

中和殿を超えて、さらに進むと今度は保和殿がありました
保和殿

保和殿は太和殿にそっくり。写真で区別するには入り口上の青色の看板を確かめるしかなさそうです

ここまでが外朝。すでに故宮に入場して1時間以上経過したが、まだ故宮の半分どころか3分の1も見てません
本当に広い

外朝から内廷へ
内廷は外朝に比べると小さな建物が多い
実際に国としての業務を行ったりしたところのようだ
日本で言うと外朝と内廷は、永田町と霞ヶ関の関係??

内廷に入ると最初にあるのが乾清門
乾清門

ここから先は非常に多くの建物や門があるので、絶対に全部は見ることは不可能
気ままに歩いてみることにしました







いろんな中国らしい建物や庭園がいっぱいで感動です
やっぱり、1日で全部見ることは不可能です。それくらい広くて奥が深かったです

北京に行ったらぜひ故宮へ行ってみてください

故宮北門から退場
MさんとTさんはこれからショッピングへ行くとのこと
僕は故宮北にある景山公園の山に登って故宮を上から見てみたかったのでここでお別れ

夜に北京一の繁華街、王府井(ワンプーチン)へ行って食事に行こうと約束して、僕は景山公園に向かいました

次は、故宮の北にある景山公園です


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北京旅行記7 故宮全体を眺められる景山公園へ

3日目 つづき


今日は故宮博物院(紫禁城)に行ってきました
とっても広い故宮の見学終了後、故宮北門を出て、今度は景山公園へ行きます
故宮北門

景山公園は故宮のすぐ北側。公園内にある景山は約43mの高さで、故宮全体が見渡せるらしい

景山公園の入り口に到着。故宮北門の道を挟んですぐ反対側です
景山公園の入り口

景山公園入場料2元を支払い、入場
さっそく、景山登山へ。といっても、たった43m。ゆるやかな階段が続きます
景山の頂上へ向かう階段

約10分の登山で景山の頂上へ到着
頂上には万春亭という建物があります
景山の頂上にある万春亭

さっそく、故宮を見下ろしてみました
景山の万春亭から見た故宮

故宮は薄っすらとモヤが掛かっていて、はっきりと見ることはできませんでした。やっぱり、PM2.5の影響???

それでも、オレンジ色の屋根が整然と並ぶ故宮はとっても美しかったです
最初に故宮へ入場した天安門は遥か遠くです。故宮博物院の広さが感じ取れました

先ほど故宮から退場した北門も見えます
故宮北門

北門の前には人がいっぱい。蟻んこのように見えます
景山の頂上では、北京市街の景色を堪能することができました

景山を降りて行きます
先ほどとは違う道があるみたいなので、そちらを進みます
途中で、東屋を見つけました
景山の中間地点の東屋

 この東屋からの北京市街の眺めも良かったです

地上に降りてきました
景山公園には、景山以外にもいろんな中国式建物や庭園がありました
景山公園内の中国式建物

景山公園内の庭園

景山公園見学を終了
故宮に比べるとあっという間に見学できてしまいます
故宮全体や北京市街を上から眺めてみたい方はぜひ景山公園へどうぞ行ってみてください

景山公園の後は、故宮の周りにあるお堀を通ってみました
故宮のお堀1

故宮のお堀2

故宮の建物がお堀の水面に映され、とってもきれいでした
でも、お堀の水はあまりきれいではなさそう

地下鉄で建国門駅へ。宿泊している青年之家旅館へ戻りました
今日の夜は青年之家旅館に宿泊しているみんなで北京一の繁華街である王府井(ワンプーチン)へ出かけます


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